今春4月から始まるNHK朝の連続小説は、
『虎に翼』!
日本初の女性弁護士!後に女性で初めて裁判所長になった『三淵嘉子(みぶちよしこ)』をモデルに、
ヒロインは伊藤沙莉、
語りは、尾野真千子
主題歌は、米津玄師の「さよーならまたいつか!」

その主人公モデル『三淵嘉子』のゆかりの地でもある小田原板橋の『三淵邸・甘柑荘(かんかんそう)』を訪問。

ゆかりの地とは、初代最高裁判所長官・三淵忠彦の長男三淵乾太郎が夫のため。

三淵邸・甘柑荘(かんかんそう)

初代最高裁判所長官・三淵忠彦の別荘。

茶室を備えた屋敷には蜜柑・夏蜜柑・金柑などが植えられている。

三淵乾太郎・嘉子夫妻も一時期ここに住まわれた。


玄関に入ると、

床は杉丸太の割り板を敷き詰めた土間風!


玄関の天井は漆喰落としの数寄屋風!

中に入ると、昭和初期の雛人形


廊下には、昭和40代の木目込み雛人形

この後、偶然にも私一人!!!
一回り大きい大炉の囲炉裏で、
表千家による茶を点てて頂きました。

今年100才の裏千家前家元・千玄室さんの話をもちけたら、、、

「流派は異なりますが。。。」と前置きして、

「100才になっても茶を点てられることを、全国に身をもって教えくれた人!」、
「利休を超えた人!」
とおっしゃられた。

心に残る言葉!

美味しい串団子を頂いた後の茶は格別!

『大炉の囲炉裏を囲んでの侘びのひととき』
は素晴らしい時間でした。


ー ー ー ー ー ー

最後の訪問先は、昨年秋にオープンしたばかりのお店『薬膳喫茶KURA』です。
箱根板橋駅から徒歩3分の旧東海道沿いにある

『薬膳喫茶KURA』


この店のオーナーがこの店の佇まいについて説明してくれました。

看板建築

大正から昭和初期、富豪の方はいわゆる「普請道楽」と言ってハイカラな建築を競っていた。
和風文化に西洋文化を取り入れた大正ロマンあふれる建築。
正面から見ると1枚の看板のように平らのことから「看板建築」と呼ばれる。
なるほど、薬膳喫茶KURAの建物もよく見ると看板建築ですね!


畳の和室にアンティークなテーブル

この和室は数人での予約ができます。


書院造りの床の間
凄く繊細で文様が美しい!

和風廊下には洋風の漆喰天井
天井だけ見ると洋館です!

さてさて、
そんな趣きのある廊下で、薬膳ランチを注文。
薬膳料理とは中国医学の考えに基づいた食事とのこと。
これ見ると身体に優しそう!
ご飯は大豆ご飯でとっても美味しかった。

食後の飲み物にコーヒー☕もありましたが、
ここに来たら、
『体調に合わせて選ぶ薬膳茶』
6種類の中から自分の身体や心にあったものを選びました。
『安心茶』を注文です。

薬膳ランチと薬膳クッキー付き薬膳茶で、
今日の疲れを癒やしました。

今度は友人達と畳の和室でランチかな❗


ー ー ー ー ー ー ー 
 

今年の『おだわら雛の道中』は、これで終わりです。
マップとカメラを片手にすべて歩きました。

印象に残ったのは。。。

お店の中にある小さな雛人形
本屋「南十字」
西海子小路の茶室「雨香亭」
ういろう博物館
三淵邸・甘柑荘
薬膳喫茶KURA  など

最後まで読んで頂きありがとうございます✨

 ー 終わります ー