ヒグマ駆除に対してクレームを入れる人、今すぐやめてください

野生のヒグマは牧場にいる可愛いクマさんとは違います

獣です


  ヒグマが見つかると

ヒグマ発見の情報は、その日のうちに日時・場所などが市町村の関係各所に伝わる

ヒグマの個体が見つからなくても、ふんや足跡などの情報も同様に伝わる


学校は時には集団下校や保護者送迎、その地域の立ち入り禁止などの措置が取られる


ヒグマが出た地域は、安全が確認されるまでパトカーが定期的に巡回する

市民の安全のため、警察の人員が割かれるのである


ハンターはヒグマの駆除を依頼されると、命懸けでその任務にあたる

命懸けに見合わぬ薄給で


  人を襲ったクマは「悪い神」

北海道という自然と共生せざるを得ない環境において、ヒグマの駆除、ヒグマ狩りは明治以前から行われていた


アイヌ文化では人を襲ったヒグマは「ウェンカムイ」と言われ、悪い神になってしまったから狩るしかないと考えられていた


これは人を襲ったヒグマが「人はエサ」と学習してしまう、ということを経験則で理解していたからだと思われる


人馴れと懐くは違う


人里に来ることに抵抗が無くなったヒグマは、人里を「餌場」と見なす

ヒグマにとっての餌は、ゴミ捨て場、民家の畑や家庭菜園、家畜、そして…


  まとめ




クレーム電話を入れる前に、考えてください
その電話に意味はありますか?

ヒグマの被害を防いでくれるのは、市町村の職員、警察、ハンターの皆さんです

何もしない、何も知らない人が、私たちの安全のために頑張っている皆さんの仕事の邪魔をしないでください