月刊現代車 | Korea Economic News by KANI

Korea Economic News by KANI

韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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 <韓国メーカーの自動車輸出が減っているというニュース に続いて、中国市場で現代・起亜がシェアを落としているというニュースが入ってきました。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1435814660/492
492 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/10(金) 13:31:40.46 ID:jj43YqEP
現代・起亜車、世界最大市場の中国で販売急減 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/10/2015071001562.html

 現代・起亜車は先月、世界最大の自動車市場である中国市場での販売台数を大幅に減らした。

 10日自動車関連業界によれば、現代自動車の中国工場6月販売台数は6万台で、前年同月比30.8%減少した。起亜自動車は26.5%減少した3万8000台だった。

 現代・起亜車の販売不振の原因として、中国現地企業の価格攻勢と競争企業の価格引き下げ、主要車種陳腐化が挙げられる。

 反面、現代車と2位をめぐって戦うGMは、先月の販売が前年より0.4%増えた。メルセデス ベンツは38.5%増加した。日本企業も先月、中国で目につく成果を出した。トヨタとホンダは、それぞれ前年同月比41.7%と26.1%増えた。

 先月は中国自動車企業の販売も増えた。長城車は前年同月比4.7%増えたほか、吉利車は22%増加した。

 先月は現代・起亜車のシェアも7%台に落ちたという展望が出てきている。これは今年5月の8.9%に比べて低い数値だ。現代車は今年下半期、新型トゥサンと新型K5でシェア回復に出る予定だ。


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 <調印が終わり両国での批准を待っている中韓FTAでは、完成車市場は開放されませんでした。中国へ進出する自動車メーカーは、現地企業との合弁での生産という形態を取らされます。中国内で現代・起亜車の販売が落ちているということは、そっくり中国内での生産に影響するわけです。

 販売不振が長引くことになれば、ラインの整理や解雇という手段をとることも考えられます。これが容易に行える状況であるのかどうか。労組も恐ろしいですが、共産党も怖いですからね。

 一方、韓国市場では、相変わらず輸入車が販売を伸ばしています。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1435814660/197-198
197 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/06(月) 11:45:52.98 ID:XZbQn7Ka
MERSでも止まらぬ輸入車人気、6月販売史上最大の2万4275台 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/06/2015070601030.html

 今年6月、国内の輸入車販売台数が月間としては史上最大を記録した。MERS(中東呼吸器症候群)という悪材料があったが、輸入車会社の攻撃的マーケティングと物量確保が販売増加につながった。今年上半期の輸入車販売(11万9832台)も昨年上半期より27%以上多く、国内自動車市場で輸入車比率が拡大していることが明らかになった。

 6日韓国輸入自動車協会(KAIDA)によれば、6月の輸入車新規登録台数は前年同月比36.4%増加した2万4275台と集計された。MERSが本格的に国内に広がる前だった今年5月と比較しても、新規登録台数は32%も増えた。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201507/06/2015070600916_0.jpg
▲フォルクスワーゲンティグアン2.0 TDIブルーモーション。今年6月、国内で販売された輸入車で最も多く売れた。

 ブランド別の登録台数では、BMWが5744台で圧倒的な1位を達成した。フォルクスワーゲンは4321台で2位、メルセデスベンツは4196台で3位を記録した。アウディ(2150台)、フォード(1120台)、ランドローバー(825台)、ミニ(785台)、レクサス(727台)、トヨタ(711台)、プジョー(678台)、クライスラー(602台)、ポルシェ(479台)、ホンダ(464台)、日産(461台)、ボルボ(316台)、インフィニティ(254台)、ジャガー(253台)の順で集計された。

 排気量別の登録台数は、2000cc未満が1万3886台(57.2%)、2000cc~3000cc未満8176台(33.7%)、3000cc~4000cc未満1630台(6.7%)、4000cc以上557台(2.3%)だった。国家別ではヨーロッパが1万9863台(81.8%)で圧倒的に販売が多く、日本2617台(10.8%)、アメリカ1795台(7.4%)の順だった。燃料別ではディーゼル1万7292台(71.2%)、ガソリン6095台(25.1%)、ハイブリッド862台(3.6%)の順だった。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201507/06/2015070600916_1.jpg
▲国内輸入車販売推移

 購買類型別では個人購買が1万5107台で62.2%、法人が9168台で37.8%だった。

 6月に最も多く売れたモデルはフォルクスワーゲン ティグアン2.0 TDIブルーモーションで、1062台が販売された。フォルクスワーゲン ゴルフ2.0 TDIは1006台、BMW 520dは863台が販売された。

 韓国輸入自動車協会(KAIDA)ユン・テソン専務は、“6月の輸入車市場は各ブランドのプロモーションと物量確保、新車効果に力づけられて、史上最大の販売記録を立てた”と説明した。


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 <韓国自動車市場の月間販売データを見ますと、国産車が前年同月比11.5%増の13万5218台でした(MARKLINES) 。輸入車シェアはおよそ15%、現代・起亜の国内シェアはおよそ67%ということになります。

 韓国国内メーカーだけで見ると現代・起亜はほぼ8割のシェアを得ていますが、輸入車に押され気味であることは間違いなく、現代・起亜は本国防衛のために、史上最大の作戦を展開することになりました。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1435814660/494-495
494 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/10(金) 13:47:30.33 ID:jj43YqEP
現代車グループ、史上初の'毎月新車戦略'。下半期に'死活'かける 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2015071006431432163
http://cphoto.asiae.co.kr/listimglink/6/201507020859147005459A_1.jpg
現代自動車が9日発売した2016年型ソナタ ニューラインナップ

 現代車グループが下半期に、'毎月1モデル発売'戦略を展開する。低迷した内需市場の雰囲気を反転させるための戦略で、7月から毎月1車種ずつ新モデルを発売する。史上最大規模のマーケティングも進める。新車発売効果とともに実績改善の基盤を固める計画だ。

 10日現代車グループによれば、下半期の発売が確定したモデルは9日発売された2016年型ソナタをはじめとして、新型K5とアバンテフルチェンジ、新型スポーティジ、ソナタ スペシャル エディション、ハイブリッド専用AE、エクウス後続モデルの合計7種だ。

 現代車高位関係者は、"今年下半期には毎月1車種ずつ新しいモデルを発売するという方針をたてた状態"として、"今年のように短期間で新車を相次いで出すのは創社以来初めて"と説明した。

 具体的には、今月発売の2016年型ソナタと新型K5を始まりに、8月に新型スポーティジ、9月にアバンテフルチェンジの発売が予定された。引き続き10月にはソナタ発売30周年を記念したスペシャル エディション モデル、現代車ハイブリッド専用モデルであるプロジェクト名AEと、エクウスの後続モデルが11月と12月に登場する。

 各モデルに対する市場の期待も高い状態だ。2016年型ソナタの場合、現代車が史上最大の7車種のラインナップをそろえ、新型K5とスポーティジはピーター・シュライア現代起亜車デザイン総括社長の手で生まれ変わる。

 現代車がトヨタ'プリウス'をねらって製作中であるハイブリッド専用モデルも予定された。'親環境高効率'という現代車グループの中長期戦略を垣間見ることができるモデルで、輸入車など競争会社も関心を見せている。

 '会長様の車である'エクウスは、内装外観デザインはもちろんパワートレインまで全て変わる。現代車が開発した先端仕様が一気に採用される予定であり、現在の車名変更に対する議論まで進んでいる。

 下半期計画されたマーケティング戦略も、注意深く見べき課題だ。残った6ヶ月間に、現代車グループのマーケティング力のすべてを動員して、今まで見られなかった多角度営業戦略を展開するというのが、現代車高位関係者の説明だ。

 まずソナタ発売30周年を記念したプロモーション性格のイベントは年末まで続く予定で、8月には現代車が発売したソナタ全モデルを対象にした国内初の単一モデル モーターショーも計画した。業界初の'自動車テーマパーク'も下半期に公開する。ソウル大公園内渓谷広場近くに2045平米規模で建設が進められ、視覚障害(?)および家族単位の余暇活動にコンセプトを合わせて意味が大きい。この他、11月にはソナタ'スペシャル エディション モデル'を出す。1.6ターボ エンジンに7段DCTを装着した限定版だ。すでに5~6月に実施した無利子分割払いのような大々的なプロモーションも計画中だ。

 現代車関係者は、"残った下半期新車発売とともに多様なマーケティングまで並行、需要層を惹き付けることに集中する"として、"来年にはプラグインハイブリッド モデルを発売し、需要層多角化に適時に対応できずに指摘された部分を改善していく方針"と明らかにした。


(☆) <なるほど。月刊現代車だ。

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 <週刊現代車になったら、大日本雄弁会講談社からクレームが来るかも。

 上にリンクをつけておいたMARKLINESで国内メーカーの前年同月比を見ると、起亜が26.8%の高い伸び率を示している。昨年5月発売のミニバン「カーニバル」と、8月発売のSUV車ソレントの販売が好調だったためとあり、新車効果がはっきり現れたと言えるね。毎月の新車でこの効果を得ようというわけなのだけれど、いつまで続けられるのかという問題がある。

(☆) <マイナーチェンジしたり、オプションや装備を変更したり?

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 <それぐらいは、他のメーカーもやるだろう。毎月の新車発売は簡単に真似できないだろうけれど、現代・起亜もいずれは息切れする。積極攻勢でシェア奪回を目指すのはいいけれど、獲得できたシェアをどうやって維持するのだろうね。

 痩せても枯れても、そこは現代・起亜車。今年下半期のシェア奪回が大失敗に終わるとも思えません。しかし今年下半期に販売台数が増えたとしても、来年下半期に販売が落ち込んでしまったら、良くても需要の先食いという批判が出てくるでしょうし、図に乗ってラインを拡張していたりしていたら、目も当てられないことになります。この大勝負、一人相撲で自滅という結末も考えておいたほうがよさそうです。


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