韓国経済、順調な落ち込み | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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 <ちょうど上半期が終わったばかりというタイミングだからでしょうか。不景気なニュースばかりです。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1435814660/73-74
73 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/03(金) 16:53:05.21 ID:aSZ7Fr2v
バックする自動車輸出、上半期'マイナス'走行 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2015070308234084023

 今年上半期、国内完成車メーカーの輸出台数が大きく減っていたことが分かった。新興市場での競争が激しくなっているうえ、自動車産業成長の勢いまで鈍化しているためだ。第2四半期以降は、円安を前面に出した日本企業の攻勢も影響を及ぼしたと分析される。

http://cphoto.asiae.co.kr/listimglink/6/2015070308234084023_1.jpg
2015年上半期、国内完成車メーカーの輸出は合計155万1982台で、前年同期比3%減少した。

 3日、韓国自動車産業協会によると今年1~6月の国内完成車メーカーの輸出台数は合計155万1982台で、昨年の同じ期間と比較して3%減少した。

 メーカー別では、ルノー三星を除いたすべてで輸出台数が減った。現代車は上半期に60万2566台を輸出し、前年比3.8%減少したほか、起亜車も6.1%減った61万1304台に終わった。特に起亜車は乗用車(-5.9%)だけでなく、商用車の輸出まで8.6%も落ち込み、全輸出台数に打撃を与えた。ただし自動車需要が減ったために、輸出シェアはそれぞれ昨年に近い39%と41%を記録した。

 韓国GMも8%近く急減した。25万台以上を輸出した昨年上半期とは違い、今年は7.7%減った23万5163台に終わった。全輸出シェアでも第1四半期に続いて15%を越えることができなかった。

 最も大きな打撃を受けたのが双龍車だった。ロシア輸出が行き詰まり、2万4168台の輸出で前年同期40.6%という記録的な減少幅を見せた。双龍車は第1四半期にも40%台の急減を記録した。しかし双龍車は、戦略モデルであるティボリで6月からディーゼル モデルの追加出荷が始まり、ヨーロッパおよび中国などグローバル戦略地域での発表が始まっていることから、下半期には回復傾向を示す展望だ。

 反面、主力車種である日産ローグを委託生産しているルノー三星だけが、193%という爆発的な輸出増加傾向を見せた。上半期輸出は7万5732台で、2万5765台だった前年同期に比べ3倍を輸出した。

 輸出台数が減った背景には、世界的な自動車市場の成長鈍化がある。韓国自動車産業研究所によれば、今年の世界自動車市場成長率は3%台で、4~5%台を維持した2011年と比較して大幅に低下した。

 円安による日本メーカーとの競争、ルーブル暴落と景気低迷が続いているロシア市場での輸出打撃など、国家による影響も少なくない。現代車がロシア市場で現地生産販売に注力し、双龍車はロシアではなく西ヨーロッパで活路を見出しているのが代表的だ。

 業界関係者は、"上半期は国内完成車メーカーの生産販売がマイナス成長から抜け出せずにいるところに、海外市場での不安要素も続いているだけに、委託生産を受け持っているルノー三星を除いたメーカーの輸出減少は、当分続く展望"と明らかにした。


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 <韓国自動車メーカーとされているもののルノー三星は三星グループから離れていて、ルノー日産の世界的生産網の一拠点に地位を下げつつあります。日産車の委託という表現をとっていますが、実態とは違っている気がします。

2015年上半期韓国自動車メーカー輸出台数(前年同期比)
現代       60万2566台(-3.8%)
起亜       61万1304台(-6.1%)
ルノー三星    7万5732台(193%)
韓国GM     23万5163台(-7.7%)
双龍        2万4168台(-40.6%)

(☆) <日産ローグがなかったら、ルノー三星はどうなっていたんだろ。

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 <昨年の報道を検索すると、5年間にルノー三星が年産8万台を生産するとなっている。半年で4万台だとすると、ローグの生産がなかったら(電卓ぽちぽち)、ほとんど横ばいか、ややマイナスってところだな。

 記事原文のまま「ローグ」にしているけれど、日本国内では「エクストレイル」として販売されている。こういうニュースがあった。

日産、福岡で米国向けSUV生産へ 来春から  【朝日新聞デジタル 2015年6月24日】


(☆) <円安のお陰で、日本で製造して北米に輸出しても採算が合うって。

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 <ルノー三星への委託(?)が打ち切られたり減産させられるのかは分からないけどね。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1435814660/77
77 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/03(金) 17:33:58.25 ID:aSZ7Fr2v
上半期国内携帯電話販売800万台 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2015070310265883543

 今年上半期の国内スマートフォン販売が800万台水準に止まり、携帯電話メーカーに非常事態になった。昨年10月の端末流通構造改善法施行以来スマートフォン販売価格が高まったうえに、景気不振などが重なって市場が大きく萎縮したと分析される。

 3日移動通信・電子業界によれば、今年上半期の国内スマートフォン市場の全販売台数は800万台(消費者実売基準)前後水準に留まったと把握された。月間では120万台から150万台を記録した結果だ。

 未来創造科学部によれば、国内の携帯電話販売台数は2011年の2598万台から、2012年2359万台、2013年2095万台、昨年1823万台のように次第に減っている。国内携帯電話市場の大半をスマートフォンが占めているという点から、今年の販売台数は昨年より200万台ほど減った、1600万台前後に留まる可能性が高い。

 さらに利益率の高いプレミアム スマートフォンではなく、普及型スマートフォンの比率が高まっているという点も、メーカーには悪材料だ。KT経済経営研究所によれば、昨年1~9月には6%に留まっていた低価格(34万5000ウォン未満)スマートフォン販売率が、法施行後には18%に増加した。出荷価格31万9000ウォンの三星電子'ギャラクシーグランドマックス'は1月の発売以来、販売台数ベスト5に入っている。

 反面、プレミアム スマートフォン市場は半分になった。年1200万台に達した国内プレミアム スマートフォン市場規模は、法施行後から年600万台水準まで急減した。昨年上半期に全市場販売の70%以上がプレミアム端末だったが、昨年10月からは急減して、今年上半期には30~40%水準まで落ちた。

 このような状況から、三星電子やLG電子などメーカーは絶対販売台数を引き上げるために、普及型スマートフォン新製品を相次いで発売している。LG電子は先月25日、SKテレコム専用30万ウォン台'バンド プレー'を出したほか、三星電子もまもなく新しい普及型モデルを国内市場に追加発売する計画だ。

 しかし業界は、凍りついた市場状況を改善するには力不足だと見ている。業界関係者は"市場規模が大きく縮小したうえに、利益率が高いプレミアムフォンの比率も大幅に減っていて、メーカー・移動通信会社の両方から病む声が出ている"として、"国内メーカープレミアムフォンの実売価格が法施行前より高くなり、国内消費者のプレミアムフォン購入選択の幅が減り、消費者にも良くない状況"と話した。


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 <こちらも数字を抜き出します。

韓国国内携帯電話販売台数
2011年 2598万台
2012年 2359万台
2013年 2095万台
2014年 1823万台
2015年 1600万台(見通し、上半期実績800万台)

(☆) <うわww

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 <さらに台数だけでなく販売単価も下がっていることが問題だ。記事にある端末流通構造改善法は、メーカーやキャリアから販売店への過剰な補助金支給を制限して、下等過当な競争を防ぐことが目的だった。消費者側には補助金がいくらなのかは関係なく、携帯電話(スマホ)の価格はこんなもんだという認識が生じていたわけだね。

 キャリアからの補助金は通信・通話料金を源泉にしているから、結局消費者が負担することになるのだけれど、店頭価格が値上がりしたと感じることも間違いない。さらに景気の落ち込みもあって、普及型や低価格のスマホに需要がシフトしていると考えられる。普及型や低価格とは言っても、基本性能が特別劣るということもないから、メーカーとしては苦しいよね。

(☆) <高性能って言っても、全部ギリギリまで使うわけじゃないしね。

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 <それと、中国メーカーが韓国市場を狙う動きもある。中韓FTAの調印が終わり、両国内での批准を待つところまで進んだけれど、なにもかも中国に飲み込まれてしまうかもしれないね。


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