金融監督院、銀行へリストラを勧告 | Korea Economic News by KANI

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ミ( ゚w゚)彡 <銀行は一企業に過ぎません。ただしその経済全般で果たす重要な役割から、事業構造、財務状況、コンプライアンスまで厳しい監視を受けます。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1374825867/312-314
312 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2013/07/31(水) 18:50:34.31 ID:vIh0FTCW
金融監督院"銀行支店統廃合しろ"、構造調整の'激しい風'吹く(総合) 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/07/31/2013073103107.html

 金融監督院が今年に入り、収益が急減した銀行に、営業費用縮小のための支店統廃合と縮小を勧告した。銀行の支店統廃合など構造調整計画に直接関わるということだ。これまで金融監督院が支店統廃合など費用削減問題を金融機関の自主判断に任せてきたという点からすると、今回の勧告事項は事実上指示に近いわけだ。

 今年に入って銀行業界の収益が、昨年より30~40%減少を見せていることから、このような収益性悪化が銀行健全性にも悪影響を与えることになると判断して、先制的対応に出たのだ。特に下半期に支店を縮小する計画がなかった銀行まで一部支店を構造調整しなければならないほか、新規出店計画を縮小するなど大規模な構造調整の‘激しい風’が吹くものと見られる。

◆金融監督院“経費節減・経営合理化しなさい”
 金融監督院は都市銀行18行に対し、6月末現在の赤字店舗数と赤字規模など現況を報告を求め、下半期支店運営計画を提出するように要請した。

 金融監督院関係者は“数年間におよび赤字状態にある支店は、経費を損ない、ある地域に店舗数が多ければ銀行間・支店点間の過剰競争問題もある”として、“収益が減り続ければ、銀行健全性にも悪影響を与える恐れがあるだけに、経費を減らして経営合理化をしろとの意味”と説明した。

 これは、チェ・スヒョン金融監督院長が収益が急減している銀行を狙って、"赤字店舗を減らして経費を削減したり、新たな収益源を探さなければならない"と注文したことによるものだ。25日に金融持株会社最高経営者(CEO)と会った席でもチェ院長は、実績に連係した成果補償(成果給)体系確立、赤字店舗整理、重複費用削減など経営革新を強調した。

 金融監督院の集計によれば、国内都市銀行18行が全国で運営する店舗は約7700店あまりで、このうち約900店が昨年赤字を記録した。

 金融監督院関係者は“地方銀行支店を閉鎖すれば直ちに預金者に悪影響を及ぼすが、最近新設された支店は実績が振るわない場合が多く、このような部分を勘案して構造調整を誘導するもの”として、“予定どおりならば26日までに下半期支店統廃合計画を出さなければならなかったが、上半期決算などで一部銀行がまだ提出できない状態”と話した。

 ただし金融監督院は、支店統廃合を強制的に指示することはないという立場だ。ある金融監督院関係者は“赤字店舗でも銀行が戦略的に維持するべきだとすれば、その部分に対して説明すれば良い”と話した。地方店舗や新設店舗の場合は、収益が少なかったり損失があっても預金者の便宜などを考慮して、問題視しないということだ。

◆実績‘半分’になった銀行、構造調整に‘必死のあがき’
 今年上半期の主要銀行の実績は‘アーニングショック’そのものだった。KB金融持株の今年上半期純利益は5750億ウォンで、前年同期比50.3%(5816億ウォン)減少した。第2四半期純利益は1635億ウォンに終わったが、これは昨年同期より70.1%急減したものだ。

 ハナ金融持株の今年上半期当期純利益は5566億ウォンで、前年同期比63.6%も減った。第2四半期純利益も2669億ウォンに終わった。新韓金融持株は発表された持株会社の中で唯一、上半期純益が1兆ウォンを越えて相対的にファインプレーしたという評価を受けたが、これも前年同期比29%減少した数値であった。第2四半期純利益も昨年より12.1%減少した5553億ウォンに終わった。

 銀行は店舗閉鎖と統合にともなう営業現場職員の士気低下などを憂慮しているが、最近発表した上半期実績を勘案すれば大規模構造調整が避けられないという立場だ。これを受けて銀行は金融監督院の要求により、支店統廃合と縮小など構造調整に着手した。

 今年上半期に14支店を縮小した新韓銀行は、今後の支店統廃合計画を金融監督院に提出した。ハナ銀行は支店を25減らし、3支店を新設して、下半期に22支店を減らすことにした。国民銀行は上半期に6支店を統廃合しながら11支店を新設して5店舗増えた。下半期にはさらに4支店を縮小するという計画だ。

 上半期に15支店を整理したウリ銀行は、下半期には新規と閉鎖の支店数を5~6支店で増減を減らすことにしているた。外換銀行は1日に8支店を統廃合して、年末までに中小企業が密集している工業団地地域に支店3ヶ所を追加で開設する予定だ。

 NH農協銀行は今年上半期にPBセンター7ヶ所を閉鎖して、関連業務を営業本部のWM支援団へ移転するなど総9支店を縮小している。しかし一部銀行では、半期決算と人材再配置計画などを考慮して、提出期限を延長してほしいと金融監督院に要請した。

 支店統廃合以外にも、銀行は本点組織を縮小、営業店に再配置して収益性悪化に対応するという計画だ。都市銀行のある関係者は“本店人材を減らす代わりに営業現場へ再配置して、支店構造調整による営業力低下を減らそうとしている”として、“金融監督院の勧告がなくても営業環境が大きく悪化していて、これに対する対応策用意が必要な状況”と説明した。


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ミ( ゚w゚)彡
 <理由は十分理解できるのですが、当局がここまでやるのはやりすぎな気がします。

 韓国ではIMF危機とも呼ばれるアジア通貨危機のトラウマから、外貨準備高や銀行の外貨輸出入状況、プライマリーバランス(政府財政均衡)維持に強くこだわっています。先日の政策銀行経営悪化の記事で、今後の資金調達が難しくなる(=借り入れ金利が上昇する)可能性を指摘しましたが、韓国の他の銀行までそろって経営が悪化してしまっては、輸出依存度の高い韓国経済の致命傷にもなりかねません。当局が必死になるのも理解できます。

 さて、リーマンショックから始まる世界的な不景気はどのように収束へ向かうのでしょうか。韓国はアジア通貨危機で大打撃を受けましたが、米国ではちょうどITバブルが始まり、さらにサブプライムローン乱発による住宅バブルへと進んでいた時代です。このような兆しは今のところ見られません。FRBの超巨大な金融緩和とアベノミクスで、ようやく向かい風が弱まってきたという程度でしょう。

 最近ますます不安が高まっている中国も無視できません。韓国の輸出の1/4弱は中国向けです。また、中国経済が維持され続けたとしても、中国では部品輸入を減らし、素材段階から国内生産する方向を目指しているため、この分野でも韓国企業は苦しくなっていきます。創造経済はもう間に合いません。ビーチで思い出にひたっている暇はありませんよ。大統領。



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