QE4(事実上)で韓国経済はどうなる | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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朝のエントリー でもお伝えしたとおり、今日もウォン高が進行し、年内最高値を更新しました。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1355301699/84
84 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/13(木) 16:32:49.72 ID:TAO3kfqV
為替レート、米第4次量的緩和で1070ウォン'目前'。1073ウォンで終了 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/13/2012121301892.html

 ウォン為替レートが連日急上昇して、四日連続で年内最高値を更新した。10日に1080を突破してから3日で1070を目前にするほど上昇が急だ。

 13日ソウル外国為替市場で米ドルに対するウォン為替レートは、前日より2ウォン高い1ドル1073ウォンで取引を終えた。終値としては昨年9月7日(1071.8ウォン)以降15ヶ月ぶりの最高値だ。
 この日為替レートは、3ウォン高い1072ウォンで取引が始まり、午前9時15分には1071ウォンまで上昇したことから、1070ウォンも突破するのではないかとの憂慮も出てきた。

 このような為替レート上昇の背景には、12日(現地時間)米国連邦準備制度理事会(FRB)が発表した、事実上の第4次量的緩和(QE4)がある。FRBは低金利基調を維持して、来年1月から毎月450億ドルずつ長期債を買い入れすることを決めたと発表した。米国の追加措置によりドル流動性が国内外国為替市場へ大挙流入するという期待感により、為替レート上昇幅が大きくなった。

 前日の北朝鮮の長距離ミサイル発射にともなう影響は、ほとんど解消された雰囲気だ。外国人が国内有価証券市場で着実に買い越しを見せ、この日コスピ指数は2000を突破した。終値でコスピ指数が2000を越えたのは、今年9月24日(2003.44)以来になる。

 チョン・スンジ ウリ先物研究員は、"1070ウォン線を突破されると1050ウォン台に進入する確率が高まるので、当局としては負担になるだろう"として、"スムージングオペレーション(微細調整)と3種セット以外の規制策を通じて、為替レート上昇を防ぐ試みに出るだろう"と話した。

 この日コスピ指数は機関が売り越しを見せたが、外国人の買い越しにより前日より27.33ポイント(1.38%)上がった2002.77で取り引きを終えた。米ドルに対する日本円為替レートは午後3時24分現在0.78円安い83.65円、ユーロ為替レートは0.0047ドル安い1.3082ドルを記録中だ。

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<本日韓国銀行(中央銀行)は月例金融通貨委員会を開き、基準金利(政策金利)年2.75%維持を決定しました。正直ワタクシもすっかり忘れていたのですが、多くの専門家や市場関係者が金利維持を予想していたこともあって、市場の反応は薄いものだったようです。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1355301699/52
52 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/13(木) 10:36:36.72 ID:TAO3kfqV
韓銀金融統委、基準金利年2.75%で凍結(総合) 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/13/2012121300867.html

 韓国銀行金融通貨委員会は、基準金利を現行の年2.75%で凍結した。

 金融統委は13日に12月定例会議を開き、基準金利を現行年2.75%で維持することに決めたと明らかにした。金融統委は今年7月と10月の2回、金利を0.25%ポイント引き下げた後2ヶ月連続で金利を凍結している。

 この日の金利凍結は、輸出が2ヶ月連続で増加するなど一部景気指標が改善される姿を見せていて、国内外経済条件変化をもっと見守る必要があるという判断に従ったと分析される。
 最近の景気状況は少しずつ改善されている。米国と中国などの景気が多少回復傾向を見せているほか、10月と11月には我が国の輸出が2ヶ月連続増加し、10月の生産も多少改善された。このような景気改善傾向と今年すでに2回行った金利引き下げの効果を、もう少し見守る必要があるという意見だと見られる。

 米国の財政の崖問題をめぐる不確実性など、国外経済条件の変化を見ながら、新政権発足にともなう経済政策変化などを考慮して政策余力を備蓄する必要があるという点も、金利を凍結した理由の一つだ。19日に大統領選挙を控えていることも、金利調整に負担になったものと見られる。

 しかし来年の景気は今年同様に厳しいという展望が台頭していて、来年初めの金利引き下げ可能性は依然として消えていない。

 朝鮮ビズ(chosunbiz.com)は先週、金融統委定例会議を控えて経済・金融専門家20人を対象に質問調査した結果、19人(95%)が基準金利を現行2.75%で凍結すると展望した。来年初めの金利引き下げの可能性に対しては、専門家の50%が同意した。

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<韓国銀行のキム・チュンス総裁は基準金利発表後の記者会見で記者の質問に応え、FOMCの決定に、「米国は他国に直・間接的に大きな影響を与える」、「通貨政策を簡単、明瞭に提示したということは、FRBの意志を見せたものと解釈される」と評価するとともに、為替レートに関しては「基本的に為替レート水準自体は、市場ファンダメンタルから大きく外れることはないと予想する。今後、韓国ウォンの価値の急激な変化には当局として適切な措置を取るだろう。新たな規制については現在言及する立場にない」と答えました。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1355301699/73-74
73 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/13(木) 13:28:08.57 ID:TAO3kfqV
キム・チュンス総裁"為替レート急変動時には措置を取る" (総合) 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2012121312322460567

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<韓国に与える影響について、金融緩和が続くことでドル安ウォン高が続くとの見方で一致していますが、株式市場に与える影響に関しては意見が分かれています。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1355301699/92-93
92 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/13(木) 17:48:41.68 ID:TAO3kfqV
米国追加浮揚策発表。韓国証券市場への影響は 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121213/51566184/1

 米国中央銀行である連邦準備制度(FRB)が、事実上'4次量的緩和(QE3)'を決定し、景気回復への期待感を高めた。FRBの今回の措置は、国内株式市場で外国人の買越しが続く肯定的な効果を産むと展望された。しかし、ウォン高を考慮すると、国内証券市場に及ぼす影響は制限的だという分析も出ている。

◇"外国人買収拡大し、コスピ上昇続く"
 FRBは11~12日(現地時間)に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議で、来年1月から毎月450億ドル規模の国債追加買い入れを決めた。これでFRBは9月の400億ドル買い入れ決定に上乗せして、毎月850億ドル規模の債権を買い入れることになる。また、2015年半ばまで超低金利(0~0.25%)基調を維持して、最近7~8%水準にとどまっている失業率を6.5%水準まで低くすることにした。

 FRBの量的緩和拡大が決定された直後であるこの日、外国人は国内証券市場で買収幅を拡大した。午後1時20分現在、外国人は2千363億ウォンの買い越しを見せた。前日の取引終了後に集計された買い越し額(2千98億ウォン)よりも多い。外国人は今回のFOMC会議で追加量的緩和措置が発表されるという展望から、この日まで11取引日連続で買い越しを続けてきた。
 中国政府の来年景気浮揚期待に加えて、FOMC決定後に外国人の買い傾向拡大が展望されたことから、コスピは上昇を見せ、この日三星電子は取り引き時間中に一時152万9千ウォンまで上がり、52週間最高値を更新した。

 ハナ大韓投資証券によれば、買収主体に米国系が増加している。チョ・ヨンヒョン研究員は"最近、米国系資金の流入規模が拡大している"として、FRBの追加量的緩和が決定されたことから、年末まで外国人の買い傾向が続くと展望した。

◇"ウォン高がコスピ上昇を制限する"
 しかし、FRBの決定によって、コスピの上昇の制限されることもあるという分析も出てきた。米国中心の流動性供給が韓国ウォン高を深刻化させ、長期的に国内経済に悪影響を及ぼす恐れがあるためだ。

 最近ソウル外国為替市場で米ドル・ウォン為替レートは、FOMC会議を控えて連日ウォン高が続いた。12日には14ヶ月間最高値で取引を終え、13日もウォン高傾向は続いて1,070ウォン線を威嚇した。

 輸出中心国家である韓国経済でのウォン高の拡大は、国家経済に打撃を与えることになる。韓国貿易協会国際貿易研究院が先月発表した内容によると、続くウォン高により第3四半期の国内企業の輸出採算性指数は、昨年同期に比べ1.3%下落した。ウォン高が本格化した10月には、指数は前年同月比8.1%も急落した。
 韓国貿易保険公社の最近の調査結果では、輸出中小企業は1ドル1,102ウォンが、大企業は1,059ウォンが損益分岐点だと明らかになった。

 ここに米国の財政の崖交渉展望が不透明な点も、米国の景気浮揚によるコスピ上昇効果を相殺している。米国政界で対話が進められているが、前日にはジョン・ペイノ下院議長が、財政の崖交渉がクリスマス連休前の妥結は困難だと明らかにしたことから、市場を不安にさせた。

 新韓金融投資ユン・チャンヨン研究員は、"FRBの追加量的緩和は、韓国をはじめとする新興国の通貨価値を高めて輸出回復を遅れさせることになる"として、国内景気回復に障害になり得ることを示唆した。

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 <景気浮揚効果を生まない金融緩和によりドル安が進み、輸出が回復しないことを恐れるのも当然といえば当然です。世界的に景気が回復すればこれも杞憂で済みますので、結局は米国の(FRBの)意志次第ということになります。

 韓国経済は国外から資金を集め、設備投資をして利益を生まなければならない宿命を負っています。このため韓国は金利を常に高く維持する必要があるのです。日米欧と揃って金利が下がっている現状は、そのまま先進国市場の景気が悪いことを意味します。韓国企業は世界的に景気が落ち込んでいるのに、そのなかで高い金利に見合った利益を出し続けなければなりません。
 「韓国も景気が悪いニダ」と、金利を引き下げられれば簡単なのですが、それをやると一気に国外資金が
引き上げられてしまいます。意地でも貿易黒字を出し、輸出企業は利益を出し続けない限り、外貨枯渇
という地獄が韓国を襲うことになるのです。
 新大統領が決まるまで一週間を切りました。どこまでこの意地を張り通すことが出来るのか、新大統領の手腕に注目が集まります。


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