落ち着け!!と叫ぶやつが、一番慌てている。 | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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ミ( ゚w゚)彡 <スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、70年間最高位を評価していた米国債を1段階格下げすることを発表しました。債務上限引き上げ問題による混乱も落ち着かないうちに発表された格下げに、週明けに備えて各国金融当局は緊迫した週末を送っています。まずは金曜日の、今となっては間抜けな報道から見て行きます。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1312111147/445
445 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/08/05(金) 08:03:44.33 ID:KQrK3OQA
韓国の実体経済、堅調な成長続く 【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/news/20110805000004

 米国の景気二番底観測、イタリアの債務不履行(デフォルト)懸念などが浮上する中、韓国の実体経済は堅調な成長を続けている。成長をけん引する輸出だけでなく、今後の景気動向を示す景気先行指数、製造業の稼働率、雇用などすべての経済指標が緩やかに改善している。
 7月の輸出は、月次ベースで過去最高となる500億ドルを超えた。地域別では対米輸出が前年同月に比べ1.9%増えたが、対欧州連合(EU)輸出は当初の懸念通りに8.7%落ち込んだ。一方、新興市場向け輸出は、東南アジア諸国連合(ASEAN)が47.7%、中南米が32.6%など大幅に増加した。品目別では石油製品(89.2%)、鉄鋼(72.5%)、石油化学(41.5%)、自動車(23.9%)、家電(21.3%)、携帯電話(10.2%)など主力業種が軒並み2けたの伸びを示した。このため、世界景気が大きく腰折れしない限り、輸出は新興市場向けを中心に伸び続けるとの見方が優勢だ。
 上半期に不振だった半導体も、8月以降は価格下落が一段落するとの見方が出ている。未来アセット証券、キウム証券などの半導体業界アナリストは「台湾、日本の半導体メーカーが本格的な減産に入った上、下半期は感謝祭、クリスマスなどを控えているため、半導体需要が伸びに転じる見通しだ」と分析した。
 専門家の多くは、米国の景気の二番底やイタリアの債務不履行など大きな危機が現実となる可能性は低いとみている。上半期に世界経済の不安要素だった原油価格上昇や東日本巨大地震による生産、部品調達への影響が、下半期には緩和するとみられることもプラス要因だ。サムスン経済研究所、LG経済研究院など大企業系のシンクタンクは、米国の二番底懸念にもかかわらず、現時点では「世界経済が下半期に入るにつれ、回復基調を強め、韓国経済も成長を維持する」とのこれまでの見方を維持している。

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ミ( ゚w゚)彡 <このときはワタクシも、『「輸出が伸びている」以外の具体的数値なし。利益なき繁忙なのでは?』にツッコミをとどめていましたが、外国人の売り浴びせにより、この日韓国株価指数(KOSPI)は4日連続の下落の結果2000の大台を割り込み、KOSDAQも500割れになるなど、株式市場は緊張に包まれました。そして当日から金融当局など政府は対応に乗り出します。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1312534531/7
7 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/08/06(土) 08:51:38.71 ID:QX/j5nnw
政府、7日経済金融状況会議開催…市場点検強化 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/05/2011080501425.html
 米国の景気後退の可能性から株価が急落し、為替レートが急騰(韓国ウォン価値下落)するなど金融市場が混乱していることから、政府は5日緊急状況点検会議を開いて事態対応に乗り出した。また政府は、7日には果川(クァチョン)政府庁舎で企画財政部と韓国銀行、金融委員会、金融監督院の副機関長が出席する経済金融状況会議を開き、米国動向など状況を点検して今後の対応方向を議論する予定だ。
 財政部は午前9時30分、経済政策局、国際金融局、国庫局などの主要幹部が、イム・ジョンリョン第一次官が主宰する会議を開いて、外貨流動・為替レートなど対外部門をはじめとして、株式・債権市場など国内外金融市場状況をリアルタイムでモニタリングする、終日点検体系を構築することにした。
 金融委員会と金融監督院も5日午前、緊急の金融合同点検会議と緊急幹部会議を開催して、資金市場チーム・外国為替市場チーム・資本市場チームなどチームを分けて、金融市場動向を点検して対応方案を用意することにした。金融当局はまた、現在金融委事務局長中心に構成されている緊急金融合同点検会議を、金融委副委員長が主宰するものに格上げして運営することにした。その他にも金融当局は、金融業務協議会・通貨市場安定協議会を通じて、韓国銀行・企画財政部など関係機関との協力・対応体系を強化することにした。
 韓国銀行もこの日、ジャン・ビョンファ副総裁主宰で緊急内部会議を開いて、金融市場点検に出た。会議にはジャン副総裁をはじめ、政策企画局長・金融市場局長・国際局長・調査局長など関連局長が全員出席した。
 各政府当局は、最近の金融市場混乱が米国景気後退の憂慮から始まった、心理的不安によるものという認識の下、不安心理を安定させることに注力した。
 財政部はこの日会議を終えた後に出した資料で、“最近の金融市場不安は、米国ダブルディップおよびヨーロッパ財政危機拡散憂慮など不安要因に起因するもので、開放化された私たちの経済特性上、世界状況によって短期的に影響を受ける可能性がある”としつつも、“私たちの経済は基本的に良好な景気の流れに乗っていて、財政健全性と十分な外国為替保有額、多角化された輸出市場などを考慮すると、過度に不安に思う理由はない”と明らかにした。また、米国景気後退の可能性にともなう国内金融市場混乱を最小限にとどめる努力も強化することにした。金融委関係者は“海外IR等を通して海外投資家を対象に国内経済ファンダメンタル(基礎体力)の健全性を説明するだろう”と話した。

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ミ( ゚w゚)彡 <日本をあげつらって楽観視しているのかと思いきや、もしかしてコレは日本ですら抗えない流れだと暗に示しているのだろうかという記事もあります。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1312534531/62-63
62 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/08/06(土) 17:57:06.48 ID:QX/j5nnw
日本、外国為替市場介入'一日天下' 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/05/2011080501832.html
 日本政府が円高を食い止める行動に出たが、効果は一日天下に終わった。
 日本財務省は4日午前、東日本大地震以後初めて日本円を放出して、数時間後に日本銀行(BOJ)は通貨政策を緩和した。財務省とBOJの共助で日本円価値はすぐに3%近く落ちた。しかし効果は一日で終わった。米国の景気後退恐怖が全世界の金融市場を支配して、投資家が‘安全資産’である日本円に逃避したためだ。当局の介入から一日後には、日本円はまた強気を見せた。
 専門家はヨーロッパの財政危機、米国の景気後退のような大型悪材料が持ちこたえている以上、日本円需要は変わらないと見ている。実際にここ一年間、日本当局が介入しても、まもなく日本円価格は毎度ばねのように跳ね上がった。

◆最近1年間三回介入したが…為替レート毎度元の位置
 過去1年間、日本は三回にかけて外為市場に介入した。昨年9月、日本当局は対ドルで円為替レートが15年ぶりに最高値の82円台まで下落したため(日本円価値上昇)、2004年以来6年ぶりに外為市場に日本円を放出した。以後日本円為替レートは86円台まで上がったが、二ヶ月後には介入前の水準の82円台に復帰した。
 二回目の介入は、東日本大地震が発生した今年3月になされた。大地震直後に日本円為替レートが史上最低値の76.25円に落ちたことで、日本当局は同月18日に主要7ヶ国(G7)と協調して外為市場に介入した。介入が効果を発揮して日本円の為替レートは4月には85.49円まで上がった。しかしその後、ギリシャを中心にヨーロッパ財政危機が再浮上したことで日本円為替レートはまた後退し始め、1日には76.30円まで落ちた。介入以前の水準まで後退したのだ。
 日本財務省は結局、4日に国際的な共助なしで単独で外為市場に日本円を放出したと明らかにした。また同日午後BOJは、財務省の外為市場介入効果を極大化するため、資産買い入れ規模を10兆円増額することに決めた。日本言論によれば財務省の日本円放出規模は、史上最大の4兆円水準と推定される。
 しかし今回はタイミングが良くなかった。この日に続いて始まったニューヨーク証券市場では、景気後退憂慮で4~5%の急落傾向を見せて、全世界的に安全資産選好心理がより一層強くなったためだ。これに伴い日本円需要が増えたことで、介入当日80.25円まで上がった日本円為替レートは5日、再び78円台に落ちた。

◆不確かな米経済…円高持続不可避
 ブルームバーグによれば住友トラストアンドバンキングのセラ・アヤコ戦略家は、“日本当局の介入はひたすら時間を稼ぐだけにに過ぎない”として、“日本円価値が上がるのは米国経済の基礎体力に対する憂慮のため”と話した。
 日本の代表的外為専門家の榊原英資前日本財務相も、“介入を通じて日本円価値上昇を防ぐことはできない”として、”米国が攻撃的に通貨政策を緩和している以上、ドルは劣勢を見せるほかはなくて、これにともなう円高は避けられないだろう”と話した。榊原前財務相は、円高を阻止するためにはBOJが通貨政策をより一層緩和する必要があると付け加えた。
 米国中央銀行が6月末まで二回にわたって量的緩和(市中に金融を緩めること)を実施したが、経済状況は好転の兆しがない。米国経済を支える消費の根源である雇用がずっと振るわないうえに、最近製造業と消費指標でも警告音が鳴っている。専門家は米国の経済成長率展望値をずっと低くする傾向だ。3日にJPモルガンチェイスは、今年3分期の成長率展望値を1.5%(年率)に1%ポイント下方調整した。ゴールドマンサックスは6月、"来年末まで米国の分期別経済成長率展望値を0.5~1%ポイントずつ下方調整する"と話した。今年第2四半期米国の経済成長率は1.3%、1分期成長率は0.4%であった。

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ミ( ゚w゚)彡 <そして金融委員長は、一種の国家存亡の危機だとして、外貨流動性確保に全力を挙げることを明らかにしています。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/asia/1312534531/88-89
88 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2011/08/07(日) 08:01:56.70 ID:D1A7v9sh
キム・ソクトン"外貨流動性は国家存亡の問題" 【聯合ニュース 朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/08/07/2011080700024.html
 金融市場の不安感が大きくなったことから、キム・ソクトン金融委員長が銀行圏外貨流動性確保に対する発言強度を一層高めた。当局の強力な注文が相次いだことから銀行も外貨建て債権を発行して、既存外貨借入の満期を延長するなど、用意を整えている。
 キム委員長は5日招集した緊急幹部会議で、“物価が上がってもすぐに国が滅びるのではないが、外貨流動性問題は(誤れば)国を滅びさせる”として、実務陣に強力な対応を注文したことが7日分かった。“外貨流動性確保は非常に重要だ”(7月21日記者団セミナー)、“今年は外国為替健全性問題を最優先にする”(7月23日奉仕活動)、“銀行の外貨流動性確保を細かく調べろ”(7月26日金融委幹部会の)等、今までの発言に比べても‘危機意識’が非常に克明にあらわれている。
 会議に参加した金融委幹部は、“物価上昇も庶民に苦痛をあたえる深刻な問題だが、我が国が崖っぷちに立たされた経済危機は、常に外国為替部門から始まったという持論を表明したもの”と説明した。金融委の別の幹部は“物価を押さえ込もうと色々な政府部署が努力しているが、即座に国の生死の問題が生じる状況まで行きはしないという意味だ”として、“外国為替部門の重要性を強調した脈絡であって、決して物価の深刻性を矮小化したものではない”と拡大解釈を警戒した。
 キム委員長は外国為替危機のきっかけになる銀行の外国為替健全性を金融当局が徹底的に取り締まらなければ、外貨流動性問題に飛び火するという趣旨の発言を付け加えたと、参席者は伝えた。
 当局は金融市場の不安が外国為替危機へ拡大しないように、‘金融機関外貨流動性特別点検タスクフォース(TF)’に参加している12行が外貨流動性を十分に確保して、危機状況を仮定したストレステスト基準を大幅に高めるように指示している。キム委員長はこれと関連して“銀行がいくら‘私たちは大丈夫だ’としても絶対信じるな。私は3度もだまされた”として、“後から問題が生ずれば政府の手を求めるが、そのような銀行の最高経営者(CEO)はただではおかない”と声を高めたと伝えられた。
 リーマンブラザース破産事態に匹敵する状況を仮定した、外国人資金流出推定額と非常外貨資金調達計画などを用意するように指示したことに対して、一部銀行からが“行き過ぎた心配”として反発していることを意識した次元と解説される。彼が‘銀行に3度だまされた’というのは、旧財政経済院で外貨資金課長を務めていた1997年、旧金融監視委員会監督政策1局長を務めた2003年、財政経済部第一次官を務めた2008年金融危機を指している。
 金融委関係者は“経常収支が赤字に転換すれば、外国投資家は即座に我が国の外債償還能力に疑問を持ち、結局銀行部門の外国為替健全性を問題にして、外貨流動性不足事態が拡大した”として“1997年、2003年、2008年のいずれも、経常収支が赤字を記録した時だった”と話した。
 一方、銀行業界では当局の外貨流動性確保要請により、最近ハナ銀行は300億円(約4億ドル)(ママ)のサムライボンドを発行したほか、農協も5億ドル規模の外貨表示先順位無保証社債を発行した。
 国内銀行16行の中長期借入借り換え率(満期延長比率)と、短期借入借り換え率も6月に続いて7月も上昇していて、外貨借入にまだ大きな困難はない状態と金融監督院は明らかにした。

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ミ( ゚w゚)彡 <3回も騙されるなよアンタw
 実際笑ってる場合じゃないんですね。保身のためならどんな嘘でもつくと見てかかったほうが良いことを、身をもって知ったのでしょう。ワタクシも記事翻訳でお腹一杯になるほど知りました。
 外貨流動性の問題ですが、要は一時的に借りて決済に使ったり、中長期的な投資を受け入れたりということですけれど、本質がしっかりしていないからこそ、ちょっとしたことで引き上げられたり借り換え(ロールオーバー)を断られたりということが頻繁に起きるのです。日本人が日本基準で見ることは、世界基準から大きな隔たりがあるのも確かですけれどね。