奇跡のコイビト -9ページ目

透明な言葉

会話の全てを覚えておきたかった
表情の全ても


人の記憶は曖昧で
思い出せない事ばかり


一枚しか残ってない写真の裏に書いてた言葉
昨日見つけてしまって
透明な純粋な言葉


「もっともっと傍にきて
ずっとずっとそこにいて」



15年前の私の気持ち
今でも同じこと言える
まったく成長ないよ



あなたの残した言葉は切ない
全部嘘になったから








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「明日またね。」が言える関係

「明日またね」



そんなたわいもない言葉が至福だった



「ねえ、明日会える?」じゃない

「明日もまたね」


贅沢な言葉。

もう2度と使えない贅沢な言葉



毎日使った

1週間、毎日毎日クチにした




たったの7日間の恋時間

私の人生のバラ色な時の短さ





今度奇跡で会えるときは言ってもいい?



「明日またね」




言ってみたいよ。

前みたいに。




私の手を握る、その手のひらが死ぬほど好きでした


あなたの首に手を回し

肩にキスをする瞬間がたまらなく好きだった



夢を語るその唇が大好きだった

一緒に夢見ようと思った



若かったよね

私は19歳。

ままごとだと言われても変じゃないか。




でもやっぱり本物の恋だったんだよ

ツインソウルだったんだから。








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「ごめんね」と言える勇気。

付き合って、片方から別れを切り出すときに


「ごめんね」と切り出せる人は強いと思う


私はそんな勇気ありません



「ごめんなさい、あなたと別れる」なんていえない


その逆に


「ごめんなさい、いけないところは直すよ」


これは何百回でも言える



負けてもいい

100000000倍好きでもいい

私を1しか好きじゃなくてもいい



15年前付き合い始めた頃はそう思ってました

それくらい私は死ぬほどに好きでしたから




彼は


「ごめんね」と言って恋を捨てました




私はその場で精神に支障をきたして

しばらくは入院しました




現実なんていらないんだって思った

彼のいない世界なんていらない

もう何も見たくない



そう思った



あの日から



「ごめんね」という言葉が苦手

聞いただけで鳥肌が立ってしまう。








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