「教養」って何だろう?

 

ココ・シャネルの言葉

 

「私のような大学も出ていない年を

とった無知な女でも、まだ道端に咲いている

花の名前を1日に1つくらい

覚えることができる

1つ名前を知れば、

世界の謎が1つ解けたことになる

その分だけ人生と世界は単純になっていく。

だからこそ、

人生は楽しく、生きることは素晴らしい

 

この言葉に「教養」のエッセンスが詰まっている。

 

出口治明さん、

元APUの学長の本で教養について

簡潔にまとめている。

 

教養」とは

世界の謎を解きたいという好奇心

グローバルなビジネス社会

を生きる上ので武器

 

出口さんの「教養」に対する考え

 

教養とは人生におけるワクワクすること、

面白いことや楽しいことを増やすためのツール

よりワクワクする人生、より面白い人生、

より楽しい人生を送るための核心

 

人生をもっとエンジョイできるための道具なら

学ばない手はない!!

 

今週の新聞を読んで「教養」として自分の視野を

広げてくれたこと。

 

①ブックデザイナー祖父江慎さんが

さくらももこさんと2冊目の本「あのころ」

を出そうとした時、さくらさんは

石井明朝体NKL」がいいと書体がいいと

指定したこと。

 

明朝体なんてどれも同じだと思っていたけど、

同じ明朝体でも少しづつ違うんですね。

さくらさんは1冊目でしっくりしていなかった

書体を2冊目では指定してきたんですね!

この知識も知っていると知らないでは世界の

味方が少し変わること。

 

②関西学院大学准教授の橋本周子さんによると

「グルメ」の語源であるフランス語の

グルマンデイーズ」は現代フランス語では

「美味しいもの」を指す。しかし、

中世のフランスでは

厳しく咎めるべき罪を指す言葉

だったことを知った。

十分な食糧が確保されていない時代に

生命維持に必要な分量を超えて口に

することは罪なのだ!!

人間の美味しいものをたくさん食べたいと

言う欲動を抑える必要があるのだ。

そのガス抜きとして「謝肉祭」があるのだとか。

カトリックで復活祭の前の40日間は肉を断つので、

その前の3日または1週間を祝うのだとか。

 

③東京女子大学では「知のかけはし」と言って

一般教養を2人の専門教員のコラボで行っている。

 

「日本古典」✖️「数学」

 

在原業平:三重襷の衣

富岡義勇:毘沙門亀甲の羽衣

 

離散幾何学のタイル貼り問題

1種類の模様を繰り返す場合

平面に敷き詰め可能なパターンは17種類

 

学生は自由課題で自分が選定した図形を

タイル張りして提出。

 

確かに自分のものの見方が変わり、

人生がよりワクワクする!!

こんな知識を教えてくれる人がいたら

ビジネスでも付き合いたい!

これが「教養」の本質か〜