(映画)未来
湊かなえさん原作の映画「未来」を妻と観た。観終わったあと胃の中がザラつく感覚だ。なぜだろうか?ダメな父親が娘に殺されるまたは殺されかけるストーリーが3家庭で起きるのもザラついた理由の一つだ。妻の死後、性的虐待をする議員の父連れ子の娘の母を買春させる父小学生の息子を少年買春させる父どれもダメダメな父だが、娘に殺されるのかーと父親の自分として複雑な気分。またそれ以上に中学生のいじめ、先生の加担、再婚した夫の娘への冷たい態度、お金がなくて買春せざるをえない家庭、息子まで性的商売の道具にする親湊かなえさんが半径1Kmで起きている不幸というように今まで自分には見えていなかった現実を突きつけられたのが、ザラついた後味の原因だと思う。高校や大学を出るまで子供は親の下で育つ。片親になった家庭では生活も苦しいし、十分な愛情を持って育てられない。その子が親になってさらに不幸の連鎖が起こる。10歳の時に父親が亡くなった主人公の章子。担任の先生は父親が病院にお見舞いに来た時にあるお願いをされる。自分が死んだ後に、先生が未来の章子になって手紙で娘を励ましてほしいと。30歳の章子から10歳の章子へ。この手紙は5年間続く。担任の先生も父や母には育てられず、祖母に育てられた貧しい家庭の子だったが、章子を最後まで応援する。亡くなったお父さんは30歳の章子を先生の姿に見たのだろうか。先生のようになってほしいと託したのだろうか。原作の小説を読みたくなった。「目がビー玉に見えるよう研究」北川景子が挑んだ湊かなえ原作映画『未来』での新境地。徹底的にこだわった表現と、2度目の瀬々組の空気|オリジナル|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE2024年に「第32回橋田賞」を受賞、さらに映画『ナイトフラワー』では「エル・シネマアワード2025」にてエル ベストアクトレス賞に輝くなど、確かな実力で日本映画界を牽引する俳優・北川景子。 2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけば…futabasha-change.com