先日プロ野球を観戦した。
打者が一塁に出た時に次打者は
三塁コーチから1球1球サインで
指示を受けて、バントするか
ヒッテイングするか指示を受けていた。
そんなにサイン出してたら相手チームに
サインバレるのではないかとも
思ってしまった。
プロ野球の打者も監督やコーチの指示で
1球1球打っていいか指示を待っている。。。
青森県の弘前学院聖愛の原田一範監督は
7〜8年前に企業経営者からこんな言葉を聞いた。
「これからの世の中は、監督のサイン通りに
しか動けない野球型の人間は使えない」
それから「ノーサイン野球」を目指した。
ノーサインにして自分の意思でプレーした
方が脳をフル回転するし、自分で選んだ
プレーでミスすれば人のせいにできない。
試合で失敗したプレーを良く練習するよう
になったとのこと。
ノーサインって楽ではなく、普段から
このカウントでこの打者や走者ならどうする
ということを部員同士で考えを擦り合わせない
といけないから結構大変だ。
そして主将をおかずにに、44人の部員全員を
何らかの主将にした。
*ポジションごとのグループリーダー
*練習メニュー作成責任者
*1年生の生活指導責任者
*物品管理責任者
担当は数ヶ月単位で変更して、
全員が様々なジャンルのリーダーとしての
経験を積んでいく。
高校野球が社会人として活躍するための
人材育成の場として捉えている指導者が
いる学校は素晴らしい。