自分が何者であるか?

自分がなぜここ(スタンフォード大学で、

命と死を教える重松先生の授業)にいるのか?

説明するのに役立つ思い出の品を持ってきなさい。

 

ステイーブン・マーフィ重松先生の

スタンフォードの授業の一コマであります。

 

祖母がくれたネックレス

母の指輪

飼い犬の写真

 

学生が思い出の品の自分にとっての意味を考えます。

 

そうした観点で行くと日経新聞の夕刊に

こころの玉手箱というのがあります。

思い出の品とエピソードで自分の人生を語ります。

 

明治安田生命の社長の永島英器さんの思い出の品

 

*使い込んだロサンゼルスの地図

 

入社5年目に訓練生としてロサンゼルスの年金

コンサルの会社に派遣。合計5年間過ごす。

広大なLAには海も山もあり、その雄大さは

永島さんの価値観を揺さぶる。

夕暮れの帰宅時のハイウエーを車で

走る時、真赤な太陽が沈むのを見て涙が止まらない。

座右の銘「1日1生」

1日1日を人生最後の日と思って

大切に生きようと誓う。

日本に戻ってからも商品開発のコードネームにLAを使用、

それが「ライフアカウント LA」

と商品にまでなる!

そして娘にはカリフォルニアにあやかり

「加」の文字をつける。

 

*アシックス製スニーカー「PEDARA」

 

明治安田生命生命の主力商品「健康増進保険」

ウオーキングなどの運動を実行してもらい

契約者に毎年健康診断を受けていただく。

その改善状況に応じて保険料の一部をお返しする。

契約者は保険料、保険会社は保険金を逓減できる

WIN WINの商品。契約は140万件に及ぶという。

永島社長も身長170センチで体重70キロ近くと

太り気味だったのだが、5年前の商品開発時から

朝5時に起きて、1時間のウオーキングを

日課にする。

体重も63キロになり理想に近づく。

散歩の時に愛用しているのが

アシックスのスニーカー。

 

思い出の品からその人の人生を伺える。

そした観点から見ると面白い。

自分の思い出の品は何かな?

 

 

 

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2023/pdf/20230911_04.pdf