メンタルコーチ アン・クインさん 64歳

 

オーストラリア メルボルン生まれ

 

あの車椅子テニスの国枝慎吾さんの

メンタルコーチを務めたこともある人

 

2005年に柏市の吉田記念テニス研修センター

で開かれたスポーツ科学アカデミーで講師を

した時に国枝選手に話しかけられる。

 

「世界ランキング1位になりたい」と言うので、

「ないたいではなく、自分は一位と思って

ふるまいなさい」と助言。

 

「最強になりたい!」と言うので、アドバイス。

 

 

I am invincible!!」(俺は最強だ!)

I can do it.

I know what to do!

 

鏡に向かって何度もこの言葉を

国枝選手は自分に向かって言い聞かせたとのこと。

携帯の待受には金メダルとテニスの

センターコートの画像。

 

国枝選手は以降、2023年1月に引退するまで

シングルスで4大大会優勝28回、

パラリンピック金メダル3つという偉業を

成し遂げる!

 

人間の脳は刷り込みが大切だということだ。

 

そういえば以前青山学院の陸上の原監督が

テレビ等に出る前に寮の鏡で

原監督 かっこいい!」と言って

出かけていると言っていた。

それを聞いていたゲストの人たちは笑っていたが、

鏡に向かって自分にポジテイブな言葉をかけ続けると

人間の脳はできると思って、メンタルが

ポジテイブになるのだろう。

 

アン・クインさんはオーストラリアの

高校生の時に100メートルと200メートルで

州のチャンピオンにもなったこともある

アスリート。

 

大学で運動科学を学び、卒業後は米国に渡り、

生体力学などの修士課程に通う。

 

スポーツ心理学

臨床心理学

栄養学

 

あらゆる面からアスリートをサポートできる

武器を備えた。

 

1987年にウインブルドンの男子シングルスを制したこともある

パット・キャッシュ選手から腰を怪我した時に

SOSをもらい、テニスに特化したフィジカルトレーニングを

施した。1987年の全豪の男子シングルスでキャッシュ選手が

優勝するといつも横にいたアン・クインさんに注目が集まり

その名前が世界に知れ渡ったという。

 

鏡の前でポジテイブな言葉言って

自分を鼓舞しよう!