三屋祐子さん 65歳

日本バスケットボール協会会長

 

八王子実践高校から筑波大学に進学

1981年 日立女子バレーボール部入部

1984年 ロサンゼルスオリンピック銅メダル

 

ここまでの経歴ならバレーボールで活躍して、

バレーボールの発展のために貢献する人生を

送られるのかなと思ってしまう。

 

ただ、「バレーの三屋」で終わるつもりは

なかったとのこと。

 

筑波大学を卒業した1981年、今から44年前は

大卒女性の進路はまだ狭かった。

長く働くなら先生

教師になるために厳しいバレーボールの練習の

合間に教員採用試験の勉強をして、

代表チームがブラジルに遠征した際も、

東京都の採用試験を受けるために日本に

一時帰国したほど!

 

ロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲得して、

余韻に浸る間もなく日立に辞表を提出!!

帰国から2週間後の9月1日には國學院高校の教師となる。

その後学習院大の講師などをしているが、教える側になると

アウトプットが中心になり、日に日に枯渇する自分に気づく。

1992年筑波大学大学院に進学

大学院でコーチングの研究をしつつ、

会社を立ち上げ、

スポーツに関する発信を続ける。

 

2004年には女性下着の訪問販売のシャルレの社長に就任

2007年には株主総会で社長職を解任される、、、

 

2006年にJリーグの初代チェアマンの

川淵三郎さんから

電話がありJリーグの理事に誘われる。

 

2014年にはバスケットボール界を立て直すために

川渕さんが会長、副会長に誘われる。

その後会長に。

バスケのプロリーグ化などここ

数年のバスケ界の動きは

目覚ましいものがある。

三屋さんの任期は2025年9月まで。

 

次はどのようなチャレンジをするのか、

興味がある。

三屋さんの人生を見ていると人との出会い

自分で道を切り拓く姿勢

そうしたものが人生で大切だなと思う。

https://www.jal.com/ja/company/directors/d_yuko_mitsuya.html