日経の夕刊の「あすへの話題」で毎週

木曜日に哲学者の森岡 正博さんが

人生の意味について

話題を提供してくれている。

 

自分の人生に意味があるのか?

 

現代の哲学者スーザン・ウルフは

*1日中マリファナを吸うこと

*クロスワードパズルを延々とやること

このようなことは

その人の人生に意味を与えないと強調する。

いくら本人が好きでやっていても、

客観的に見てそれらの行為に価値がないから、

人生における意味も存在しないということだ。

 

スーザン・ウルフは人生の意味は

社会に客観的な「良さ」を生み出そう

していることにあるという。

 

ウルフの考えによると自分が心から幸せに

なることを第一に目指して生きる人生には

全く意味がないということになる。

 

私はそうは思わないが、

自分だけが幸せな人生というだけでは

人生物足りないのではないかなと思う。

 

人間として生まれてきた以上、

人の役に立ちたい、

社会の役に立ちたい、

社会に足跡を残したいという

欲があるのではないかなと思う。

 

森信三先生の言葉を借りれば

自分が天から受けた力の一切を

出し尽くして、たとえささやかなりとも

国家社会のために貢献するところが

なくてはならぬ

 

立命館大学守山高校の田辺記子先生の

言葉を借りれば

学ぶことで誰かを幸せにすることが

自分の幸せになるという生徒を育てたい。

勉強する人こそ、その力は世の中のために

使うべきだと思う

 

人生の意義に対する答えはこのあたりに

ありそうだ。