[大学]国際教養大学

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昔、秋田にミネソタ州立大学秋田校

があったのは知っていた。

1999年に23億円の経費で設立、

2003年に廃校に。。

 

その校舎跡地を利用して作られたのが

公立大学の国際教養大学。

 

なんでも授業は英語で、

学生は全員1年間は留学が必要、

しかも留学先は1校につき

学校から1〜3名しか派遣しないため

日本人同士でつるむのも難しい。

寮があり、寮では外国人留学生と

2人で1部屋だとか。

 

英語を勉強したい学生ではなく、

英語で学びたい、英語を通じて

外国の人と高いレベルでコミュニケーション

したい人にはいい学校なのだろう。

 

学費も公立だから年間70万円弱。

寮費は55万円で家賃、光熱費、

1日3食(8ヶ月分)込みだ!

私立の授業料並みで寮にも入れて、

食事も出て、留学もできる!

 

やはり、こんな学校は人気のようで

河合塾偏差値で67.5〜70!!

早稲田の国際教養が70、

ICUが67.5だから相当難しい!

 

国際教養大学の名誉教授の勝又先生が

本を出されていたので読んでみた。

 

意識して時間をかけ、毎日のように

努力しなければ、外国語は決して

モノにはなりません。」身も蓋もないが、

これが真実!

 

「英語が使える」「英語ができる」は

日本語で言えることの8割以上は英語で

言えるレベル

 

国際教養大学では毎日5時間程度授業があり、

学生は宿題や課題レポート、

プレゼン資料作成などで

毎日5〜7時間は自習しないと授業について

いけないという。

コピペや盗作などが発覚すると

その科目はF(不可)、

悪質な場合全受講科目をFに!

 

1年間の留学が卒業の必須要件だが、

留学すると「いかに自分が日本のことを

知らないかということが思い知らされる

との事。

異文化の中で生活し、

旅行と違い学問的勉強をして

単位を取る、日常会話を超えて、

社会問題や政治・経済、

宗教問題などのテーマで深く、

高いレベルで意見を交換する。

 

国際教養大学の入試では英語の他に、

現代文がある。


日本語で論理的に説明できない人が、

英語で説明できるわけがない

というのが理由だ。

 

面白そうな大学だ。

長女も関心はあるようだが、高嶺の花だ。

ただ後2年あるなら目指したい山だ!