課長島耕作や黄昏流星群などの作品で

有名な弘兼憲史さん。

 

日経の「先輩に聞く」に特集されていた。

 

1947年山口県岩国市生まれの75歳。

 

山口県岩国市の高水高等学校・附属中学を経て、

大学は早慶5学部を受験。

早稲田政経や慶應経済には落ちるも、

早稲田の法と商には合格して法学部へ進学。

大学在学中は漫画研究会に所属。

当初は新聞記者を目指したが、入社試験が

難しく、先に内定が出た松下電器産業に

1970年に入社。宣伝マンの仕事を3年した

後に米国への赴任の打診を受ける。

しかし、漫画家になる夢を諦めきれずに

独立をする!漫画家としては遅咲きのデビュー。

1983年には課長島耕作の連載を開始。

 

弘兼さんは「50歳は社会に出てから30年。

残りの人生も同じくらいあるからほぼ

半分なので後半生と呼んでいる。

30年は結構長い。人生を楽しむための好奇心

も体力も十分に残っている。

第二の人生を定年になってから慌てて

考えるのではなく、50歳の頃からきっちりと

愉快に準備したい」と50歳に向けて

アドバイスをする。

「年を取るというのは身軽になること。

楽しんで生きればその分楽しみがながら

死に近づける。人生は楽しんだものが勝ち。

迷うことなく、手の届く範囲の幸福を

じっくり味わう。そんな心境で人生に

向かい合っている」

 

弘兼さんの作品を読んで見たくなった。

「黄昏流星群」知らなかったが68巻も

出ているロングセラーだ。読んでみようかな。