日本人は講演会や授業の後、
「質問ありませんか?」と
聞かれても「シーン」としている
ことありませんか?
外国では我先にと手が上がり、
質問があるのにこの違いは
何なのかな〜と思っていたら
文化人類学者の上田紀行さんが
分析していた記事に腹落ちした。
外国では話が終わった途端に
我先にと手が上がり、質問や
コメントが殺到するのに対して、
日本は他の人の質問を待つ人が
多く、特定の人がいつも口火を
切ることが多い。
上田さんは日本人の創造性を封殺
しているのは「他人の目」だと
分析する。
自分の言いたいことより、
周囲からどう見えるかを気にして
牽制し合う。
日本人は小さい頃から授業でわからなかった
ことを質問すると思い込んでいるのに対して、
外国では自分の考えや問題意識をぶつける
自己表現の場なのだという。
なるほど、日本人は受け身なのに対して、
外国人は講義の冒頭から何を質問してやろうか
と考えながらの主体的に聞いている。
講義やプレゼン後の「シーン」とした
気まずい雰囲気の原因が
腹落ちした。
お読みいただき有難うございます