世の中の不条理をそうやって少し潜ってみるだけで分かってしまう。


特に経済力に纏わる話はそうだ。


俺達は本来居るべき立ち位置に戻れたらその一員なのかも知れない。その気にさえなればその位置まで行けるのかも知れない。


世の中マネーゲーム。というのは好きな表現ではないが、上手く分散してる訳ではないのも確かだ。


「あ~こんな人でもこういう風に働いてその額の年収を稼いでいるんだな」と感じると、自ら作ってしまった障壁の脆さに笑えてくる。


想像以上に大きくなっているのはやはり過去ではないか。過去に起きたインパクトを忘れられず進めない。


しかし、それをまた砕くインパクトも自分次第で如何様にも起こせるだろう。


後は恐れず怖がらず、判断選択決定。自分で決めるのはとても怖い。

もう5年の月日が経ったようだ。


何から話そうか、世界史の話でもするか?


いや、もっぱら必要としてない状況が続いたからこうなったとも言えるだろう。


俺がここに書き綴っていた物の根源は闇だ。そう、常に抱えていた病みであった。



更新頻度が明らかに下がったのはある意味ポジティブな事かも知れない。それらに苛まれない日々が続いた訳だから。



その青年期にかけて味わったダメージは、どこかはけ口を求める様にして文章へと移り変わっていった。


この上なく無様な感情が暴発。苦しくて考え込む事しか選択出来ない過去の自分がそこには残っている。



では何故またここに帰ってきたのか。


昔とは違う意味合いで俺は何かを必要としているんだろうな。

二年ぶりに書こうか。

前回、あの時から少しは変われたよ。多くの犠牲と経験があったけど。


日々の葛藤で苦しむ自分は素直にその重い想いを書き出していた。

考え方や価値観、周囲の環境が変わったことで、それらは自然と天国にでも行く様にふっと上がって行った。


何より決定的なのはもう敗北感の支配から解放されているという事だ。生きる意味。これはいつ考えても辿り着けない。


半ば答えと言ってもいい結論にそれ以上は出ない。

それ以上は誰が知ってるのか。この世界の誰が知ってるんだ。


俺はやっと進む。