リィ リィ リィ リィ
リー リー リー リー
日が暮れるとコオロギや鈴虫などの虫の音が、瞑想中にBGMとして流れてくる。
虫のオーケストラに聴き入ると、暗闇の中にちりばめられた星が輝く宇宙空間に放たれた感覚を覚えた。
しかし、イメージは禁物です。。。
ここでの音は蝉やコオロギといった虫の音、夜中に響く鹿の鳴き声、雨や風の音といった自然の音、時を知らせる鐘の音が聞こえてくる。
そして会話がないのでとても静かである。
当初、会話できないことに不安を覚えたが、瞑想に集中するには会話は全く不要であった。
なぜなら、瞑想の体験をシェアすると、他人と比べてしまい、そこで優越感を感じたり、劣等感を感じたりしてしまうからである。
自分と向き合い、観察するにはとてもいい環境なのです。
シーラ(道徳律)を守り、サマーディ(心を統一することによって統御すること)の修行をし、4日目からいよいよパンニャー(智慧)の段階に入ります。
一歩一歩が次の一歩を導きます。
シーラはサマーディ、正しい集中を育み、サマーデイはパンニャー、智恵による心の浄化を助け、パンニャーはニッバーナ、すべての汚れからの解放、完全な解脱へと導きます。
このパンニャーには3つの成長段階があります。
はじめはスタマヤーパンニャーです。これは他の人が話しているのを聞いたり、本を読んだりして得る一般的な智恵、知識です。しかし、借り物の智恵にすぎません。
次の段階はチンターマヤーパンニャです。知性による理解ですが、知識を増すことによって我を大きくしてしまいがちです。
最終的にバーバナーマヤーパンニャへと至ります。これは体験を通して自分自身の内に育む智恵。これこそが本当の智慧なのです。
体験に基づいた智慧を育てることが大切です。これは身体の枠組みの中で真実を探ることによって智慧を育てます。身体を離れては、真実を知ることはできないのです。
そのためにヴィパッサナー瞑想を行います。
ヴィパッサナーとはバーリ語でヴィ:「ありのままに・明瞭に・客観的に」、パッサナー:「観察する・観る・心の目で見る」という意味です。
つまり、今、この瞬間の自分自身をよく観るということです。
4日目から6日目までは、意識を頭の天辺に置き、それから眉毛、目、こめかみ、耳、鼻、口、喉、右腕、右手、左腕、左手、胸、腹、背中、腰、右脚、右足、左脚、左足と順番に観察します。
各部分で観察してなんらかの感覚を感じたなら、次の部分に対象を移していきます。1分程度観察して何も感覚を感じないのなら次の部分に移ります。
これがなかなか困難であった。
どうしてもイメージで観てしまう癖があるのです。
ヨガで シャバーサナになり、各部分が解れていくイメージをしたり、気功で気が流れるイメージをしたりといったことが多かったからなのです。
今回、各身体の部分を観察するのに、「感覚読み取り装置」をイメージして行っていた。
だが、これも意念があり、ありのままに観察するという行為に反していたのです。
装置をイメージするのではなく、スキャニングする部分で表面に現れる感覚を追い求めていくようにと指導してもらいました。
荒削りな感覚は背中や脚の痛みで否応なく感じ取られる。
微細な感覚は顔でムズムズした感覚や手でジンジンする感覚が得られた。
時に意識は過去や未来に彷徨いながらも。。。
つづく。
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date:11月26日(土)10:30~18:30
place:ドーンセンター 1F パフォーマンススペース
price:入場無料
