今回は自分が浮いたケースではない。

いっつでも浮いてるので、相手してやらざるを得なくなる男の話。

 

ボクは浮くことに敏感だから、自分が浮くだけでなく他人の浮いてる姿も気になってしまう。気になって声を掛けてあげるのはいいけど、それに甘えてるのか、その状態から成長しないヤツがいる。

 

先日、以前勤めていた会社のメンバー30人程度での宴席があった。

そして、このような宴席があると必ず顔を見るWDという男がいた。

 

幹事役が声をかけたら必ず来る。

そしてこの男、いつでも浮いている。

 

なぜ浮くのか?

自分からは会話を作らず、自分からは話しかけていかないから。

人生スタンスが、基本受け身だから。

 

かつてこの会社には、夏に納涼パーティーという全社レベルでのお祭りがあった。社員数は1000人位だったので、事業所内の駐車場に10人程度用のテーブル席を全部で100席位は設置される。そしてそれらは各職場単位の席になる。ここはA事業部の営業部用とか、あそこはB事業部の技術部用とか。

 

納涼パーティーのスタート時は、それぞれが自分の職場のテーブルで飲み始めるが、他の職場のテーブルに行って交流するもよし、という流れになる。

 

そして納涼パーティーが始まって10分位すると、今回のWDがウチの職場のテーブルにやってくる・・しずしずと。20代の頃に在籍していた職場だから。

 

このWDは30代の半ばあたりでウチの事業部から別部門へ異動になり職種も変わってしまったが、異動先の職場では飲む相手がいないのか、毎回、旧職だったウチのテーブルに、相手して欲しそうにやって来る。

 

まあウチの職場には顔を知ってるメンバーも何人かいるので、そのメンバーとは多少やり取りがあるけど、実際には会話が続いていってない。だからここでも次第に浮いていく。

 

その浮いている姿を見て、こちらも気を使って話しかけてあげる。

日常の状況を聞いてあげるくらいしかないけど・・

 

いっつでもこの流れなんだよな。

 

結局こいつ中身がないんだよ。会話を盛り上げようがないんだよ。

こいつとにかく仕事っぷりがパッとしないんだ。何か成果を挙げたとか聞いたことがない。だから新しい職場に異動しても溶け込めてないんだろさ。ボクの在籍した地方支社にも転勤になった事があったが、地方支社のボクの後輩にWDの様子を聞いたけど、「エネルギーというものが全くない人でした。いつも上司に怒られてました。」との事。

 

そして時は経ち、その会社からはボクもWDも退職して、他の所で勤務してる。

で、昔の会社の宴席に、我々退職メンバーも呼ばれたってわけ。

 

で、いつもの通り来るのは来てるWDを見ると、今でも話題が乏しくて会話が作れないからか、基本はやっぱり浮いている。その姿を見て、こちらは気をつかって話しかける。状況を聞いてあげるくらいしか出来ないけど。結局かつての夏の納涼パーティーと同じ景色が再現されていく。

そして状況を聞いてあげてみても、、状況は15年前と全く変わっていない。

言ってる事も同じ。今の勤務先でもマネージャー級にもなるわけない。

プロフィールも、当然、独身のまま。

 

で、宴も終わり、帰りの片づけ時にまたボクの近くでウロウロしてたから、また声をかけてやったが、こちらも酔ってたのか、宴席中と同じ話題で話しかけてしまったみたい。

 

そしたらよ、

「それさっきも聞いてましたよ」と、逆にこっちにツッコミなんか入れやがった。

 

もういいよ。

気をつかうだけバカバカしい。

気をつかったつもりが、甘やかしてただけなのよ。

 

勝手に浮いてろよ。

ずっとそのままの人生でいればあ?