・ワープロを少しずつ覚えた私に、御局様が仕事をくれた。嬉しかった。
・しかし、私のもっぱらの仕事は社内の掃除!今思うとこんな社員、よくおいてくれたよな〜
・そんな時、私を雇ってくれた社長が、脳溢血であっけなく他界。私はその事を機に会社を退職した。
私と旦那様は、8年もつきあってやっと結婚した。
器用で要領が良く、頭の回転が早い旦那。
私とは正反対だ。
ケンカもよくした。
我儘に育った私と、
何でも論破してしまう旦那は相手の気持ちに寄り添う事をしない。
結婚式の日も、ケンカしていて後から入れる籍は、絶対にハンコは押さない……と式の間、ずーっと思っていた🤔
彼の本当の姿を観たのは、長男誕生の時……
明らかに自分とそっくりな我が子を見て、彼は泣いた。
それから……大好きなパチンコを辞め、家族という1個の集合体を如何に幸せにするかを考えていたと思う。
それは、先のブログにも書いた。
↓
毎日、成長する息子の写真をとり、話しかけ、私を就職させた。
不器用な私の代わりに家事をこなし、
私が夜勤の時は保育園の用意から料理、お風呂、寝かしつけ………
パワフルお父ちゃんの誕生である。
彼の本質を理解したのは、
家族になってからだと自覚した。
それから30年………
私と息子2人にとって、旦那は絶対的存在になっている。
私の仕事先での失敗は、すぐ
顔に出るらしい。
「何かあった?」
その問いにしぶしぶ話す。
彼がいった。突然!
「お前はまだ生まれ変わり1年生なんだよ。
だから今いろいろ勉強中なんやろな〜」
涙が出てきた。
ありがとう……なのか。
私でよかったの?……なのか。
ありのままの自分を受け止めよう。
亡くなったパパの代わりに、旦那がきてくれた……
と思った。
消えない劣等感と闘いながら、私は今生きてる。
因みに旦那は、数回は輪廻転生していて、生き方上手と自負している。