◆ついに照明工事!
 10月下旬、半年越しにキッチンの照明工事をした。

5月、2年前に取り付けた「電池式の照明器具」が壊れ、キッチンが暗いまま使っていた。 

 

電池式なので単一電池3本を頻繁に交換が必要になるし、明るさも十分ではなかったので、別の照明機器に交換したいと思っていた。
 

ある日DIYの店メイクマンにキャットフードを買いに行った時、偶然「配線式のLED照明器具と丸型引掛シーリング」が売っていたので、購入した。

 

6月は気分が乗らなかったので配線工事はしなかった。
7月は高級ホテルで勤務が始まったので、忙しくて工事は後回しになった。
8~9月はレンタカー屋でのアルバイトで疲れていて、工事に着手しなかった。
10月中旬まではガン検査で気分が乗らなかったので、工事に着手しなかった。


10月下旬、ガン検査も一段落し、レンタカー屋のアルバイトも終わったので、急に暇になった。
「さて、配線工事でもやってみるか」と思い、約半年ぶりに動き始めた。

初日、既設の使っていない配線を外して再利用するつもりが、 
脚立が無いので、配線外しが困難な事が判明。

諦めてバイクで30分移動し、宮古島のメイクマンで新しく「平型ビニール配線4m分と角型タンブラスイッチとコンセントプラグと3つ又コーナータップ」を購入した。 
 
 
 

2日目、丸型引掛シーリングの結線方式が「ねじなし端子式(電線差し込み式)」で「適合電線径(Φmm)は1.6、2.0」である事が判明、またメイクマンに買い物に行かないといけない。

しかし、離島宮古島には珍しく数日間雨が続いたので、買い物は中止した。

7日目、ようやく雨が止まったのでその隙にバイクで30分移動し、宮古島のメイクマンで新しく「圧着器具と端子セット」を購入した。 

8日目、また雨が始まったので、気分が乗らず、工事中断。

10日目、ようやく雨が止まったので午前中に工事再開。U字端子の片側を切り落とし、棒端子として代用しようとしたが、直径が小さすぎて、使えない事が判明、 

 

またメイクマンに買いに行く事に、とほほだぜ。
午後から雨が再開始したので、買い物中止。このあとも数日間雨が続いた。

14日目、ようやく雨が止まったのでその隙にバイクで30分移動し、宮古島のメイクマンで新しく「棒端子」を購入した。 

これでようやく丸型引掛シーリングへの配線が完了できたので、 
 

丸型引掛シーリングを壁に取り付けた。 


そして配線を壁に沿って固定した。 
 

電源スイッチを入れると、以前の電池式LEDより2倍明るい配線式のLEDライトが点灯した。 


足かけ半年ぶりに、配線工事が完成できた。これで電池交換のわずらわしさから解放されたかも。

 


しかし、明るくなると「シンクの汚れ」が良く見えるようになってしまった! 

シンクを洗うのを週1から週2位に増やそうかな。ハハハ。



◆窓辺の美魔女?
俺は元来犬派で猫と関わった事は一度も無いのだが、離島では近所ののら猫たちと仲良くする事になった。最近、仔猫たちも増えて、俺も忘れがちなので続柄をまとめてみた。


10月下旬ある日の午後、久しぶりに縄張り③にエサをやりに歩いた。 

この直線100m位の細い通りの中央部には大きな窓のある水色の民家があり、(たぶん80歳代の)高齢のおばあがその窓辺に1日座って孫におやつをあげるように猫たちにエサを与えて話しかけていた。

レンタカー屋のアルバイトをしていた頃は、俺は毎日バイクで帰宅する時にここを通り、猫たちにエサをあげていたのだが。10月前半でレンタカー屋のアルバイトは終了したので、1週間ほどこの通りには来ていなかった。

久しぶりに黒4たちを探しながら歩いて水色の民家の前を通ると、窓辺にはおばあではなく「彫の深い美魔女(たぶん50歳前後)」が座っていた。
多分若い頃は「伊良部島のソフィア・ローレン」とか言われていたのかもしれないな、ハハハ。 

俺 「こんにちは」 
軽く会釈をして通り過ぎた。

そのまま通りを歩いていると、茶トラ7が路地から飛び出してきた。その後を追うように八ワレ3とマロン1も出て来て、しっぽを立てながら俺の後をついて来る。

30m位通りを進み突き当りを左に曲がると、最近黒4がねぐらにしている民家があるのでその近くでいつもの舌打ち音を出してみた。2回目の音を出す頃に黒4が民家から飛び出してきたので、しっかり頭と顎と背中を撫ででから、抱き上げてあげた。 

俺 「ひさしぶりだなー」

黒4 「ミヤー(さみしかったよ)」

俺 「少し痩せたかもな」

黒4 「ミヤー(お腹空いたよー)」

俺 「よし、じゃあ、ゴハンにしよう。おいで」
俺はのら猫たち4匹を従えて来た道を戻り、いつものエサやり場に向かった。

真ん中位で水色の民家の前を通った時、突然窓辺から美魔女さんが話しかけてきた。

美魔女 「さっきその子に食パンを盗られたよ」 茶トラ7を指さしていた。少し怒っているのかも?

俺 「そ・そうですか」

美魔女 「その子が一番うごくね。向かいのバナナの木の下まで逃げていった!フフ」 強く怒っている訳ではなさそうだ。

俺 「この子は3人兄弟でしたが、この子だけが唯一生き残れたようですね。

  この子はいつもこの窓の庇の下に隠れて、腹を空かしていましたよ」

美魔女 「ふーん、そうなんだ」 あまり猫には興味がなさそうだ。

俺 「いつもここに座っていたおばあさん、最近みかけませんね」

美魔女 「(両手を左耳に当てて寝ている動作をして)これよ」

俺 「(まさか亡くなったのか?) 具合が悪いのですか?」

美魔女 「そうよ。ずっと寝てるよ」

俺 「(よかった、亡くなった訳ではないようだ) 

  この子たちもおばあさんがいないので寂しがっているのかも、ハハハ」 
待ちくたびれた黒4が俺の足元に頭をすりよせて、催促している。 

美魔女 「猫が多すぎるからね」 増える猫を警戒しているようだ。

俺 「そうですね。でも市役所に依頼して3月にみんな不妊手術をしてもらったので、これ以上増える事はないですよ。
  耳がさくらのようにカットされているのは手術を受けたしるしです」

美魔女 「ふーん、そうなんだ。

  そう言えば、最近目が青い猫がいたね」 少しは猫に興味があるのかも??

俺 「そうですか。もう1本西の通りに『左右で金色と水色の目』をした猫もいましたね」
(詳細はブログ「あこがれの離島生活 (86)  離島にのら孔雀?」を参照下さい)

美魔女 「そういうのは、とても値打ちがあるそうだよ!
  あんたどこの人だい?」

俺 「京都から移住してきました。今はこの先の階段を下りた所に住んでいます」

美魔女 「ふーん。京都からきたSさんという人がいて、宮古島の城辺(ぐすくべ)に庭付きの家を買って、

  飼い主いない犬猫を20-30匹世話をしているようだよ」

俺 「それは大変でしょうね」 俺は猫15匹で限界だー!
待ちくたびれた八ワレ3と茶トラ7も「ミヤー」と鳴いて催促している。

その時、前面から男性(50歳前後)が歩いて来て、美魔女さんに話しかけだした。地元の方言で話しているので俺には全然分からないが、やはり美魔女さんはこの辺りのアイドルだったのかもしれないな、ハハハ。

そう言えば、女優の仲間由紀恵は幼少期にこの辺に住んでいたとHさん(麻雀仲間、50歳前後、伊良部島出身)が言ってたな。

俺 「では、失礼します」
丁度いいので俺は話を切り上げて、猫たちを連れてエサ場へ移動を始めた。猫たちも喜んでついて来る。

エサ場に着くと黒ミケとミケ5も集まってきた。

エサの取り合いでケンカにならないようにいつもの順番で少し離して各猫たちに個別にエサを与えた。みんなお腹が空いていたようで、一心不乱に食べていた。 
 

(あのおばあがいなくなったら、今後この通りの4匹たちも大変だよなー)。
その日から、俺は2日に1度位は散歩がてらこの通りに来て、猫たちにエサをあげるようにしている。


離島ののら猫たち、おばあがいなくても元気で生き残れよ!