8月下旬、USAから息子G (25歳)が遊びに来て、3年ぶりの再会をした。

9/1(火) ☔/☔⛅、23-28℃
 A.M.8:30、海ちゃんの散歩。


朝食は、Gがチーズトースト&タコス&スモークチーズ作ってくれた。 

食事中に雑談で、Gに聞いてみた。

俺 「君が9月から入社する会社はどんな会社なんだ?」

G 「AI用のネットワーク・スイッチを開発製造している会社だよ」

俺 「なんだ。シスコシステムズと同じ業種なんだ」
俺は2013年からシスコシステムズのUSA本社で採用され、2年位東京支社で勤務していた事がある。

G 「そうだよ。シスコをスピンアウトした人達が集まって、『AI用のネットワークシステム』に特化したネットワーク・スイッチを開発しているんだよ」

俺 「ほー、じゃあ、給料も高いんじゃない?」
 シスコは高給の会社だった。

G 「ソフトウエア・エンジニアの給料は2年前がピークで、僕の大学の同級生たちも高い給料でGAFAやその他の会社に採用されたんだ。
  でも、その後AIがソフトウエアのプログラミングを補助するようになってから、ソフトウエア・エンジニアたちは淘汰され、今では半減したんだよ。
  僕の専門はハードとソフトの境界に近い部分だから、今のところ大丈夫だけどね」

俺 「ふーん、それは良かったな」

G 「今年のソフトウエア・エンジニアの(カリフォルニアエリアでの)平均年収は15万ドルからだね」

俺 「なるほど。日本の物価でそのサラリーだと十分なんだけど、
  USAではラーメン1杯が20ドルするみたいだから、日本の2倍以上だね」

G 「そうなんだよねー」


ランチ前に3人(俺とGと海ちゃん)でドライブした。Gは最近自分専用の車を(元嫁から)もらったようで、車の運転がしたくてしょうがない。

伊良部島から宮古島北端まで約41分、「雪塩ミュージアム」で塩ソフトクリームを食べた。

ランチは宮古島中心部に戻り、俺の希望でモスバーガーを食べた。
G 「今回は僕が出すね」
 突然、意外な提案が来た。彼はプログラミングのアルバイトで小銭を稼いでいるそうだ。

俺 「いいけど。日本円持ってるのか?」

G 「スマホにクレジットカード入れてるから大丈夫!」
 レジにiPhoneを提示していた。

俺 「なるほど、便利な世の中だな」
 俺は良くスマホを置き忘れるので、スマホにはクレジットカードのデータは設定せず、カードを入れた小銭入れを使用している。


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 2010年代後半に1度だけ京都市内のバス停で小銭入れを落とした事がある。2時間後に気づいて、すぐに探しに行ったら、バス停前の「歩道の支柱の上」に俺の小銭入れ置かれていて、中身(免許証、クレジットカード、交通カード、小額紙幣など)は全て無事だった。日本はいい国ですねー!
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それにしても、生れて初めて息子からおごってもらった!!
海ちゃんは入口の脇にリードでつないだので、我々が食べるのをガラス越しで欲しそうにみていたかも、ハハハ。


食後は宮古島東端へ移動し、「地下ダム資料館」を見学した。
 宮古島には山が無いので、川もない。生活水の確保の為に、島内数ヶ所に「地下ダム」が作られたそうだ。

しかし、館内の展示が専門的過ぎて分かりにくい!! 地元の小学生でもわかるレベルに修正が必要かも?


夕方:(前日Wさんの紹介で釣り竿をレンタルしたので)釣り具店へ行って「今一番釣りやすい魚?」を確認し、「鯵」釣り用のしかけを2セット購入した。


日没前、伊良部島に戻り、佐良浜漁港で調査してみた。
Gが来る前日に港内で見かけた「数万匹の鯵の群れ」はいなくなっていた。

代わりに、なぜか2m以上ありそうな鮫が港内で死んで沈んでいた。 

とりあえず、購入したばかりの鯵釣りの仕掛けを竿に取り付けて試してみたが、成果0匹だった。


夕食は、お中元でもらった鰻蒲焼き&肝吸い&餡掛け豆腐&ビールを食べた。 

食事中の雑談では、

Gは体格が白人並み(身長190cm弱、大学のジムでマシントレーニングして、筋肉あり)だが、「今まで白人の女性とは付き合った事が無い」そうだ。

俺 「どうして、白人女性とは付き合わないの?」

G 「文化的な背景が違い過ぎて、話がかみ合わないんだよねー」

俺 「じゃあ、どんな女の子と付き合ったんだ?」

G 「高校生の時、クラスの韓国人の女子生徒にコクられて、数ヶ月付き合った。
  その次は、大学生の時にクラスの中国人(広東省)の女子生徒にコクられて、半年位付き合った。
  最近はベトナム人の女子生徒に自分からコクったけど、フラれたちゃったよ。ヘヘヘ」

俺 「なるほど。
  じゃあ、一度位日本人の女性とも付き合ってみたらいいんじゃないか?
  『自己主張は少な目で、他人の気持ちをおもんばかる』文化的特徴を持った女性は、USAのように『自己主張の激しい』文化の国では、希少価値があるかもよ!」

G 「ふーん。別に日本人でもいいんだけど、僕の生活しているベイ・エリア(サンフランシスコ、サンノゼ)には日本人は見かけないんだよねー。

  ロスに行くと沢山日本人がいるみたいだけど、遠いからね」


「3年ぶりの親子の再会」の第6日目はこんな感じだった。



9/2(水) ☀/☀⛅、26-30℃

  早朝:窓から朝焼けが綺麗にみえた。 

夜明け後すぐに車で来間大橋を渡り来間島へ移動し、来間漁港で「鯵釣り2」にチャレンジした。
隣の防波堤には既に2-3人の島民が来て釣りを始めていた。数匹は釣れていたようだ。 

我々も小一時間試してみたが、何故か釣れない! Gは何とか釣ろうと「遠くに投げよう」としていたが、力み過ぎて失敗し、オモリの部分の糸が切れて、オモリが海の底に消えてしまった。
(Gは大学のジムでマシントレーニングをしていたようで、筋力には自信がある?)

俺も針が根がかりしたようで、しかけ部分が全部なくなってしまった。とほほだぜ。


仕方ないので、釣りを中断し、Gは海ちゃんとビーチで遊んでいた。
しかし、海ちゃんは「海が怖い」ようで、波打ち際に近づくのを嫌がっていた。ハハハ。


そして、朝の釣りの時間帯が終わったので、一旦道具を片付けて、宮古島中心部に戻った。
移動中の車内で;

G 「海ちゃんは海が怖いんだー!」

俺 「そうみたいだな、ハハハ」

G 「じゃあ、海ちゃんじゃなくて『山ちゃん』じゃん! ヘヘヘ」
 ダジャレが言えるほど日本語を覚えているのは驚きだ。
彼は、大学内では英語、実家内では中国語で会話してるので、日本語は数年に一度しか使わないそうだ。

俺 「それ面白いなー、ハハハ」

G 「だろー」

 褒められて喜んでいた。


9時、Gの希望でマックスバリューの隣にある「マンガ喫茶」に入り、計6時間マンガ三昧をした。

俺 「そういえば、15年位前に君たちが小学生だった頃、日曜日に上海の日本人街(古北地区)にあるマンガ喫茶で沢山マンガを読んだなー」

G 「そうだっけ? よく覚えてなーい」
 親が苦労して一生懸命にイベントを作っても、子供はほどんど覚えてないもんだ。

ランチは、予め隣のマックスバリューで購入したトンカツ専門店「琉宮」のかつ丼弁当&巻き寿司&稲荷寿司&牛タンのレモン味を、マンガを読みながら2人で食べた、けっこう美味かった。


 夕方、マンガ喫茶を出て、釣具店で仕掛けを追加購入した。店員のおばさんから聞いた最新情報では「今日は狩俣漁港に鰯の群れがいて、釣れている」そうだ。
すぐにGが運転して、中心部から20分位で狩俣漁港へ移動した。 

狩俣漁港には既に島民4-5人が釣っていた。
俺は海ちゃんのリードを固定する場所を探しながら暫く観察していたら、10分間で5匹位のペースで釣れていた。防波堤から2m位離れた所に鯵の群れ数万匹がいるようで、そこの部分は海水の色が黒く見える。「いい感じかも!」
我々の鯵釣り3はここで決定だ。

Gはすぐにオモリを取り付け、一番つれているおじさんAの隣2mの場所で釣り始めたが、Aはどんどん釣れるのにGは全然釣れない??

Aが10m位南に移動したので、Gもそっちのほうに移動してみたら、隣にいた若者BがGのいた場所ですぐに釣れていた。おいおい。

焦り始めたGはまた「もっと、遠くに投げるといいのでは?」と考え始め、無理して力づくで強く竿を振ろうとしていた。結果、2回目のオモリ紛失だ。

G 「あー、またオモリが切れたよー!」

俺 「力を入れすぎだろー」

レンタル機材の中に別のオモリが入っていたので、Gはそれを取り付けて応急処置をして釣りを再開した。


焦るGを横目で見ながら、俺は誰も釣っていない一番南端で釣り始めた。2投目をゆっくり巻き寄せながら針が水面近くまで来た時に「ククっ」と手ごたえがあり、「小さい綺麗な魚」が釣れた。

俺 「おーい、G! 釣れたから証拠写真を撮ってくれー!」

G 「えー、もう釣れたのー??

  分かった。写真撮るよー!」 
釣れた魚は、海ちゃんに見つかると食われてしまうから、すぐに海へ放流してあげた。


更に焦ったGは、力が入り過ぎて3個目のオモリを紛失していた。

俺 「オモリが合わないのかもなー。パパの仕掛けを使ってみるか?」
 Gに竿ごと渡した。

G 「? パパは釣らないの?」

俺 「パパは綺麗な魚を1匹釣ったから、もういいよ。
  君が釣る所を写真に撮ってあげるよ」

G 「分かった」

俺 「無理に遠くに投げる必要はないからな。近くでも、ゆっくり・丁寧にリールを巻き寄せれば、釣れるよ。きっと」
 魚も女性も、力ではダメなのかもなー、ハハハ。

その後、約半時間Gの周囲はドンドン釣れるのに、Gだけは空振りだった。


海ちゃんはずっとひとりで待っていて、かなり退屈していたみたいなので、 

リードの固定を外し、Gの近くまで連れていった。 

俺 「頑張れー! 海ちゃんも応援してるよー!」

G 「ダメだー! ボウズは嫌だー!」
 結局、Gは1匹も釣れなかった。

G 「心が折れたー!」

俺 「まあ、人生・そんな時もあるさ! ハハハ」

G 「魚釣り、トラウマかもー」

俺 「明日もチャレンジする?」

G 「当分しない!」


車で伊良部島へ戻り、夕食は、Gの要望の青椒肉絲に、もやし餡かけ炒めとしじみ汁&美酢だ。 

食べながらの雑談は、昨日佐良浜港でスティングレー(アカエイ、1m位)2匹が水面近くを泳ぐのを見たが、 

30年位前に隣の西表島でダイビングをした時、マンタ(オニイトマキエイ、3-4m)が縦にクルクル回転しながらエサを食べているのを見た時の話しをした。 

もうひとつの話題で、Gは「Rちゃん(Gの姉)の結婚について、色々心配している」ようだった。
自分の心配は、まだ5年以上先だからいいか。

「3年ぶりの親子の再会」の第7日目はこんな感じだった。



9/3(木) ☀⛅☔/⛅、25-30℃

 早朝、海ちゃんの散歩。


朝食は、特製ネギ入りスクランブルエッグを俺が作った。

A.M.8:30、旧フェリーターミナル前まで、海ちゃんの散歩を兼ねてでかけ、Gを見送った。Gはスキューバのスキルを上げる為3,4回目にトライした。



その間に俺は1週間分の洗濯をして、バイクの損保会社に電話で「レッカー車の手配」を依頼した。


11:30、GからLineを受信。
「ダイビングが早めに終わたので、旧フェリーターミナルまで拾いに行く」事になった。

移動の途中でレッカー車の運転手から電話を受信。
「御嶽の公園周辺は道が狭くてレッカー車は通行できないので、Aコープ前までバイクを移動させるしかない」という事が判明した。

急いでGと一緒にかなり重いバイク(205kg)を約5分間人力で押して御嶽の公園→Aコープへ運び、何とかレッカー車への積み込みが完了した。 

しかし、Aコープに到着した時、俺はバイクのスタンドの金属を右足で蹴ってしまい、親指の皮が裂けて血だらけになった。

G 「おおー、同じ場所だー」
数日前にGも海ちゃんの散歩中に道路の縁石を蹴ってしまい、親指の皮が裂けて血だらけになっていた。

俺 「そうかもな。今からレッカー車の後をついて宮古島のバイク屋まで行くから、君が運転してくれ」

G 「いいよ。記念に写真を撮っておこう!」 


13:00 宮古島のバイク屋への搬入が完了した後、ランチはGの要望で高級「車エビの天丼」を食いに行く事になった。宮古島は全沖縄の市町村で車エビの養殖でトップ3に入っている。

イチオシのお店は「みやーく商会」で、ここは1984年ロサンゼルス・オリンピックでの「体操の金メダリスト森末慎二」さんがオーナーの店だ。
店の前では10人位の客たちが並んでいた。約20分待って、我々が最後の客だった。

G 「ロス・オリンピック? 2028年だよね?」

俺 「1984年にもロスで開催されて、森末さんは金メダルを取ったんだよ。
  パパは、車エビ天丼(エビ3本)で大盛りかな」

G 「ふーん。
  じゃあ、 僕は車エビ天丼大盛りに、エビもう1本追加で!」 

食後、店の前で森末さんと一緒に記念撮影をしてもらった。勿論海ちゃんも。 


食後は帰宅して、少し昼寝。

夕方:佐和田の浜へ移動し、海ちゃんをビーチで散歩させた。
カニと初遭遇した海ちゃんは好奇心で無防備に近づき、カニにちょっかいを出して鼻が挟まれそうになった。 

好奇心の多い海ちゃんは、砂浜にあるものを色々物色していたので、翌日のウンチは砂まじりだった。ハハハ。


夕食は、俺の勤務するWホテル@佐和田の浜のレストランで、「沖縄料理の新コース」を堪能した。 
 

GはアルバイトのMさんに進められてサワーの後「ハイビスカス・ビール」を飲んでいた。 


「3年ぶりの親子の再会」の第8日目はこんな感じだった。



9/4(金) ☔⛅/⛅☔⛅☀、26-31℃

 Gの宮古島最終日。

AM、雨天で海ちゃんの散歩は中止。
自宅でゆっくりと雑談してすごす。

俺 「魚釣りは、力ではダメだったな」

G 「心がボロボロになったよー」

俺 「女性の扱いも、もう少し力を抜いて、優しくな」

G 「めんどくさいから、ゲイになってやるー!」

俺 「おいおい」


最後のランチは、札幌味噌ラーメン&チキンソテー&ゆで卵&ニンジン&もやし&小松菜を作った。

PM、Gの要望で最後はカラオケBox@宮古島に行く事になった。
Gは高校の時にコーラス部にも在籍したそうなので、点数を競ってみたら、俺は「哀愁のカサブランカ」で81点。Gは「粉雪」で96点とボロ負けした、ゲロゲロだぜ!


帰宅後、Gは出発の為のパッキングを最終完了した。

俺 「忘れ物をするなよ」
 4月に来たRちゃんはシャワー室に化粧品を忘れていった。


G 「大丈夫!」

車で15分移動して、みやこ下地島空港でGを見送った。Gは海ちゃんとのお別れに名残惜しそうだった。


夕方16時半から、俺はホテルの勤務再開で。22時迄海ちゃんはホテルの駐車場でお留守番だ!
Gは羽田空港へ到着し、翌日にサンフランシスコへ帰国のようだ。


22時過ぎ、帰宅後Gの忘れ物1,2が発覚した。
1.はGが上海で買ってきた「ベンツ・マイバッハ(最高級ブランド、トヨタのレクサスのようなもの)」 
と「マクドナルド」をミックスした、ジョーク小物が俺の愛車に付けたままだった。
 

2.はGが上海で買ってきた「仮面ライダー」と猫の合体のフィギュアとキラキラシールだ。 
 


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Gは数日前からこのシールを俺のノートパソコンに貼ろうと狙っていた。

G 「この仮面ライダー、いいでしょ!」

俺 「興味ない!」

G 「パパのラップトップに貼ってもいい?」

俺 「要らない。自分のに貼れば」

G 「僕のはもうびっしり貼ってあるから、スペースがなーい」

俺 「じゃあ、持って帰ってRちゃん(Gの姉)のパソコンに貼ってあげれば?」

G 「Rちゃんに怒られるー」
 Rは空手が得意だ。
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俺はすぐにGにLineでクレームした。

俺 「おい、忘れ物があるよ!」

G 「へへ。それはパパについていきたいて言ってたから。
  おやっさん、オイラをもらってくだせえ、がう。みたいに」
 中学生のままかー?
俺 「 」

G 「あと台風宮古にも明日来るようだから気をつけて。
  雨戸とか」

俺 「もう1個忘れ物発見!」 
 リビングの柱の190cm位の所に貼ってあった。

G 「Naaah not me。海ちゃんがつけた」
 小学生かも。


俺 「海ちゃんかー、晩飯抜き!」


翌日、台風による強風でGの置き土産1が消滅した。すぐにGにLineした。

俺 「今日は台風の影響で風が強い。
 30分前に伊良部大橋を渡って走っていたら、
 君のマイバッハのエンブレムが飛んで消滅したよ。ハハハ」 

G 「おっふ。

  お坊さんの頭みたい。
  粘着するんだった」

「3年ぶりの親子の再会」の第9日目・最終日はこんな感じだった。

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 そう言えば、25歳の頃(俺は彼女と別れて)「システム・エンジニア 兼 工事現場の監督 兼 プロジェクトマネージャー」という仕事が「興味の全て」だったかも。


女性の扱いに少し慣れるのは、その5年後位だったかなー。ハハハ。