◆あこがれの失業保険!
俺は遂に失業保険(=失業手当)がもらえる事になった。
失業手当をもらえない条件は;
A. 退職してすぐに転職する人
B. 就職する意思がない人
C. ケガや病気、妊娠・出産などですぐに就職するのが困難な人
俺はこのAにひっかかり、今までに何度か失業手当をもらい損ねた事があった。
・2020年12月末;
退職理由: コロナの為京都市のホテル&ゲストハウス管理会社を自主退職。
背景: 京都市中のホテルが開店休業状態だったがオーナー社長Lの決断で外国人スタッフ(イタリア人、ハンガリー人、ロシア人、シンガポール人、ネパール人、台湾人、等)は「自宅待機で給料を全額支払って雇用を維持」する事になった。
(詳細はAmazon/Kindle: 「欲望の京都」を参照下さい)
当時60歳の俺は若者たちの給料支払いの負担になりたくなかったので、退職。
転職: 東京時代の友人の紹介で、翌月から英国のIT大手企業とコンサルティング契約をする事になり、失業保険は申請せず。
・2023年6月末;
退職理由: オーナー社長Xが思い込んでいた「宮古島市政府との強固なコネクション」が突然消滅。俺が担当する予定だった新規事業も消滅。試用期間終了時に突然解雇された。
背景: オーナー社長Xの強烈なパワハラで雇われ副社長YがPTSD状態。
転職: 俺はタクシードライバーに挑戦してみようと宮古島で教習所に通っていたが、新規レンタカー会社Rからの強い要望で翌月からレンタカー事業の新規立ち上げに参画する事になり、失業保険は申請せず。
(詳細はブログ「あこがれの離島生活 (15) 3ヵ月でクビ、色々諦めたー!」参照下さい)
・2024年12月末;
退職理由: オーナー社長Aから一方的に解雇された。
背景: どうやらトラの尾を踏んでしまったようだ。
(詳細はブログ「離島生活 (94) トラの尾を踏んでクビになった!」参照下さい)
転職: 今回は一切転職活動はせず、翌月すぐにハローワークに失業保険の申請を出す事にした。
雀荘のマスター(男性、70歳代後半、前職は神奈川県で建設機械の修理技師等、定年後に伊良部島で雀荘を開業)の反応;
マスター 「最近、レンタカー屋はやらんのか?」
俺 「レンタカー屋は辞めたので、失業保険を申請してます」
マスター 「いいぞ、どんどんもらえ! 俺なんか(転職する時に)2回ももらったさぁ。
3回目はダメだったけどなー」
俺 「どうしてダメだったんですか?」
マスター 「この雀荘を始めていたからさぁ。 『収入があるから失業ではない』と言われたさぁ」
俺 「確かにそうですねよね。ハハハ」
マスター 「漁師の奴らも、よく失業保険をもらってるさぁ」
俺 「なるほど」 離島の男たちは仕事をするより、酒を飲んで麻雀する方が楽しいのかも。
1月初旬、12月末で退職したので宮古島ハローワークへ失業手当の申請に行こうとした時、問題が発覚した;
問題点1: レンタカー会社Rの本社から「1月初旬に発行すべき『離職票』が約1ヵ月発行が遅れる」との通知が来た。理由は、契約していた社労士が引退してしまったので、新規の社労士との引継ぎに時間がかかっているとの事だった。結局離職票が届いたのは2月初旬だった。
2月初旬、宮古島ハローワークへ失業手当の申請に行こうとした時、新たに問題が発覚した;
問題点2: レンタカー会社Rから発行された離職票には退職理由が「自己都合」と明記されていた。 
問題点3: 自己都合での退職の場合、申請期間が2ヶ月間保留となり申請が遅れ、失業手当受給日数も40%位短くなる。 
ハローワーク職員A 「失業手当の申請ですね。ではマイナンバーカードと離職票を見せて下さい」
(女性、50歳代、笑顔で対応、優しそうな人)
俺 「はい、これです」 指定された書類を提出した。
職員A 「あれっ、退職理由が『自己都合』となっていますが、自分から退職を希望したのですか?」
俺 「いいえ、社長から『12月末で解雇する』と通知されました。
私からは、『解雇はそれでいいので退職理由は会社都合として下さいね』とお願いしてあったのですが・・・」
職員A 「そうですか・・・。
詳細は隣の課の担当者が判断しますので、ついて来て下さい」
一緒について行くと隣の部屋の職員Bに引き継がれた。
職員B 「自己都合の退職では無いと言う事ですね? では退職時の状況を説明して下さい」
(男性、30代後半、無表情、淡々と手続きを進める)
俺 「いやー。トラの尾を踏んでしまい、
~中略~
社長から『12月末で解雇』と言い渡されまして・・・」
職員B 「んー。では、『解雇予告書』か『解雇理由証明書』がありますか?」 呆れかえっていたようだ。
俺 「いいえ、どちらも発行されていません」
職員B 「んー。今ヒヤリングした内容が正しければ、あなたの場合は明らかに『会社都合』になりますね。
がしかし、当課ではあくまで会社から提出された正式書類で最終判断をする事になりますので、会社から『解雇理由証明書』を発行してもらって下さい」
俺 「分かりました。簡単に発行してもらえるか自信はありませんが、会社に要請してみます」
ハローワーク職員B 「それと、これはアドバイスですが、
あなたが会社と交渉する時間に期限を設けた方がいいですね。
今までも同様の問題を見てきましたが、会社都合と認められたケースはとても稀でした。
更に、それが確定する迄はあなたの失業手当の申請が遅れますので、無期限に延ばすとあなたにとっても不利になりますからね。ハハ」 逆転成功の可能性はとても低いと言いたそうだった。 
俺 「なるほど。アドバイスありがとうございます。では1ヶ月以内に解決できなければ諦める事にします」
俺は丁寧にお辞儀をしてハローワークを出た。
自宅に戻り、会社の総務にメールで連絡した。
俺 「お疲れ様です。
本日ハローワークに失業手当の申請に行ったところ、『解雇理由証明書』を会社から発行してもらい提出するように要請されました。
ご存じのように、私は自分から希望して退職した訳ではないので『自己都合』退職ではありません。
私は会社と争う意思は無く、ハローワークから失業手当を早期に受給したいだけです。もし会社が私を『懲戒解雇』としたいのであれば、解雇理由証明書に『Kのミスにより会社がxxxについてxxxの損害を被ったので懲戒解雇とした』と明記してもらって結構ですので。
お手数ですが、宜しくお願い致します」
数日後、総務から回答が来た。
総務 「顧問弁護士と相談した結果、退職証明書に『会社都合』と明記して発行する事になりました。
これからレターパックで送付します」
俺 「(最初からそうしろよなー!! ったくー)
ご多忙中のご対応、大変ありがとうございます。
1つ確認事項があります。
退職証明書には『会社都合』と明記して頂いても、既に発行済みの離職票には『自己都合』と表記されており、2つの書類で一致しないのではないでしょうか?」
総務 「それは、ハローワークさんが理解してくれて、処理を進めてくれると思いますよ」
俺 「なるほど。了解しました」
2月中旬、レターパックで退職証明書が届いたので、早速俺はハローワークへ提出に行った。
俺 「会社から『会社都合』と明記した退職証明書が発行されましたよ!」 どや顔。
職員B 「おおー! それはよかったですね」 とても意外そうだった。
俺 「これが退職証明書です。
しかし、会社は離職票の再発行をする意思はないようでしたが、これでOKでしょうか?」
職員B 「当課ではあくまで『離職票』に明記された情報を基に最終判断を行いますので、離職票の再発行が必要となります」
俺 「えっ、そうなんですか。やれやれだぜ」
職員B 「大丈夫ですよ。この書類があれば、当課から本社所在地管轄のハローワークに依頼し『会社に対し離職票の再発行を要請』してもらいますので。Kさんの仕事は本日で完了です。
まあ、ここまで来れば80%は完了したと思って頂いて結構ですから。ハハハ」
俺 「100件に1件のレアー・ケースですか? ハハハ」
職員B 「そうとも言います。ハハハ」
3月初旬、俺はハローワークで「最初の失業認定日」の手続きを実施した。担当者は職員C(女性、40歳前後、穏やか、的確)だった。この時「自己都合退職=2ヶ月保留されるスケジュール」が「会社都合退職=保留無しのスケジュール」に変更された。
そして、翌週3月中旬にはあこがれの「失業手当」が受給できた!!
◆マザコンで負傷
俺は元来犬派で猫と関わった事は一度も無いのだが、離島では近所の猫たちと仲良くする事になった。最近、仔猫たちも増えて、俺も忘れがちなので続柄をまとめてみた。 
白茶1(オス、第1グループ、23年5月生まれ)は小さい時はひどいマザコンだった。
ママ(白ミケ)が姉や妹を連れて俺の家にエサを食べに来る時も、ママの後ろに隠れたままで、一向に自分ではエサを食べようとせず、しきりにママのおっぱいばかりをおねだりしていた。
そうこうするうちに、毎日おっぱいばかり飲んでいた白茶1がどんどん大きくなって、顔の面積も1番巨大になっていた。
母乳は偉大だ!!
そう言えば、俺の子供達も母乳で育ったので保育園で一番大きかったかも。ハハハ。
いつしか、白茶は縄張り①の中でボス格に祭り上げられたようだ。他の縄張りから顔の大きなボス猫(白・シャム等)がやって来るたびに、縄張り①の代表として最前線に押し出され、侵略者へ威嚇の声をあげている。それでも侵略者が引き下がってくれない場合はケンカになるようだが、白茶はいつも負けてあちこち負傷して、隅っこでいじけていた。
俺 「おおー、君はまた負けたのかー??
こんなにケガして」
白茶1 「ミ・ミ・ミヤ・・・」 力なくうなずいていた。
俺 「大丈夫だよ。君もいつか勝てる日がくるよ。きっと・・・」
いつ来るかは分からないが、来ないとも決まっていないので、慰めておく。ハハハ。
2月末、白茶が少し痩せて、食欲も少なくなっていたようだ。
注意深く白茶を観察していたら、俺も異変に気付いた。彼のしっぽに負傷が見られた。 
命に係わるようなレベルではなさそうだが、翌日は更に患部周辺の毛が抜けたようで、キズが目立っていた。 
俺は猫たちにエサを与えるが、ケガや病気の治療についてはタッチしないで、自然淘汰に任せる事にしている。
しかし、毛の無いむき出しのピンク色の皮膚を見ていると可哀そうになる。
俺 「そう言えば、以前茶トラ5が猫カゼをこじらせて身体の数か所の毛が抜けて血が滲んでいた時に、ペット用の消毒スプレーをAmazonで購入したっけ・・・」
急いで、白茶1のしっぽの患部に3,4回スプレーしてみた。
俺 「単なる消毒液だが、無いよりマシだろ。ハハハ」
白茶1 「ミ・ミヤー」 傷口に沁みたようで、痛そうに出て行った。
3月上旬夜、いつもはエサを食べた後にお気に入りの段ボール箱の中で休憩している白茶1が、珍しくパソコンデスクに上ってきて、甘えん坊の茶トラ5に並んで俺に甘えてきた。
俺 「そうだよなー。男だって誰かに甘えたい時もあるよなー。ヨシヨシ」
その日は茶トラ5より多めに白茶1の頭を撫でてやった。ハハハ。
俺 「大丈夫だよ。マザコンだっていつか勝てる日がくるよ。きっと・・・」


