◆黒ニンニクで肥満?
11月初旬から黒ニンニクを食べ始めた。
10月中旬、レンタカー屋の仕事が忙しくて、週2日間の休暇にじっくり身体を休めてもなかなか疲れが取れなかった。
YouTubeで「黒ニンニクが疲労回復、並びに、認知症の予防にもよい」と知り、「終活」の為にも、早速Amazon で購入してみた。
値段は高いものもあったが、YouTubeで推奨していた「訳アリ」のものを選ぶと、1kgで3,900円と手ごろだった。
11月初旬、自宅にAmazon の箱が届いて開封してみたら2つのビニール袋にパックされていた。
発酵しているとはいえ生のニンニクを丸ごと食べるのはなかなか抵抗感があった。
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そう言えば、6年位前に元カノが京都のマンションに転がり込んで来た時、俺の冷蔵庫の中に「得体のしれない黒いニンニク」のビンが入っていた;
俺 「これ何や?」
元カノ 「これはニンニクを発酵させたものだよ。田舎から送ってきたんだよ。
これを食べるとめっちゃ精力がつくんやでー!」 東北出身の元カノは変な発音の関西弁を使いたがる。
俺 「ひえー」 なんだか不気味なゲテ物のような印象が強かった。
元カノ 「1回食べてみてよ!」 しきにり勧められた。
俺 「絶対いややー!」 32歳下の元カノを満足させる為には、食べておいた方が良かったのかもしれない。ハハハ。
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今回届いた1片をビニール袋から取り出して、おそるおそる皮をむいてみた。
中のニンニク片は本当に真っ黒で、バナナのような柔らかい感触だった。
匂いは薄いニンニク臭とリンゴの香りを足したような感じだ。
自分の身体を維持してハードワークを続ける為に、涙を堪えて口に入れてみた。
味は杏子のような甘味で、口の中でとろける感じだ。
リンゴと一緒に口に入れてみたら、リンゴより黒ニンニクの方が甘みが強く感じた。
意外と食べやすいので、とりあえず、毎朝2片づつ食べてみる事にした。
しばらくして、説明書に「1日1~2片、疲れた時は3~4片」と書かれているのを見つけ、1日3片に増やしてみた。
12月初旬、1ヵ月食べ続けたら、疲れは蓄積しなくなった。
11月から週3回のペースで18~23時までレンタカー屋つながりの知人たちと麻雀していたが、後半に集中力が途切れる事もなくなった。
12月下旬は有給休暇の消化で10日間位お休みだったので、更に体力が戻ってしまったかもしれない。
1月中旬、レンタカー屋を退職しても黒ニンニクを毎朝食べる習慣ができた。食欲は以前と同じように旺盛なので、運動量が減った分体重が増えてきたようだ。
折角63kg台まで絞れたのに、2kg戻してしまった。
1月は次の仕事を探さずにゆっくりしたいので、まあ少しは肥満しても仕方ないか。ハハハ。
◆仔猫たちが肥満?
俺は元来犬派なのだが、離島では近所の猫たちと仲良くする事になった。
最近、仔猫たちも増えて、俺も忘れがちなので続柄をまとめてみた。
12月下旬、仔猫たちが肥満しているのに気付いた。
今までは朝7時と夕方18時に俺が帰宅時、仔猫たちが集まって来て、1日2食うちでエサを食べていた。
12月後半から、俺は退職前の有給休暇消費期間に入り、約10日間休みが続いた。
宮古島には(麻雀以外に)娯楽は無いし、その間昼間は自宅でのんびりしていた。すると仔猫たちも俺のうちで昼間もくつろぐようになり、ランチ時にはエサを食べるので、1日3食食べるようになったのが肥満の原因のようだ。
オスで活動的な:白茶1、茶トラ3、八ワレ1は特に肥満していないのだが、
オスでのんびり屋の:小トラ、八ワレ2はお腹の周りが太っている。
そして、メスたち;茶トラ1、茶トラ2、白茶3も洋ナシ型体形になって来たようで抱き上げた時によく分かる。
しかし、夏風邪で一時期食欲が無くなった:白茶2と茶トラ5は体格も大きくならず、肥満もしていない。相変わらず子供体形のままだ。
うちに来れない、隣の縄張りの仔猫たち:八ワレ3、黒4、マロン1、茶トラ6と比べると明らかに肥満しているので、ちょっと心配になってきた。
「何年か後に、俺が何らかの理由でエサをあげられなくなった時に、彼らは肥満した自分だけで生きていけるのだろうか?一度肥満に慣れてしまうと困るかもしれないなー」と思い巡らせてた。
そして、彼らにランチを与えない事を決心した。
元旦から、朝食が終わったあとは仔猫たちを1匹づつ外に追い出した。手順は;
A. 毎回全員に向かって、手を2回叩いて注意喚起する。
B. 「お外―!」 と叫んで警告をする。
(!注: この「おそと」と言う言葉は、うちの子供達が10歳未満の頃親のいう事を聞かなかった為に、家の外に締め出す時に警告する言葉だ。子供も仔猫もこの言葉がよく効く。ハハハ)
C. 1匹づつ抱き上げて、頭の上で「お外」と言い聞かせながら、ドアーの前まで運ぶ。
D. ドアーの前に一旦下して、もう一度「お外ー」と言いながら、背中を押す。
こうすると、殆どの仔猫は素直に自分で外に出てくれる。しかし、八ワレ1と白茶2と茶トラ5の3匹は、一度外に出たあとに、俺が他の仔猫を抱き上げているスキにササっと室内に戻ってくる。
こうして毎回10匹の仔猫たちと触れ合いながら、ランチ前には室外に退出してもらう。
1週間後、慣れてくると上記の手順AとBだけで:白茶1、茶トラ3、白茶3は自主的に外にでてくれるようになった。しかし、茶トラ1、茶トラ2、八ワレ2はしっかり撫でてあげないとなかなか立ち上がってくれない。
そして、八ワレ1と白茶2と茶トラ5の3匹は、一度外に出たあとに、またこっそりと室内に戻ってくる。
できれば、あと10年はこの場所に留まり続けて、仔猫たちにエサをあげれるといいのだが。その頃には老人と老猫か、ハハハ。










