◆スマホのキャリア乗り換え!
11月初め、俺はついに、スマホのキャリアを乗り換えた。
離島に来る前、俺はずっとスマホのキャリアはソフトバンクを使っていた。理由は斬新なアイデアで既得権(NTT)に対抗する姿勢に共感できたからだ。
しかし、離島ではあちこちに「穴(電波が悪く、通話できない地域)」が残っていた。
(例:伊良部島の佐良浜漁港周辺、伊良部島中央のサトウキビ畑地域、下地島空港の周辺、等)
この穴周辺にいる時は、俺のスマホは通話の受信ができないので、
A社長からも「なぜ電話にでないのか?」と質問される程に、業務に支障がでていたのだ。
周囲の人達に確認してみたが;
Yさん 「やっぱり、ドコモはダメだな(@伊良部島中央のサトウキビ畑地域)」
Fさん 「俺はauだから全然問題ないぞ(@下地島空港ターミナルの周辺)」
Hさん 「この辺は電波は悪いけど、auなら一応届きますよ(@伊良部島の佐良浜漁港周辺)」
との事だった。
正確に言うとauがいいのではなく、「沖縄セルラー電話株式会社(auの子会社、沖縄県で携帯電話事業を行う地域会社)」がつながるのだそうだ。
携帯電話の契約数シェアのデータでは、日本全体では、「NTTドコモ」が約40%と一番多いが、沖縄県内では「沖縄セルラー(au)」のシェアーが約50%と圧倒的なのだそうだ。
これ以上業務に支障を出したくないので、俺は現在使っている「ソフトバンクのLinemo」から「auのpovo」に切り替える事にした。
◆切り替えの手順;
1) スマホ本体のSIMロックを外す。
2) Linemo(ソフトバンク)で「MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)予約番号」を発行してもらう。
3) povoのアプリをダウンロードし、必要事項に入力しSIMを申し込む。(10月30日の午前中に実施)
4) SIMを郵送で受け取る。(11月2日の午前中に受取り完了)
5) povoのアプリでSIMを有効化する。
6) スマホ本体にSIMを差し込む
7) スマホ本体でAPN(アクセス・ポイント・ネーム)を入力する。
8) 111番に電話をかけて「通話テスト」をする。
9) povoのアプリで、「毎月のギガ数」と「通話かけ放題オプション」を指定する。
この手順が完了後、「穴」の周辺で通話状態のテストをしてみた。
A. 下地島空港周辺:
B. 伊良部島中央のサトウキビ畑周辺
C. 佐良浜漁港周辺
全て通話状態が確保できた。これで今後は業務に支障は無いはずだ。
?? しかし、何故だか俺の古民家の室内では、以前よりつながりが悪くなってしまった! トホホだぜ。
!!注意事項:
上記3)-5)の間は前SIMが失効し、次のSIMが来る迄は電話が使えない状態になると推測して、Line電話で通話していた。
実際には、3)-5)の間も前SIMは有効のままだった。次SIMが到着後、5)でpovoのアプリで「SIMの有効化」ボタンを押した時に前SIMの機能が失効するようだ。
つまり、切り替え時には一時的に2つのキャリアに月次通話料を支払う事になるので、5)のタイミングが月末になるように調整するのが望ましいのだが。
俺は勘違いして、3)のタイミングが月末になるように調整したので、5)のタイミングは月初になってしまった。
たった2日の利用で「前SIMの利用料1ヶ月分の請求」がきてしまう。やっちまったぜ・・・。
◆Sさんにも情報共有
同僚のSさんもソフトバンクを使っていて、同様に業務に支障が出ているので、乗り換えの方法を教えてあげた;
俺 「UQかpovoに乗り換えたら、通話できないエリアの問題が解消できましたよ」
Sさん 「いやー、僕は大丈夫です」
俺 「大丈夫じゃないでしょ。
9月にあなたが朝寝過ごして、『9時半に宮古空港へ送迎するお客さん』が激怒した時に、私があなたのスマホに電話しても通じなかったのは、あなたの自宅アパート周辺ではソフトバンクの電波が届かないからでしょ」
Sさん 「すみません。でもLine電話なら通じますよー」
俺 「ダメです。今のままだと業務に支障があるので、必ずauに乗り換えて下さい。
費用は無料でできるので、お金の無いSさんでも大丈夫ですよ。ハハハ」
(詳細は8月11日のブログ:3人目の社員、を参照下さい)
Sさん 「えっ、お金かからないのですか??」
俺 「そうですよ。あなたは今通信費に毎月いくら使っていますか?」
Sさん 「スマホのデータ通信無制限&電話かけ放題なので、月1万円位ですね」
俺 「それに加え、自宅用のWi-Fi料金が4500円位で、毎月合計15000円位かかっているのでは?」
Sさん 「はい、そんな感じです」
俺 「自宅と会社にWi-Fiルーターがあるのに、どうしてスマホで通信無制限が必要なんですか?」
Sさん 「そ、それはー。昔からそうだったのでー・・・
それに、外出中などにもスマホで動画を見ますので」
俺 「実際に毎月のデータ通信に何ギガを使っているのか、スマホの記録を確認してみて下さい」
Sさん 「えーっと、大体25ギガですね」
俺 「それならば、UQに乗り換えて、データ通信20ギガ+電話かけ放題
+自宅のWi-Fiで、毎月合計8500円位に削減できますよ」
Sさん 「おおー、通信費が半分になるんだ。
それならば、やってみようかなー」
丁度車検が終わった車を取りに行く帰りにSさんを連れてイオンタウンにあるau営業所で見積をしてもらった。
UQに乗り換えて、データ通信25ギガ+電話10分かけ放題で、毎月合計4000円位で、更に「キャッシュバックが2万円」だそうだ。
Sさん 「半分に削減できで、キャッシュバックも2万円なんだー!」 万年金欠病のSさんには魅惑的な言葉だ。
俺 「よかったですね。
(いままで、さんざん無駄な通信費を払っていたんだなー。やれやれだぜ)
11月末迄に必ず乗り換えを完了して下さいね!」
Sさん 「多分、大丈夫です。ガハハ」
11月末、結局、Sさんは俺の忠告は無視し、乗り換えの手続きをしていない。
何か現在の契約を解除できない「やましい事」でもあるのかな? ハハ。
或いは、ダラダラと引き延ばす事で、俺に頻繁に「かまって欲しい」のかー??
おいおい、19や20歳の小息子じゃあるまいし、彼女でも作ってかまってもらえよなー。
やれやれだぜ!!
◆小トラはかまってちゃん
俺は元来犬派なのだが、離島では近所の猫たちと仲良くする事になった。
毎日朝晩に10匹前後の猫たちが俺の家にやって来る。
まゆげ、黒ミケ、白ミケの仔猫4匹達は食べ終わると自分の縄張りに帰って行くが、小トラは帰らずに俺の食事の邪魔をしようとする。
最近では黒ミケの仔猫3匹達も、俺の部屋を遊び場にしているので、なかなか出て行ってくれない。(4匹の内1匹は近所の女の子にもらわれて行ったようだ)
朝食前、猫たちのエサを準備後に俺が引き戸を閉めて隣の寝室でストレッチ&筋トレをやっていると、エサを食べ終わった小トラは引き戸の隙間からこっちを除いて、「ミヤー(遊んでくれー)」と手を伸ばしてくる。
夕食時、猫たちのエサを準備後に俺が食事しようとすると、エサを食べ終わった猫達が邪魔して食事できなくなる。
仕方なく全員を1匹づつ家から出してから食事する。
すると、数分後小トラが海側の窓までやって来て、「ミヤー(遊んでくれー)」と隙間から手を伸ばしてくる。
なかなか諦めないので、小トラだけを中に入れてやり、食事中も片手間に遊んでやる。
こいつ「かまってちゃん」なのかも。ハハハ。
小トラがいつ産まれたのかは不明だが、今年の5月に見かけた時には「生後半年位の大きさ」でとても痩せていたのを見たから、去年の秋ごろに産まれたのかもな。
念の為、「猫の年齢早見表」で見たら
1歳半の猫で人間の20歳相当のようだ。
と言う事は、小トラはまだ「19や20歳の小息子」のようだから、
まっ、仕方ないか。ハハハ