台風5号が台湾にそれた直後、台風6号が接近してきた。
◆Rちゃん帰国
26日、Ｒちゃんと2人で仕事をしていた。「食欲が無い」と言うので、サッパリした和食を食べる為に宮古島の大戸屋に連れていってあげた；
Ｒちゃん 「私が2歳の時に両親が離婚して、母は『養育費はいらないから連絡をして来るな！』と言って父と絶縁したそうです」
俺 「そうですか、きみも苦労したんだね」
Ｒちゃん 「いいえ、叔父さんや周囲の親戚が優しくしてくれたので、私は父がいない事で寂しい思いをした事はなかったです。（キッパリ）
成人してコンビニでバイトしていた時、私にそっくりな男性が公共料金を支払いに来ました。
名前を見たら父と一致していたので『私はＲです。お父さんですか？』と聞いてみました。
突然言われた男性はパニックになって店から出て行きましたが、暫くしてメモ用紙を持って戻ってきて、『ここに連絡先を書いて欲しい』と言いました。
それからたまに電話が来て、会うようになったんですよ。
父は再婚していて。それまで「一人っ子」だった私に血のつながった弟がいる事も判明しました。一回り下なのに、電話で私をＲと呼び捨てするんですよ。子供なんだから、まったくー」
俺 「おおー、まるでＴＶドラマみたいだね！！ お父さんに会えてよかったですね」
（なんだか、自分と娘が仲良くなったようで、ちょっと嬉しかった）
27日、3人目の社員Ｓさんが来て、4日間位はＲちゃんが彼に業務の引継ぎをやってくれたので、Ｗさんや俺は意外と楽だった。
31日午後、台風が来る前にＲちゃんが約2週間のアルバイトを終えて熊本に帰って行った。
よくよく聞いてみたら、Ｒちゃんには年下の婚約者がいて現在同棲中だそうだ。そして8月からはMさんが新規開店したエステのお店で働く事が決まっているのだそうだ。つまりＭさんは上司。
女性はしたたかだなー。
◆台風6号接近
今回の台風6号は前回直撃した台風2号(960hPa)より勢力が(935hPa)全然強く、沖縄本島では住宅街が冠水や、
建物の倒壊等
被害が大きいそうだ。
しかし、意外にも伊良部島では風は強風程度で、停電も全然ない。
元プロ・サーファーＷさんの説では「台風の右側（那覇）は被害が多いが左側（宮古島）は影響が少ない」そうだ。
そう言えば、台風2号の時は宮古島は台風の右側だった。
31日午後、「8月1日の宮古島へのフライトが全便欠航」に決定。その影響で「レンタカーの貸出&返却の予約がキャンセルや延期となり、8月1日の作業は0件」になったので、俺も1日はお休みがとれた。
1日午前中、自宅で「Ｗさんの10日間の入院費への労災申請方法」の調査をした結果を、Ａ社長とＷさんに通知＆提案。
午後には風が強風に変わった。海はかなりうねっているので、
暴風になる前に木製雨戸を閉めて完全巣ごもり状態となった。
電気が来ている間は、エアコンをつけると蒸し暑さは対処可能だ。
17時、市から緊急メールが来た。
「沖縄県宮古土木事務所及び宮古島市道路建設課からのお知らせです。 台風第6号の接近に伴い、池間大橋、伊良部大橋及び来間大橋は8月1日(火)午後6時30分から通行止めといたします」
これで伊良部島は完全に孤島になった。
この次に停電が始まると、エアコン、冷蔵庫、Wi-Fiルーターがアウトになるので、食い物が無くなる。
オフィスのあるＣホテルでは台風で30人程度のキャンセルが出たそうなので、最悪そっちに避難する可能性もあるな。ハハ。
今回の台風6号は速度が遅く、長く居座るとの説だが、2日～４日も「フライト全便欠航」となった。同様にレンタカー業務も0件になったので、Ａ社長と交渉し「特別休暇」にしてもらう事にした。
3日朝、伊良部島では風は暴風レベルにアップしたが、雷がなく停電は起こってないので、Amazon primeで映画が見れる。
前から見たかった日本映画「ドライブ マイ カー」と同一監督の「ベイビー ブローカー」の2本を見た。
偶然発見したロシア映画「美しすぎる裸婦」も印象的だった。
最近まで社会主義で今は独裁政権であるロシアで、こんな芸術的かつ退廃的な映画が許可されるのが不思議だ。
中国ならば検閲ではじかれて、没だろうなー。ハハハ。
◆布団でくつろぐ仔猫たち
1日夜、仔猫達は餌を食べた後、俺の布団に来て格闘ごっこをしている。ハハハ。
猫達はのらなので、勿論ノミ・ダニ対策はされていない。
なので、仔猫たちが運動会を終えて、家から退室したあとは、
京都から持ってきたコロコロで
丁寧に布団を掃除している。ハハハ。
3日朝、風が暴風になった。白ミケが仔猫たちを連れて俺の部屋に避難してきた。
仔猫たちは、エアコンと扇風機で快適な温度、そして、フワフワの布団で昼寝を始めた。
俺もついウトウトして添い寝してしまいそうになったが、ノミ・ダニが怖いので一緒に寝るのは止めて、キッチンでブログを書いていた。
2, 3時間後、仔猫たちの状況を見に寝室へ行ったら、驚愕の事態がー！
ついに恐れていた事が起った。なんと畳まで達していた。トホホ。
仕方ないので、布団や畳のおもらしをキッチンペーパーで吸い取り、
台風で外に干せないので、風通しよく立体に折り、部屋干しする事にした。
仔猫達は罰として、1度部屋から追い出すことにした。
茶トラ１は1度出したが、また入って来て最後まで抵抗して部屋を逃げ回っていた。が、最後は外からママが呼ぶ声に気をとられている隙にそっと持ち上げて外に出し、扉を閉めた。
精神的に疲れた俺は、中央部の濡れた畳を避けて、端じっこに布団の代わりに毛布を引いて、軽く昼寝した。
よりによって、台風の最中に・・・。
まあ、猫だからしかたないな。やれやれだぜ。