俺は宮古島でまたもやインターネット難民になった。

 

 

◆背景

 昨年12月に京都市伏見区のマンションで開通してもらったNuro光はめっちゃ快適に使用できていた。

3月初旬、Nuro光に「京都市から宮古島市への引越し手続き」を申し込もうとしたら、エラー表示がでた。

 

 

ネットで検索してみたら、「Nuro光は沖縄県ではまだ開業していない」事が判明した。ひえー!

 

 

俺 「2年以内にNuro光を解約すると違約金諸々がかかるから、代わりにハルのマンションで使っていていいよ」

彼女 「私の北区マンションは狭くてKさんからもらった家電たちが入らないから、左京区の戸建てに引越す事にする」

俺 「OK。じゃあ、その戸建てに移すようにNuroに依頼しておく」

彼女 「ありがとう!

  でもKさんが13日に荷物を送り出してから、左京区でNuroの工事が終わるまで1ヶ月間以上は使えないね」

俺 「そうだな。その間はNuroから2ヶ月間無料でWi-Fiルーターを借りれるみたいだから、申込みしておこう」

 

 

2日後に無料のWi-FiルーターがNuroから送られてきた。

こうして3月初旬に彼女はいち早く「安定したインターネット環境」を手に入れた。

 

3月中旬、宮古島への引越し準備の最中にNuro光の工事担当者から連絡が来た。

工事担当者 「ご指定の左京区の戸建てでは、電柱から戸建てまでの引き込み工事ができない事が判明しました」

俺 「?? どういう意味?」

工事担当者 「申し訳ありませんが、今回の開線申込みはキャンセルとさせて頂きました」

俺 「なに、それ??」

 

同じタイミングでNuro光から郵便で開線手続きの案内も来た。

俺はすぐにNuro光のカスタマーサービスに問い合わせた。

 

俺 「こんな反対方向の連絡が2つ来ましたが??」

係員 「今確認を取ってみます、お待ちください。

  申し訳ありません、ご指摘の通り工事担当者が色々頑張ってみたのですが、左京区のご指定場所でのサービスのご提供は困難のようです・・・」

俺 「じゃあ、違約金などは発生しますか? それと2ヶ月間無料のWi-Fiルーターはいつまで使えますか?」

係員 「申し訳ありませんが、伏見区での契約は2年未満でのご解約扱いになるので、違約金は発生します。

  Wi-Fiルーターは本日以降も2ヶ月間は無料でご使用いただけます」

俺 「えー!

  Nuroさん早く、沖縄でも開業して下さいよー、まったくー!」

係員 「申し訳ありません」

 

こうしてNuro光の快適なインターネット生活は終焉し、違約金や工事代金約4万円(2年使用すれば割引で0円になるはずだった)等の色々な解約費用を支払う羽目になってしまった。

2ヶ月以内に彼女用の別のWi-fiも確保しないといけないし。Nuro光、とほほだぜ!

 

 

◆宮古島移動前でのインターネット準備

 まず、島に渡る前にスマホのLinemoの「データ通信量」の契約を月3Gから20Gに増量した。

 

 

しかし、増量の適応は申込日の翌月(4月1日)からなので、3月14日から31日の間はスマホのデータ通信量は「残り2GB」で生活する事になった。

 

14日に神戸空港で宮古下地空港行きのフライトを待機していたら、彼女からLine電話かかかってきた。

彼女 「Kさんの部屋の後片付けの為に、ゴミ出しをしたら業者さんから『受取り拒否』されたしまったよ。

  以前はこの大きさの袋でも持って行ってくれたのに・・・」

俺 「そうか、それは大変だったねー。ご苦労様。

  一度に沢山出すとゴミ回収業者のおにーさんも嫌がるのかもなー」

彼女 「だって、受取り拒否の袋をマンションのゴミ部屋の外に並べられたら、私は取に行く時めっちゃはずかしいよー」

俺 「そうか、それは大変だったねー」

彼女 「もう、ゴミ出しはxxxでxxxがxxxxだよー」

このような会話で彼女の愚痴を小一時間聞いていた。

 

気づいたらスマホのデータ通信量が「残り1GB」に減っていた。ひえー!!

 

 

◆宮古島移動後でのインターネット難民生活

 伊良部島の俺の社宅には勿論インターネットは来てない。14日~21日は極力インターネットを使用しないように注意して生活した。やれやれだぜ。

 

22日、勤務開始。

現地代理人Yさん(60代後半、伊良部島出身、元漁師、現在はマンゴー農園の社長、親分肌、頑固)の作業所にはドコモのWi-Fiルーターが設置してあるので、7:30~12:00と16:00~18:00の間は使用は可能だ。

12:00~16:00の間、Yさんは暑い時間帯は作業所で昼寝休憩をするので、俺はパソコンを持って数少ないWi-Fiのある定食屋「入江」か「さしば」へ行き、「インターネット難民」として、食後にWi-Fiにつないで仕事のメールチェックをしていた。(苦笑)

 

しかし、24日以降は雨がふる時間が多くなった。

愛車スクーターでの移動中にデイバッグに入れたパソコンが湿ってしまうので、パソコンは家に置きスマホだけを持ち歩いて仕事メールをチェックしていた。

 

26日(日)、彼女に伏見区マンションに残してきた「ゴミ処理の費用」を送金しようとしていたら、何故かMS銀行のアプリがフリーズしてしまった。直後にソフトバンクからSMSで

「データ容量が0になりました」というメッセージが届いた。

 

 

仕方ないので、ソフトバンク指定のURLで「500円で1G」を追加した。

これ以降、しばらくMS銀行のアプリがログインできなくなった(苦笑)

取り敢えず、代わりにMU銀行のアプリから送金を実施した。

 

 

◆社宅周辺のネット接続悪し!

 俺の社宅のある伊良部島の「佐良浜地区」は(アンテナを立てる高い建物が無いためか?)電波状況が良く無いようで、5Gは勿論だが4Gでも接続が悪い時がある。

  

 

このまま4月1日から20Gに増量(料金は約2000円追加)しても、電波が悪ければ、安定して接続は期待できそうにない。仕方ないので、光回線を使うインターネットプロバイダーと契約する事にした。

 

いつもの「価格.com」で比較してみたら、宮古島市では「Biglobe光・戸建て・2年契約」が月約3000円で利用できる事が判明したので、それを申し込んだ。

 

 

翌日工事担当者から電話で連絡があり、

「現状工事日時は空きがないので4月19日午後待たされる」事になった。

念の為、Biglobeのカスタマーサービスに電話して確認した。

 

俺 「工事が3週間以上待つ必要があるみたいなんだけど。その間に無料Wi-Fiルーター(auの回線使用)の貸出しをお願いします」

係員 「無料Wi-Fiルーター?? そのサービスはどこに表示されていましたか?」

俺 「勿論、Biglobeさんのホームページですよ。知らないの?」

係員 「すみません、調べますので、このままお待ちください」

俺 「了解」 

 

5分以上待たされて、ようやく返事が来た。まあ、フリーダイヤルだからいいけど・・・。

係員 「お客様のご住所の地域では、(au回線の)電波状況が良く無いので、Wi-Fiルーターは使用できません。

   申し訳ありませんが、光回線の工事日迄お待ち下さい」

俺 「ふーん、そうですか。で、無料Wi-Fiのサービス自体は存在するんですね?」

係員 「はい、存在します。申し訳ありません」

俺 「了解です。別の方法を探します。お世話様です」

 

ネットでauのエリアマップを確認したら、佐良浜漁港周辺ではauはつながらないようだ。

 

 

離島恐るべし!

 

30日、またソフトバンクからSMSで

「データ容量が0になりました」というメッセージが届いた。

 

 

後2日持たなかったー。

仕方ないので、ソフトバンク指定のホームページで「500円で1G」を再度追加した。

 

仕事関係のメールが大量に来ていたが、1日迄はメールチェックやファイルのダウンロードは延期して、市役所との打合せの為に愛車オープンカーで宮古島へでかけた。

 

打合せ後、「商工課責任者との初回打合せの報告書」を市役所のロビーの机で作成してから東京本社へ送ろうと考え、受付の女性に聞いてみた。

 

俺 「教えて下さい。ここはフリーWi-Fiはつながりますか?」

市役所受付 「申し訳ありません。ここにはそのようなサービスはありません」

俺 「そうですか。ありがとうございます」

 

仕方ないので、車で島内唯一のモスバーガーに移動し、

ランチしながら打合せメモを作成した。

メモ完成後、ネット接続を試みたが、スマホからは接続できるのだが、パソコンでは接続できない! なんでやねん!!

 

仕方ないので、15時に作業所へ戻り、そこからようやく報告書を送付できた。

その後31日まで、俺の「インターネット難民生活」が続いた。

 

 

4月1日、ようやくLinemoに20GBが戻ってきた。

19日からは光回線もくるぞー!

 

離島、しびれるぜ!(苦笑)