俺は今週、ついに京都を出た。
◆引越当日
13日は俺の荷物が積み出し完了し、見送りしてくれると言う彼女と一緒に夕方JRで神戸へ移動。
大阪駅で電車を乗り間違えて三宮へ10分遅れる。
夕食は、久しぶりに回らない寿司。予約しておいた「元祖ぶっちぎり寿司 魚心」に15分遅れで到着。
彼女 「回らない寿司は久しぶりだよね。どれにしようかなー」 色々と選んで注文していた。
俺 「面倒くさいから。『極上にぎりセット』と『活き貝のお造り』をお願いします」
彼女 「大トロ頼んでもいい??」
俺 「いいよ、はるはこの3日間とても頑張ったから、好きなのを頼みな。
それと、俺のセットのサーモンとイクラもあげるよ」
彼女 「やったー!! じゃあ、セットのウニはKさん食べるから、
私は単品のウニを頼むね、うふっ」
俺 「ウニも食うんかいー!」
彼女 「ネタが大きーい! 回転ずしのネタの3倍位あるから、1貫づつで十分だね!」
俺 「そうだな。その大トロは30年前に築地市場の食堂で食べた極上大トロと同じ位の風格があるな(笑)」
彼女 「うー、おいしいー!!」
俺 「それはよかったな。俺は貝づくしの方がいいけどな」 俺はマグロより白身魚の方が好きだ。
夜はBooking.comで格安予約できた「ホテルオークラ神戸」で宿泊。
14日は朝イチにホテルのブッフェを堪能。
その後、俺は8:05のシャトルバスで三宮駅へ移動し、神戸空港から下地空港へ移動。
彼女はホテルで少し休憩して京都に戻り、引越の残骸を片付けに行った。
神戸空港の展望デッキで搭乗まで90分暇潰してたら、
CAが雑談してるフロアーで隣に置いてあるピアノで、乗客の女性(20代前半、中背、メガネ)が突然練習でクラシックを演奏しだした。
めっちゃ上手かった!
多分セミプロのピアニスト? 母親風の女性が同行してたから、或いは、音大生かもな。
朝からいいものを聞かせてもらったー(笑)
◆島到着
14日13時、宮古島に到着した。海は碧かった!
下地空港からエアポートライナーで宮古島へ移動。平良港で車を受け取り、最寄りのホテルサザンコーストに駐車してチェックイン。
再度、徒歩10分で平良港へ行きバイクを受け取り完了。
初めてバイクで伊良部大橋を渡り、
現地代理人Yさんの作業場(@伊良部島)へむかった。
Yさん(男、60代後半、伊良部島出身、親分肌、頑固)に挨拶し、Yさんの奥さんに京都のお土産を渡した。
その後Yさんと一緒に社宅を見にいったが、家の鍵が準備されてなくて、結局中に入れなかった。
事前にYさんに「車の駐車場を確保しないと車庫証明がとれない」とも伝えておいたのに、
最寄り駐車場オーナーの連絡先も明日午後までわからないとの事。
話が全然進まない・・・。
17時半、バイクをYさんの作業場に置き、バス停まで20分歩き、郵便局前バス停から宮古島(今日泊まるホテルのある島)迄移動しようとしたら、
路線バスが18時前に終わってしまっていた。ガーン!!
空港からのエアポートライナーも18時で終わるので、タクシーしかない、(徒歩だと約3時間)。ガーン!ガーン!!
結局、タクシーも予約満杯で1.5時間待ち。なんやねん、それ!!
島ではタクシー乗務員の数が足りていないようだ。
待ち時間でメシを食おうと徒歩で1時間探したら、5軒全部「臨時休業」で没! なんでやねん!!
タクシーを半時間待ってようやくホテルにたどり着いた。
宮古島、恐るべし!!
◆島2日目
14日に現地代理人から、「家主が15日午後に来るから13時に来い」と言われたので、
午前中はホテルにこもって、BMWの沖縄での希望ナンバーをNetで予約してた。
昼めし前にリサイクルショップ2軒に家電を調査に行き、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを物色した。大体そろう事を確認できた。
家具(チェスト、衣装ラック、食器棚、本棚)はあまり良いものはなかった。
リサイクルショップの店主に教えてもらった地元民が並ぶ定食屋「大和屋」で30分並んでランチ。
お勧めは「宮古そばとゴーヤチャンプルー」!
ちょっと遅れて13時半現地代理人のオフィスに到着、そこから移動し14時に借上げ社宅に到着。
坂の途中にある「海の見える白い小さな家」だった。ギリシャの小島みたいやでー!
オーナーは、米国の映画・地獄の黙示録にでてた「俳優マーティン・シーン」そっくりの濃い顔のおっさんだった。
早速オーナーにお土産を渡した。
俺 「これは京バウム。京都で一番人気のケーキです」
オーナー 「ふーん。並んで買ったのー?」
俺 「勿論、そうです!」
オーナー 「そうかー! ありがとねー」
その後、オーナーから色々と部屋や家具・家電の説明をしてもらい、ここに入居する事を即決。
現地代理人Yさん 「家賃は振込にする? 或いは手渡し?」
オーナー 「どっちでもいいさぁー」
俺 「では毎月もって行きますよ」
オーナー 「いいよー」
俺 「家賃、敷金・礼金の額を教えて下さい」
オーナー 「家賃は2万円でいいさー。敷金礼金はいらないよー」
宮古島市での3DK 50m2の平均家賃は9.5万円だが・・・。
俺 「えっ! いいんですか? ありがっす!」 オーナーに気に入られたようだ。ラッキー!
オーナー 「空き家にしておくよりいいさぁー。ハハハ」
俺 「ところで、契約書は?」
オーナー 「いるの??」
俺 「はい、念の為!」
オーナー 「じゃあ、今度持ってくるさぁー」
俺 「是非、お願いします」 多分持って来ないだろうなー・・・
その後、オーナーから近隣の駐車場に電話を入れてもらったが、現状は空きがなく、代案は明日以降に延期になった。トホホ。
取り敢えず、宮古島市役所に行き「転入届け・マイナンバーカードの住所変更・国民健康保険の加入」は17:30に完了した。
市役所は17:15に終わるそうです。すみません!
ここから俺は宮古島市民やー!(笑)
結局、本日はゆうパックの荷物は届かなかったから布団類が無いので、夜は最寄りのゲストハウスに宿泊する事になった。ハハハ。
まあ、
時間は余るほどあるから、そのうち慣れるやろ(笑)
宮古島、色々恐るべし!
◆島3日目
朝から、宮古島警察署で「免許書の住所変更」と「車庫証明申請書類」を獲得。
次に、運輸事務所でビッグスクーターのナンバーを変更。
(BMWは車庫が見つからないので、車庫証明がとれず、まだ京都ナンバーのまま)
pm.プロパンガス開栓工事に来てくれたおやじが、
「俺と同じ歳、バツイチ、九州出身、元臨床検査技師、趣味はルアーフィッシング。半年前に定年退職して、伊良部島へ移住。ガス会社でのんびり働きながら、毎晩目の前の港で魚釣りしてる。住んでいる借上げ社宅は俺の社宅から海側へ徒歩2分」
と言う事で、今度つれた魚を食わしてもらう事になった。(笑)
14時:ゆうパックで送った荷物27箱のうち14箱が到着。
郵便局のにーちゃんによると、
「残りは、引っ越しシーズンで遅れてるさぁー」
との事やった(笑)
疲れたので開梱は明日に延期。
最寄りのファミマにバイクで晩飯を買いにでかけたら、改装中でお休み。
代わりにAコープで総菜とビールを買い、簡単に晩飯。
◆島4日目、
Am.前の賃借人が社宅内に残していった大量の残置物を整理、ゴミ出し。
濃い顔の家主によると、
オーナー 「前の人はベトナム人3人で、工事の仕事をしてたさぁー」
俺 「ほー、3人で住んでいたんですね」
オーナー 「でも途中から彼女も増えていたねー」
俺 「なるほど」 アバウトやなー。
とオーナーは言ってたが、室内の残地物には「ミャンマー語」が書いてあったから、本当はミャンマー人なんやろな(笑)超アバウトやなー!!
こんな資料もあったので、工事労働者ではなく、技能研修生だったみたいだ。
社宅には家電や家具が備え付けてあった。
pm.宮古島のリサイクルショップで足りない家電(洗濯機・電子レンジ)・家具(本棚)を購入。
テレビは当分無しで試してみる事にする。
その後、最寄りの不動産屋に相談に行ってみた。
社長 「この島で1番目の不動産屋なんです。掘り出し物の売り家もありますよ」
俺 「おおー、これは魅力的な価格ですね。でもしばらくは社宅に住みます。
今、車庫証明を取れる駐車場を探しているんですが」
社長 「そうですか。この地区は駐車場が無いんですよねー」
俺 「やはり、そうなんですね・・・」
社長 「ところで、なんで、伊良部島に?」
俺 「私は京都市で最大手のゲストハウス管理会社で働いていたんですが。
定年後は『綺麗な海』のある場所でのんびり働きたくて、転職しました」
社長 「京都で!大手ゲストハウスで!!
実は、伊良部島も今後はそういう方向が必要なんです。今後色々とご意見を聞かせて下さい」
俺 「単身赴任で暇にしています。いつでも飲みに誘って下さい」 伊良部島でもそのようなビジネスを奨励したいようだ。
社長 「じゃあ、駐車場を当たっておきますね」
俺 「おおー! 宜しくお願いします」 島では色々な人と出逢えた。
夕食は、新装オープンした伊良部島唯一のファミリーマートに買い出しに行った。
なんと、福袋まで売ってた!
店は数10人の家族連れ島民で満員だった。
みなさんコンビニをエンジョイしているようだ。(笑)
◆島5日目
朝イチに指定のゴミ袋に入れて「燃えるごみ」を出してみた。
その後、宮古島のホームセンターで買った「セスキ 超厚 ウエットシート」を使い、1人でせっせと部屋の拭き掃除。
部屋中の棚や引き出しには塩の結晶とカビとゴキブリの糞が体積してるから、さすがに掃除嫌いの俺もそのままでは住めない!
こんな時は女手がいてくれたら助かるのになー(苦笑)
この部屋掃除にはあと5, 6日はかかりそうやから、当面海でのスキューバダイビングはお預けやなー・・・。
pm.現地代理人Yさんに呼ばれて、ランチに最寄りのレストラン「入り江」で唐揚げ定食をご馳走になる。
来週からしばらくYさんの作業場でお手伝いをする事になるので、Yさんと仲良くできてよかったー!
Yさん 「パイナップルの実がなったよ」
俺 「おおー、こんな小さいのが、あのパイナップルになるんですねー!」
Yさん 「自生のパパイヤもなったから、持って行っていいよー」
俺 「?? 色が緑ですが、もう食べれるんですか?」
Yさん 「炒めて食べると美味いよー!」
俺 「?? いやいや、炒めるよりフルーツで食べたいんですが。いつ頃ですかね?」
Yさん 「フルーツなら、7月かなー」
俺 「そうですか。ではそれまで待ちます」
14時半、ゆうパックが残りの13箱を届けてくれた。
しかし、部屋の清掃がまだ3割程度しか終わってないので、箱を開けられない。トホホ。
とにかく、部屋の拭き掃除を続ける。
夕方、Aコープで食材を購入。
帰り道でふとゴミ収集場所を見たら俺の出したゴミが残されてて、
「このゴミは収集できません」というシールが貼ってあった。
薄暗くて、原因は分からないが、とりあえず家に持ち帰る。
やれやれだぜ。
夕食は久しぶりに自炊。
ポークソテーと酸辣湯。
明日も朝から、部屋の拭き掃除かー・・・。
宮古島しびれるぜー!!