俺は7月28日で自宅隔離期間が終了し、29日から外出が可能になった。

 

◆7月31日

 友人MからLineが来た。

友人M 「明日からまた、肉体労働の日々ですね、ギックリ腰とかになりませんよう、ご注意下さい」

俺 「コロナ治療薬ラゲブリオの副作用で、肝臓に毒素がたまってしまったようで、
全身に湿疹ができました。
昨日医院に行って解毒剤を注射されましたよ」

友人M 「毒を盛っておいて、解毒剤を打つ、マッチポンプ商法ですなぁ」

俺 「そうですね。
このラゲブリオは、日本政府が米国メルク社からまとめて購入したものの、(副作用が強いからか?)利用が予定より進まず、
年内には期限切れで大量廃棄になるようですね。税金のムダ使い(笑)」

友人M 「シオノギが開発したコロナ用の飲み薬、厚生省がイチャモン付けて認可しなかったらしいですが、ラゲブリオの在庫処分のためらしいですね」

俺 「おおー、やっぱり!日本の役人は最低ですね」

友人M 「アメリカの先棒担ぎですなぁ」

 

 

◆8月1日:

配送ドライバーのバイトを再開。

 後遺症の為か、身体に力が入らず朦朧としたまま、運転し荷物を届ける。

 

 

◆4日:

彼女も自宅隔離期間が終了し、俺のマンションへやって来た。

午後、保健所から自宅にパルスオキシメーターが届いた。

 

俺 「これって、陽性判明後にすぐ届くやつやろ?

  自宅隔離終了後1週間して届くなんて、

  保健所アホとちゃうか・・・」

彼女N 「早く計ってみたら」

俺 「98%だった。正常ー」

彼女N 「私も計るー」

俺 「いいけど」

彼女N 「46%だって、変だよー」

俺 「取扱説明書によると、93%以下は異常だって」

彼女N 「もう一度、計ったら70%だったー。

  保健所に電話してみるー」


保健所職員 「70%?  変ですねー。普通は93%以上なんですが・・・」

彼女N 「2回計ったけど、ダメなんです」

保健所職員 「指を温めてみて下さい。冷えていると正常値がでないので」

彼女N 「はい、もう一度やってみます。

  指を温めるんだって」

 

俺 「そんな簡単な事なんか??」

彼女N 「左手人差し指を右手で温めてみたから、もう一度やってみる。

  ああー、99%になったー」

俺 「おおー、正常やんけー」

彼女N 「ところで、『自宅隔離期間が終わったらすぐに返却してくれ』と書いてあるよ。

  いつ返すの?」

俺 「自宅隔離期間が終了して1週間経つまで届けずにおいて、なんやねんそれ・・・」

 

 

◆5日:自宅隔離用の食料

 自宅隔離終了後8日してから食料が届いた。

ご飯パック、肉の缶詰、レトルトの親子丼、紙パックの豆乳、パン、スイーツ等1週間分位の食料が入っていた。

 

俺 「なんか結構入ってるでー」

彼女N 「あー、豆乳もある。Kさん豆乳嫌いでしょ、私が飲むー」

俺 「おいおい、Nの分はもう届いたのか?」

彼女N 「私は医療従事者だから、陽性判定の翌日に保健所から電話連絡が来た」

俺 「それで、食料は?」

彼女N 「こんなにまともな物が来るとは思えなかったので、『要りません』と断った」

俺 「ひえー、それで俺の分を取るんかー・・・」

彼女N 「あー、このこしひかりお粥とミネストローネスープとやきとりの缶詰も美味しそう。

  コロナの後遺症で嗅覚がマヒして、食欲が無かったけど。私は今晩これを食べるー」

俺 「・・・。やれやれだぜ」

 


意外とまともな食料が保健所から届いて驚いた。

これが自宅隔離中に届いたら、保健所のお仕事を尊敬できたのになー(苦笑)