9月25日から2泊で福井県にドライブに行った。

 

◆9月26日(午後):

原子力科学館で光るクラゲをもらい損ね「思い切り落ち込んだ」Nを慰める為に、敦賀市内にランチに出かけた;

 

俺: 今日の夕食はホテルで船盛と和牛ステーキだからランチは普通の刺身ではなく越前蟹を食べようか?

N: カニ!いいよ。(ちょっと嬉しい)

俺: 市内で最大の「日本海さかな街」というのがあるみたいだけど、ここのカニ料理は焼きカニか茹でカニになるみたいだ。もう一つ港近くの「敦賀赤レンガ倉庫」にある「生け簀の甲羅」という店では「カニの刺身」があるみたいだ。どっちがいい?

N: カニ刺身がいい!!(復活)

俺: OKじゃあ、赤レンガ倉庫へ移動するでー。

赤レンガ倉庫の入口にチェブラーシカという動物のポスターが張ってあった;

俺: チェブラーシカ?? 何それ?

N: 10年位前に流行ったんだよ。モンチッチみたいで、親友のYが大好きだった。

俺: ふーん、名前からしてロシアのものみたいだけど。なんで福井県でロシアなんだろ?

N: ??

 

赤レンガ倉庫には「巨大ノスタルジオラマがあり、昭和20年の敦賀の街が再現されていた。

 


 

30分毎のショータイムになるとナレーションと一緒に汽車・市バス・客船等が自動で動き当時の市民生活を再現していた。

 

俺: おおー、飛行機旅行の無い時代は敦賀がヨーロッパへの玄関口だったんだって。

N: ??(興味なーい)

俺: 東京の新橋でパリ行の切符を買うと、新橋→敦賀迄国鉄の汽車で移動し、敦賀→ウラジオストクへ汽船で移動し、ウラジオストク→パリ迄はシベリヤ鉄道で移動できたんだって。

N: シベリア鉄道って、なんか聞いた事あるかも。

俺: それで、ロシアのチェブラーシカを期間限定で展示しているんだ。

N: 巨大ジオラマの中にチェブラーシカが隠れているんだって。

  私、探すの得意よ。

俺: そうか、頑張ってなー(興味なーい)

N: いたー!!

 ホームでワニと一緒に汽車を待ってるよ。

 可愛いー。写真撮っておこう。

 

チェブラーシカを探してすっかりご機嫌が戻ったNは土産物を物色しはじめた;

N: このアマビエのマトリョーシカ可愛い!

俺: マトリョーシカなら中に小さい人形が入っているんだろな?

N: 私はこれにする!

俺: じゃあ、おれはこのチェブラーシカの絵葉書にするかな。

売店のおばさん: ありがとうございます。160円です。

  ジオラマの中にチェブラーシカがいるのでそれを見つけてもらえば、更に絵葉書をもう一枚差し上げますよ。

俺: ああー、それなら、もう見つけました。

  おーい、N。さっき撮った写真を見せて。

N: 何?

俺: チェブラーシカを見つけた写真を見せると、絵葉書がもらえるんだって。

N: やったー。これですね。

売店のおばさん: はい、そうです。おめでとうございます!

 ではこのチェブラーシカの絵葉書をお一人づつ差し上げますね。

N: やった (ドヤ顔)

俺: (ひえー、こんな事で機嫌が直るんだー、、、)

 良かったなー。

 

 

ランチはレンガ倉庫にある「生け簀の甲羅」でNの要望で「カニの刺身」を注文した;

 

N: 私はお刺身盛り合わせも追加ね。

 Kさん他に何を頼むの?この「特製まかない丼」って数量限定なんだって。

俺: じゃあ、それにするか。

店員: ちょっとお待ちください。

 大丈夫です、あと1人前残っていました。

N: 最後の1つだってー、良かったねー。

俺: そだねー(興味のあるフリ)

 

5分位して料理が来た。

N: うわー、カニ美味しー。

俺: 良かったなー。

 まかない丼も美味いよ。

N: 良かったねー。

 

こうして、Nの機嫌が戻った。

 

 

食後に福井総合植物園プラントピアを散歩してから、今夜のホテル「泰澄の杜」に16時にチェックインした。

部屋は全館に2室しかない「露天風呂付の特別室」だ。

夕食前に青空を見上げながら露天風呂を堪能した。

 

ホテルでの夕食は、刺身船盛と和牛ソテーの懐石料理だった;




 

N: 刺身もアワビのバター焼きも和牛ソテーも全部美味しいねー。(ご機嫌)

俺: そだねー。

 ビールも飲んだので満腹したでー。

 

夕食後にも月を見ながら露天風呂を堪能した。



今日も一日平和に終わって、よかったー。(苦笑)