5月21日、俺は通っているあらい鍼灸整骨院で腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛かもと指摘された。
◆診断確認：
5月26日、ＭＲＩのＤＶＤを持ってＴ整形外科に行った。
T医師が画像を確認して以下の宣告をされた；
T医師： 腰椎の内側に神経が通る空間（脊柱管）があるんですが、腰椎の下から2番目L5と3番目L4の間で、ここの脊柱管の左側部分が少し変形して狭くなっていますね。
この影響で左側の神経が圧迫され、左足部分にしびれを感じているのだと思われます。
俺： なるほど、これは椎間板ヘルニアなんですか？
T医師： これはヘルニアではないですね。
俺： では病名は？
T医師： 腰椎脊柱管狭窄症ですね。
俺： なるほど。で、何をすれば治るのですか？
T医師： 左側神経への圧迫を緩和する事です。その為には、整形外科としては脊柱間の空間を広げるような手術が必要ですね。
俺： この段階では、まだ手術は希望しません。
T医師： では、とりあえず、痛み止めの薬を飲んで神経へのしびれを緩和する必要がありますね。
神経の痛みに聞くリリカという薬があるので、処方しておきます。この薬は人によって服用後に眠気やめまいが発生する事があるので最初の１週間は少なく処方しておきますので、注意して服用して下さい。
但し、痛みが治まっても「狭窄症自体は改善した訳ではない」ので、勘違いしないで下さい。整体院等に相談してみたら他の処置があるかもしれませんよ。
俺： 理解しました。アドバイスありがとうございます。
T整形外科でリリカ２５ｍｇ（通常の1/3）を１週間分受け取って自宅に帰った。
自宅ですぐにリリカを服用してみたら、約１時間後に「頭の上1/3部分が１ｃｍ宙に浮いたような感覚」が発生した。これが２～３時間継続してフラフラするので、とりあえず昼寝した。(笑)
◆自主対策：
友人Ｄから坐骨神経痛についてアドバイスをもらった；
坐骨神経痛は辛いですね。
うちの嫁も2週間くらい入院したことがあります。お産よりつらいとか、、
私も数年前腰痛になり、辛さは身に染みてわかります。私の場合は、風呂上りの腰回りと全身のストレッチでほぼ完治しました。
もう二度と繰り返したくないので、筋トレを週2回とストレッチを毎日続けています。
医者も接骨士も同じアドバイスで、股関節と背骨の周りの筋肉を付ける事とそれらの柔軟性を保つことだと、、まあごもっともですが、、
あと、イスに置いて座れる「骨盤サポーター」も良いです。
これにヒントをもらい、すぐに「骨盤サポートチェア」をAmazonで探して購入した。
背骨を伸ばす事を常時意識できるので、いいかも。但し、ケツが痛くなるので上に薄手の座布団をしく事にする。
◆報告＆治療方針変更：
５月２８日あらい鍼灸整体へ治療に行き、結果を報告した：
あらい先生： Ｋさん、ＭＲＩはどうでしたか？
俺： ヘルニアではなく、「脊柱管狭窄症」と診断されました。
腰椎脊柱管の左部分が変形しているので左側神経が圧迫されているのだそうです。処置としてリリカという痛み止めの薬を処方されました。
あらい先生： なるほど、狭窄症でリリカですか。
リリカは痛みを緩和しますが、狭窄症の症状を改善する事はありませんので、勘違いをしないで下さいね。
俺： はい、医師にもそう言われました。
あらい先生： では、治療の方向性を「腰からつま先の筋」ではなく「腰椎の脊柱管のゆがみ」に絞って治療を再開しましょう。
まず、真直ぐ立ってみて下さい。
俺： はい、これでいいですか？
あらい先生： なるほど、そうですか。
Ｋさん、いいですか。正常な骨盤を側面からみると指２本分位後ろ側が上がっているんですよ。ところが、Ｋさんの骨盤はほぼ水平になってます。つまり骨盤が前に上がっているんです。
原因は長時間あぐらで仕事をする為に姿勢が前かがみになってしまい、背骨のＳ字カーブが歪んでいるからですね。
俺： （ひえー、あぐら恐るべし）
状況、理解しました。
あらい先生： では今後は背骨と骨盤を正常に戻す為の治療を続けていきます。
しかし、ご家庭でも姿勢を良くする為にあぐらを止めて、テーブルと椅子で仕事をされてはいかがですか？
俺： なるほど。
しかし、うちにはテーブルも椅子も無いんですよ。コタツ机と座椅子のみで(苦笑)
あらい先生： それは困りましたね。
俺： 代案として、友人のアドバイスで「坐骨サポートチェア」を購入しましたので、あぐらで長時間座る場合も背筋を伸ばすように注意していきます。
あらい先生： そうですか。頑張って下さい。では本日の施術を行いますね。
２０代の頃から体は硬いと言われていたので、６１才になってからの「背骨と骨盤を矯正する」あらい先生によるハードな施術でフラフラになった。(笑)
先生の指示で自宅でも毎日２回「座って前屈で足の筋を前に伸ばす運動：１０秒ｘ５セット」は超キツイ！
その日から、スキューバ ダイビングに復帰する為、俺の血のにじむような努力の日が始まった(笑)