5月21日、俺は通っているあらい鍼灸整骨院で「腰椎椎間板ヘルニアかも」と指摘された。

 

◆背景

 2020年12月に京都市内の会社との業務受託契約を終了した俺は、2021年1月から外資のIT企業との業務受託契約を開始し、在宅勤務100%に切り替えた。

コロナ禍拡大の影響もあり、自宅から全く出ない日が週に1,2日できた。

 

現在の京都市内の自宅ではデスクは置かず、座椅子+コタツ机を使って、あぐらをかいてPCを使ってリモートワークしている。 

 

 

◆症状

・2月初旬、左足の薬指付け根に違和感を感じた。

 1週間後違和感ははっきりしびれに代わり、部位は左足小指の付け根にも拡張した。


・3月初旬、左足薬指&小指付け根からふくらはぎにもしびれが上がってきたので、鍼灸整骨院であらい先生に相談してみた。

 その時は「左足首と左足付け根までの筋が固まっているのかも。原因はあぐらの姿勢を長く続けたから」と診断されたので、週2回の割合であらい鍼灸整骨院で治療を受けた。以前あらい鍼灸整骨院で治療を受けた「首痛」と「五十肩」は、指導されたストレッチを自宅でも毎日続ける努力でほぼ収まっていたので、左足のしびれもそのうち納まるだろうと軽く考えていた。


・4月に入って、左足指から膝までのしびれは、更に太腿の付け根まで上がってきた。


・5月下旬、治まらない症状に対し、21日にあらい先生が長時間をかけ色々な治療を試してみてから、遂に診断がでた;


 あらい先生: 今日は色々な治療を試してみましたが、症状に変化が見られないのです。

  これは「筋肉と筋が原因では無い」ようです。背骨内部の異常、つまり「椎間板ヘルニア」の可能性があります。

 

もしそこに原因があれば、筋肉や筋を治療しても効果が得られません。Kさんは以前椎間板ヘルニアの手術を受けた事があるんですよね。

K: なるほど。確かに2009年に椎間板ヘルニアの手術を受けた事があります。その時は右足がしびれたのですが、手術後症状は無くなりました。

あらい先生:   一度整形外科に行ってMRIを撮影してもらってみて下さい。

K:   了解しました。来週馴染みの整形外科に行ってMRI検査を受けてみます。

 


◆検査

 22日午前中に馴染みのT整形外科に行ってT医師に相談した;


T医師: うちはMRIは無いので、近くのK病院で撮ってもらえます。予約は最短で25日午後に空きがあるとの事です。

K: 了解しました。では25日の14時でお願いします。

T医師: MRIのデータをDVDで受け取ったら、26日の午前中に持ってきて下さい。その時に診断をします。

K: なるほど。

 


25日13:45 K病院の受付に到着。病院入口の駐車場の隅には「ワクチン接種の臨時スペース」が設置されていて、70才以上の後期高齢者の市民の皆様がフワフワと集結していた。

 

 

受付を済まし、14時からMRI撮影開始。

俺は過去に5回MRIを受けた事がある事を伝えたので、若い臨床検査技師からは特に詳細の説明は無かった。

 

しかし、撮影が始まってから思い出したが「耳栓」を借りるのを忘れていた。

MRI(磁気共鳴映像法、被験者に高周波の地場を与え、人体内の水素原子に共鳴現象による電磁波を測定する)では撮影中に機器による磁場コイルが振動する為、「電車の踏切警報音程度のかなり大きな機械音」が続く。

撮影時間も20-30分かかるので、耳栓はマストだ。

 

ひえー、耳栓を借り忘れたー、、やっちまったぜ、、(汗)

・仕方ないので、両手の人差し指で耳の穴をふさいで耐える事にした。

・約10分後、宙にあげたままの両腕が疲れたので、耳と指を交差させて維持を試みる。

 

約30分後、機械音が止んで若い検査技師の呼ぶ声が聞こえたので、俺は耳の穴から指を外した;

 

技師: はーい、Kさん終わりましたよ。

K: (ようやく腕が下ろせたぜー)

  ところで、耳栓って無いんですか?

技師: 耳栓、ありますよ(あっけらかん)

K: (いらっ)

  初めにそれを言えよなっ(むかつく)

技師: いやー、、、(汗)

 

ったく、バカを相手にするとバカが移るのでそれ以上若い技師とは会話せずさっさと着替えて

MRI撮影室を出た。



この後は料金を支払いに受付に行った。

受付の前にも臨時の問診場所が設置され、後期高齢者の市民の方々が問診を受けていた、

 

問診の医師1: 今、血液をサラサラにする薬は飲んでいますか?

高齢者市民1: ??えっ??

補助の看護師1: (ちょっと大きい声で)おばあちゃん、あのね、血をサラサラにするね、薬は飲んでいますか?

高齢者市民1: ??なにっ??

補助の看護師1: (かなり大きい声で)おばあちゃん、あのね、血をサラサラにする薬ですよ。飲んでいますか?

 

 

受付周辺にも後期高齢者の市民の方々が色々クレームに来られているようだ;

 

高齢者市民2: 予約をしたんだけど、まだ返事が来ない。どうなってるんや?

受付1: おまちくださいね。お名前を確認しました。確かに予約は受け付けています。日程は後日お返事させて頂きますので、もうしばらくお待ちくださいね。

高齢者市民3: この受付用紙が送ってきたけど、当日はどこを書けばいいの?

受付2: 分かる部分だけ書いて下さいね。分からない所は当日直接聞きますから、大丈夫ですよ。

 

いやいや、医療従事者の皆様お疲れ様です。



受付の会計で10分待って俺が呼ばれ、画像を保存したDVDを受け取り、料金計7,330円を支払った;

 

受付3: はい、ちょうどお預かりしました。お待ちください。

 

何故かその後がなかなか進まない;

 

K: (もう5分待っているのに、何してるのかな?)

受付3: xxさん、この精算機がちょっと動かなくて、、

受付1: えっ、アラーム出てるの?ここのAの鍵を開けてみたら。

受付3: Aの鍵を開けましたが、ダメみたいです。

受付1: 事務のxxさんを呼んできて。

受付3: はい、呼んできます。

事務のおじさん: あー、これか、Bの鍵を開けてみて。(パカッ)

  ほら、詰まっていた紙幣7,000円がでてきたよ。

受付3: ありがとうございます。でも投入したのは7,330円なんです。残りの330円が、、、

受付1: 本当に全部入れたの?

受付3: はい、患者さんから7,330円を受け取り、全額を精算機に投入したんですよ、、

受付1: 本当に??

   だって精算機にはxxxと表示されているよ。

 

更に5分黙って聞いていたが、もうこれ以上は無理;

 

K: (気づかないふりして)何か問題ですかー?

受付3: すみません、ちょっと精算機の調子が悪くて、、、

K: なるほど、機械の修理は専門の会社に任せて、先に私に領収書を下さい。

受付3: えっ、領収書必要ですか?

K: (マジっすか)

 それが無いと、帰れないやろー(いらっ)

受付1: はい、そうですよね。

  奥のPCで出力してきて。

受付3: はい、

受付1: お待たせしました。領収書と明細書です。

 こちらは診察券ですので次回来院の際にはこれをお持ち下さい。

K: はい、どうも。(二度と来ないでー)

 


いやいや、

医療従事者の皆様、本当に本当に、お疲れ様です。(おじぎ)