俺の父がコロナに院内感染した。
 

 

◆感染確定日:3月20日
 感染場所:K病院@兵庫県
感染原因:入院中の院内クラスター感染
入院理由:入所している特養での車椅子からの転倒による大腿骨骨折の手術
手術実施日:2月25日
退院予定日:3月17日(3週間以内)

◆退院が遅れた理由:
 3月5日: 病院内の入院患者で発熱者(後にコロナ確定)がでたので、全入院患者にPCR検査が強制的に実施。父はその時点では陰性だったが、経過観察の為2週間追加入院。
18日: 院内の同室でまた別のコロナ患者2名が発見され2回目のPCR検査を実施するも、父は陰性。
20日:父に発熱がでた為3回目のPCR及び抗原検査を実施して抗原検査で陽性。整形外科病棟から隔離病棟へ移動。この日は他にも1名が院内感染判明。
 

現在年齢:後期高齢者(91才)
体力:低。両足が歩行不可の為、車椅子使用
基礎疾患:有り。高血圧等

 

◆保健所からの電話:

 21日午前に伊丹保健所から電話があった。
結果:21日PCR検査で陽性結果が出て、父のコロナ感染が確定した。

保健所からの要望1:
兵庫県のホームページで毎日のコロナ発症者数の統計を出しているので、父の数字をそこにあげる事を同意して欲しい、との事だった。
→ 勿論、拒否する理由は無いので、同意した。

保健所からの要望2:
「コロナ確認後は医療費が公費負担になる」ので、今後は市役所との医療費請求の調整を保健所が直接やる。その為、「保健所への委任状」に父の代わりに署名が必要。俺に郵送するので住所を教えて欲しい。
→ 拒否する理由は無いので、教えておいた。

保健所への確認事項:
父のような条件(90才以上、歩行不可で体力は低い、基礎疾患もある)の人がコロナに感染した場合、「回復者数:死亡者数」の統計的割合は?
→ 「伊丹保健所ではデータをまとめきれていないのでお答えできません。兵庫県にもまとまったデータは無いです」

との事だった。

 

◆濃厚接触者:

 2月23日の手術入院時から、家族であっても、面会は禁止されたまま今日に至ってる。

つまり、親族に濃厚接触者は(病院関係者以外)いない。

 

 

◆同級生に相談

同級生T(東京在住、大手商社の総務人事部勤務)に相談してみる

T: 遂に、身内に起きたか?

91才なら、感染で亡くなる覚悟が必要だよ、

だから、もう会えずに葬式の可能性あるなあ。

K: 腹立つけど、今は大人しくしておくわ。(やれやれだぜ)

 伊丹保健所からも電話が来て、
「コロナ確定後の医療費は全て公費で払わせて頂きます」との事やった

T: なるほど、そない、なるんやな、
コロナになったら公費になるなら、医療面での公費は、1兆円軽く超えると予想するが、
こんな事態は1世紀に一回しかない、から、仕方ないと思うょ!

 

 

このままだと、今際の言葉を聞けずにお別れになるのかも、、、

なんか、腹立つなー!