1月17日~19日に鳥取&島根へドライブ旅行に行った。
◆背景:
俺は毎年年末年始は東南アジア等の温かい地域でのんびり過ごしていた。
しかし、今年はコロナ禍で海外へは行けないので2週間位九州旅行に行くつもりだった。
しかし、12月に彼女の新しい仕事が決まり、当面連続3日以上は休めない事になったので、代わりに広島へ旅行に行く事にした。
しかし、1月に首都圏は緊急事態宣言が発出され、関西圏や広島周辺もコロナの影響が増加してきたので、影響の少ない島根県へ出雲大社を見に行く事にした。
◆出発前の問題点:
旅行の5日前に愛車(BMW 330Ci カブリオレ、15年選手)のエンジンが不調になり、1気筒が死んだ。
ネットで調べてみたら「BMWはイグニッションコイルが各点火プラグに独立して付いていて、消耗品として交換が必要」と判明。すぐにコイルとプラグx2組をAmazonで発注。
近くの自動車修理工場に相談して出発2日前に専用テスターで検査をしてもらい、#1番目の気筒が死んでいる事を確認。その場でコイルとプラグx1組を交換してもらった。
整備士の指摘では「残りのコイルとプラグも同様に経年劣化している可能性があるので早目に交換する事が望ましい」との事のようだ。間に合わないので、1組を予備として持って行き、残り4組もAmazon に発注し、帰宅後に5組を交換する事にした。
◆1月16日(土)、晴 時々 雨、3~12℃。
出発の前日。
遅く起きたNが聞いてきた;
N: Kさん、明日は何時に出発するの?
俺: 朝10時に出発するから、準備をしておいてな。
N: 分かった。明日はどこに連れて行ってくれるの?
俺: 17日は、島根県へ移動して「出雲大社」等を見学、夜は出雲市内でグルメして、温泉。
18日は、鳥取県まで足を延ばして「ゲゲゲの鬼太郎ロード」を見て、夜は松江市の「玉造温泉」の老舗旅館でグルメ&温泉。
19日は、朝から京都に戻り、15時迄に自宅に到着するから、Nは15:30からお仕事行けるでー。(どやっ)
N: ふーん、折角鳥取県に行くなら、「鳥取砂丘」も見たいなー。
俺: えっ、砂丘、、、
俺は40年位前に行った事あるけど、ラクダと記念写真を撮る以外に何もないでー(苦笑)
N: キャッ、ラクダに乗って、写真撮りたい―(うふっ)
俺: 別にいいけど、、、
鳥取砂丘にも行くなら出発時間は8:30やな。
後で後悔しても知らんでー。
◆17日(日)曇 のち 雪、2~10℃。
第1日目。
目覚めたらいつになくNが早起きしていた;
俺: まだ6時なのにもう起きたんか?
N: iPhoneで調べたら今日は山陰地方は雪みたいだよ。
俺: 京都市内ではタイヤはサマ―タイヤしかないから、念の為北海道ドライブ用に購入した簡易版タイヤチェーンも持って行こう。
予定通りに出発し、京都南ICから高速道路で大阪→兵庫→岡山→鳥取に入るとみぞれが降っていた。
鳥取砂丘の入口にある食堂「鯛喜」に12時到着。予約しておいたので並ばずに名物「ちょっと豪華な海鮮丼」を堪能する。
食後に砂丘を観光する頃には強風+雪+1℃の天候で、砂丘には人気が無くなっていた。
勿論ラクダもお休み。
砂丘観光の代わりに、お土産店を物色してNは色々と買い込んでいた。
路面凍結が怖いので早めに13:30砂丘を出発:
俺: この雪だと、「水木しげる記念館」や「鬼太郎ロード(@境港市)」を経由するのは危険かもな。
N: 無理しないでね。鬼太郎はまた来年行けばいいから。
俺: 来年は九州やでー
吹雪で路面が悪いので、信号で停車しなくていい自動車道路を選び速度を落として60km/h走行した。地元ナンバーの車はスタッドレスタイヤを履いているようで、80km/h以上でガンガン追い抜いて行った。
1.5時間ほど走り米子市に到着する頃には吹雪が止んでいたので、急遽予定を戻し、境港市へも立ち寄り鬼太郎を見に行く事にする。鬼太郎ロードには色々な土産物店が並んでいた。
N: この鬼太郎パン可愛いー!
俺: そだねー。(興味ない)
天候が良くないからか、水木しげる記念館には観光客は2, 3組しか見あたらず、鬼太郎ロードも閑散としていた。
ふーん、水木しげるはラバウル島に出兵して、左腕を失くしたんだー
N: えっ、左手無しで漫画書いてたの??
ねこ娘は昔は猫の顔だったんだ、かわいー!
俺: ふーん、(興味ない)
水木さんは40才過ぎてから見合い結婚したんだー。
N: 水木さんは80才過ぎてから、「自分は幸せなのかも」と自覚したんだって(笑)
俺: 「のんのんばあ」というお手伝いのお婆さんに子供の時妖怪の事を教えてもらったんだー、、
ここで、記念写真が撮れるでー
鬼太郎ロードで土産物屋を物色。17時に境港市から出雲市へ移動する頃も吹雪は続いていた。
山陰自動車道を約1時間移動し無事出雲市に到着、今夜は久しぶりに温泉付きホテル「ドーミーイン」の出雲店に宿泊した。
緊急事態宣言の為、今回の旅行期間は「GoToトラベル割引」は適応外になってしまったが、代わりに「じゃらん割引」とかがあり、フロントでは駅周辺居酒屋での「日本酒無料券」も提供された。
吹雪きで寒いので、一番近い「日本海庄や」に行く;
俺: お疲れ様―、乾杯!
N: プハーっ、この地酒美味しいね。久しぶりに美味しい日本酒だわ。無料だしっ。(うふっ)
このだし巻き卵も美味しいね。
俺: そだな。「シジミの酒蒸し」も美味いな。京都で食べる普通のシジミはこんなに大きくないから、酒蒸しにはできないしな。
N: 「島根牛ステーキ」も油が多過ぎず、肉の味がするね。
俺: そうだな。
鮭ハラスの塩焼きも日本酒にあうな。
N: Kさんはもう満腹したの?
俺: 腹八分かな、ホテルで名物の「夜泣きそば」を食べるから。
N: あー、無料の中華そばね!(きゃぴっ)
2人でお銚子2本を開けホテルに戻った。
20:30から屋上の温泉に入り、21:00から漫画のある休憩室で「深夜食堂」を読んでみた。
俺: 通路に無料のアイスクリームが置いてあったけど食べないのか?
N: えっ、無料!気づかなかった。じゃあ、白と水色と黄色を。
俺: おいおい、3つも食うのか?
N: だって1つが小さいから、3つで普通のアイス位だもん。(ふんっ)
俺: はいはい、(やれやれだぜ)
21:30から支配人が自らサービスする名物の夜泣きそば(無料)を堪能。
今日は疲れたので早く寝る。
◆18日(月)、雪のち吹雪、0~5℃。
第2日目
朝6:30起床。朝湯に行く。
夜半にも吹雪いたようで、出雲市駅周辺は雪景色になっていた。
朝食はバイキングだが、コロナ対応なのか全て小鉢に分けてあった;
俺: 「シジミの佃煮」や「カニトロロ」や「牡蠣ごはん」や「出雲そば」等、美味そうなものが色々あり、ついつい暴食してしまった。
N: 食後に11階で乳酸菌飲料が無料なんだって、行くーっ。(うふっ)
俺: また無料、、、(やれやれだぜ)
N: このホテル、色々と無料サービスがあって、いいねー。
俺: そだねー(そこかっ)
10:30 車に2cmほど積もった雪を取り除き、移動開始。
午前中は出雲大社へ移動。
先ずは「島根県立古代出雲博物館」を見学。ガラガラで入場客は我々以外に5, 6人だが、スタッフの対応はとても丁寧だった。
歴史関係で見るものが沢山あり1時間以上滞在した:
俺: この模型のような高い社は、当時は市民には神秘的に見えたんだろなー。
N: そう言えばテレビの「ぶらタモリ」でもやってたね。
俺: ミニシネマがあるな。次は「スサノオ」だって、ちょっと見てみよ。
(20分間見た。50人以上入れるミニシアターに観客は我々以外は1人)
アニメ風でなかなか面白かったな。
N: 売店で可愛い埴輪ちゃんが売ってるよ。1個買っちゃった(うふっ)
俺: お土産の売店好きだねー、、、
俺も1個買っておこう。
N: でしょー。
博物館から出雲大社へ移動;
俺: 朝めし食い過ぎて、12時になっても腹が空かないなー。
N: じゃあ、食事の前に出雲大社にいく?
俺: 有名な「大しめ縄」があるから記念撮影しよ。
俺: 厄除けのお守りが売ってるよ。今年は後厄やからな。
N: 今年伏見稲荷に初詣した時にKさんはもう厄除けのお守り買ったでしょっ。かぶったらダメだよ。
代わりに、長寿のお守りがあるよ。
俺: 絶対要らない。長生きなんてしたくない。
N: どうして???
俺: じゃあ、厄除けはかぶるから止めて、宝くじに当たるお守りにしようか?
N: えー、宝くじ、、、(汗)どれかな?
俺: じゃあ、聞いてみよう。
すみません、宝くじに当たるお守りはどれですか?
巫女さん: えっ、宝くじですか、、、(汗)
やっぱり、運が良くなる「開運のお守り」でしょうね。(微笑)
俺: ほー、なるほど。
じゃあ、それを1つ。
N: じゃあ、私は長寿のお守りを下さい。
俺: ひえー、、、
博物館は1時間以上見るものがあったけど、出雲大社は15分位で終わったな。
N: お土産物屋が面白いよ。
俺: はいはい(そこかっ)
N: また吹雪来たから、早めに今夜のホテルに行こうよ。
俺: そだねー。
14時出発。途中、ブラタモリでも紹介していた神々が上陸するという「稲佐の浜」で記念撮影した。
そして玉造温泉を目指し吹雪のなかをおそるおそるドライブしていた;
俺: そろそろ腹が減って来たな。
N: そうだね。今日の夕飯はどれだけ食べるの?
俺: 老舗旅館の会席料理だから、満腹になると思う。
N: じゃあ遅いランチは控えめがいいよね。
来るときにこの辺にモスバーガーがあったよ。
俺: そだねー、モスでもいいかも。
N: あっ、
あそこに釜揚げうどんの看板があるよ。
俺: おおー、俺の「丸亀製麺」がこんな所にもある。じゃあ、ここで。
丸亀製麺で鴨葱うどんを食べてから玉造温泉へ移動再開。