今朝も冷え込み、霧の深い京都・美山、
真珠軽虎鳥撮日記管理人のKENです。
以前(去年の暮だったか?)近くの川沿いを
走っていると
川を横断する電線にヤマセミっぽい姿
車を止めることも出来ず、
後ろ髪をひかれながら通過
その後何回かその場所を通りますが
姿は確認できず
と、あきらめていたある日…
電線に再びヤマセミの姿が
この付近に生息していそうです
しかしそれ以降この地でヤマセミを見ることは
ありませんでした
ところが1か月ほど前、友人が
この川を渡る電線の上流(直線距離で1KMほど)
で「信号待ちをしていると鶏冠みたいなのが
ついた白黒の鳥を見たけど、あれって何?」
急いで過去に撮ったヤマセミの画像を見せると
「ああ、これこれ」
しかも、見かけた時間帯が夜明けの頃
もしかしたら塒がこのあたりか?
と、考えながらも行くタイミングがなく
そして昨日
現地到着が15時30分
下流から飛んでくるのなら
一番見やすいであろう上流側の
ガードレールに身を潜めて待ちます
山間の渓流っぽい景色
紅葉も進んできました
既に左側の山に日が隠れ、
川沿いは暗くなっています
が、この景色を下流からヤマセミが
飛んでくる姿を信じひたすら待ちます
よく見ると下流の岩の上にオシドリが
暗くてノイズだらけです
これではヤマセミが出ても写真は無理か?
と、考えていると…
光る川面のおかげで下流の枝に飛びつく
ヤマセミっぽいシルエットを確認
直線距離でも2~3百mぐらいはありそうです
手前側の木に隠れながら少し近づいてみます
やはりノイズだらけの証拠写真
塒がどの辺なのかを確認するのが今日の目的なので
元の位置に戻り双眼鏡を覗きます
上へ飛び出し、紅葉の中へ
少し近づいてくれました
と思ったら再び飛び出し…
水面へボチャン
飛び込みは撮れませんでしたが
なんとか飛翔だけでも…と、
シャッターを切ります
ファインダーでは動く姿が
わかる程度で、ピントもあっているのかどうか
判らないほど暗くなっています
そして、撮影位置から下流側約100mほどの
所まで来てくれました
余りにも暗いので、SSを確認しながら
シャッターを切ります
これぐらいでいいかな?と、モニターを確認
まあ、この暗さじゃ仕方ないか…
と、顔を上げると…
ヤマセミさ~ん
姿なし
この間ほんの2~3秒。暗さのせいもあり
再び姿を見つけることは出来ませんでした
この辺りを塒にしているのは間違いなさそうです
が、最後の最後にやらかしてしまう
私らしい?ところが出てしまいました
本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました