一昨日、桜島が大噴火した。
その影響で、車は見事に灰だらけ。
もう笑うしかないくらいのドカ灰である。
自分の記憶でも、ここまでの灰は30年近く見ていない気がする。
鹿児島に住んでいれば、桜島の灰にはある程度慣れている。
しかし、今回の灰はさすがにきつかった。
車の窓もボディも真っ白。
道路も街も、どこか灰色がかったように見える。
まるで廃墟の街のようだった。
当然、考えることはひとつ。
洗車しなければ。
ところが、みんな考えることは同じである。
洗車場はどこも混雑。
あちこち駆け回ったものの、結局その日は洗車できなかった。
灰まみれの車を見ながら、気分までどんよりしてくる。
それもあったのか、翌朝からどうも調子が悪い。
体も重い。
気持ちも乗らない。
ということで、昨日はさぼることにした。
……と言っても、ちゃんと有休である。
疲れもたまっていたのだろう。
午前中はほとんど寝て過ごした。
何もせずに寝る。
これも大事な回復作業である。
そして午後になって、ようやく動き出した。
目的はもちろん洗車。
ただし、これも簡単ではなかった。
結局、洗車できるまでに 4回チャレンジ することになった。
どこも混んでいる。
灰を落としたい人だらけ。
鹿児島中が同じミッションに向かっているような感じだった。
それでも、なんとか無事に洗車完了。
灰まみれだった車がきれいになると、気分も少し戻ってくる。
やっぱり車がきれいになると、心まで軽くなる。
それにしても、鹿児島はたくましい。
一昨日は、まるで廃墟の街のようだった。
道路も車も建物も、灰に覆われていた。
それなのに、1日経つと少しずつ日常に戻っていく。
みんな洗車し、掃除し、店を開け、仕事に戻る。
文句を言いながらも、ちゃんと復旧していく。
桜島と暮らすというのは、こういうことなのかもしれない。
灰は大変だ。
洗車も面倒だ。
体調も崩れる。
でも、それでも鹿児島は動き出す。
昨日はさぼった。
でも、必要な休みだったと思う。
体も休めた。
車も洗えた。
そして、鹿児島のたくましさも改めて感じた。




