今日は、やっぱりこの話題しかない。
総選挙だ。

まだ最終結果は出そろっていないものの、
今回の選挙は歴史的と言っていい自民党の圧勝になった。

正直に言えば、
自分自身も高市政権を応援してきた一人だ。
ただ、ここまでの結果になるとは思っていなかった。

さらに驚いたのは、
岡田克也、安住淳、小沢一郎といった
いわば「野党の顔」と言われてきた大物たちが
次々と落選したことだ。

これはもう――
高市祭りと言っていいだろう。

 

 

だが、だからといって浮かれてはいけない。
選挙に勝ったことと、
国が良くなることはイコールではない。

現実を見れば、
給与は依然として低いまま。
一方で物価は、容赦なく上がり続けている。

国民の生活は、
まだ「楽になった」とはとても言えない。

だからこそ、ここからが本番だ。

議員の皆さん、
あなたたちには労働基準法はありません。
残業規制も、有給消化も関係ない。

この国のために、
死ぬほど働いてもらいますよ。

勝った瞬間が、
一番気を引き締めるとき。

そうでなければ、
この圧勝はただの一過性の熱狂で終わる。

 

会社の会議で、将来のシステム構成について話していたときのこと。
一人の社員が、いかにも“最近覚えました”という顔でこう言った。

「最近のシステムはAPIを使えば、いろんなシステムと連携できますし、
そこにAIを組み合わせれば鬼に金棒ですよね」

……正直、その瞬間、空気が一段冷えた。

めったに怒らない自分でも、さすがに黙っていられなかった。

APIというのは、開いていて初めて意味を持つものだ。
道路や電気、水道と同じで、
誰でも使える前提があって、初めて“連携”が成立する。

ところが現実はどうか。

 

 

一般的な業務システムで、
セキュリティの壁を越えて
自由にAPIを開放しているケースは、ほとんどない。

むしろ
「外部接続は禁止」
「APIは社内限定」
「そもそも用意されていない」

そんな世界の方が圧倒的に多い。

それをすっ飛ばして
「API × AI =最強」
と語られても、それは理論の話であって、現場の話ではない。

問題は、
こうした話し方がとても正論っぽく聞こえることだ。

言葉だけは新しく、
構成もそれなりに整っていて、
聞いている側がITに詳しくなければ、
「なるほど」と思ってしまう。

でもそれは、
前提条件を全部省略した机上の空論だ。

APIは魔法ではない。
AIも万能ではない。
ましてや、既存システムの制約を無視して
後付けでどうにかなるものでもない。

技術を語るときに一番危険なのは、
分かった気になることだと思う。

分かっていないなら「分からない」と言えばいい。
分からないから調べる。

調べたうえで「ここは無理だ」と判断する。

それができずに、
聞きかじった言葉だけを振り回すと、
会議は一気に宗教じみてくる。

気づけば
「API教」
「AI教」

信じることが提醒になってしまう。

システムは思想ではなく、
制約と現実の積み重ねでできている。

そこを忘れた議論ほど、
危ういものはないと思う。

 

 

 

現在、会社が所有する建物で電気設備の改修工事を行っている。
昨日はその事前工事の日だったのだが、正直なところ
「この会社、本当に大丈夫か?」と思わされる場面がいくつもあった。

まず驚いたのが、肝心かなめのマンホールを事前確認していないこと。
現場に来てから「あれ?開かない…」と右往左往。
専用の治具も準備しておらず、なんとドライバーでこじ開けようとする始末

そのマンホール、30年以上閉められていた代物で、
重さは数百キロはあるであろう重量級。
当然そんな簡単に開くはずもなく、
結局こちらの会社の道具と、自分の知恵と経験で開ける羽目になった。

さらに問題なのが安全対策。
マンホール工事といえば転落事故がつきものなのに、
安全柵すら用意されていない状態で放置

これが、名前を聞けば誰もが知るような大企業の仕事だから怖い。
段取り・安全・想定――
どれか一つ欠けても事故につながる。

改めて、
「有名企業=安心」ではないという現実を突きつけられた一日だった。

 

会社で使っている見積もり作成システム。
5年前、数か月かけてベンダーと一緒に作り上げたものだ。

当時は「これは結構いけてる」と思っていた。
しかし、気づけばあっという間に5年が経過。
もともと Excel 帳票をベースにした仕組みだったこともあり、
今になって見ると、あちこちにほころびが目立つようになってきた。

そして何より、あの頃には AI という存在がなかった

 

 

今の視点で見ると、このシステムは過去の遺物でしかない。

そんな中、改善に向けて打ち合わせを行ったのだが、
正直なところ、あまり良い感触は得られなかった。

結局のところ、
開発者が顧客の想いを理解できなければ、良いものは作れない
それはベンダーだけでなく、自分自身にも言えることだ。

この言葉、肝に銘じておこうと思う。

 

昨日は総選挙の期日前投票へ出かけた。短期決戦の選挙ということもあり、

投票初日から会場は超満員。
エレベーター待ちをしていると、見知らぬ中年女性から「階段で行ったほうがいいですよ。

どうせ降りてこないといけないから」と声をかけられた。

 

 

意味が分からず首をかしげつつ、「余計なお世話」と心の中でつぶやき、エレベーターに乗って4階の投票会場へ。
確かに会場は混雑していて、投票後は階段で下りることになったが、

せいぜい3階までで、彼女の言葉ほどの状況ではなかった。

もし本当に伝えたかったのが
「4階から3階まで階段に列ができていますよ」
という情報だったなら、そう言えばよかったのに。

伝え方ひとつで、親切にも不快にもなるものだと、

妙に考えさせられる期日前投票の一幕だった。