映画と読書とタイガースと

映画と読書とタイガースと

映画を観た感想をなるべくネタバレなしで書いたり、
読んだ小説の感想をこれまたなるべくネタバレなしで書いたり、
阪神タイガースの事(主に観戦日記)を中心に書いてます。

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伊坂幸太郎の『バイバイ、ブラックバード』は、太宰治の「グッド・バイ」から想像を膨らませて創られた。なぜこの作品を書こうと思ったのか、作品に込められた想い、創作秘話などを語ったロングインタビューと、書評家による解説、未完にして絶筆となった「グッド・バイ」を収録。

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ロングインタビューは文庫本にも載ってたね

でも、
書評家による「解説あのバスの行き先」はモヤモヤしてた部分の着地点が見れた気がして良かった

(やっぱりそうなんよね~って内容でした)

未完にして絶筆となった「グッド・バイ」も面白かった

結局、『バイバイ、ブラックバード』を読んだ人には、
必見の内容なんよ

ほんと、「~をより楽しむために」的な内容でしたよ

トニー賞で作品賞ほか5部門にノミネートされ、ブロードウェイを筆頭に世界各国でヒットを記録し続けているミュージカルを映画化。1987年のロサンゼルスを舞台に、音楽で成功することを目指して奮闘する青年と少女の恋と夢の行方が、1980年代のロック・ナンバーに乗せて映し出されていく。

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製作 :2012年 アメリカ
上映時間 :123分
監督 :アダム・シャンクマン
製作総指揮:トビー・エメリッヒ 、リチャード・ブレナー 、マイケル・ディスコ 、サミュエル・J・ブラウン 、ヒラリー・ブトラック・ウィーヴァー 、ジャネット・ビリグ・リッチ 、アダム・シャンクマン 、クリス・ダリエンツォ
原作 :-
脚本 :ジャスティン・セロー 、クリス・ダリエンツォ 、アラン・ローブ
音楽 :アダム・アンダース 、ピアー・アストロム
出演 :ジュリアン・ハフ 、ディエゴ・ボネータ 、ラッセル・ブランド 、ポール・ジアマッティ 、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 、マリン・アッカーマン 、メアリー・J・ブライジ 、アレック・ボールドウィン 、トム・クルーズ 、ブライアン・クランストン

ストーリーは、
1987年のハリウッド。サクセスをつかもうとする若者たちがひしめく大通り、サンセット・ストリップに建つライブハウス。そこで働きながらロック・スターを目指すドリュー(ディエゴ・ボネータ)とシンガーになるのを夢見て田舎から飛び出してきたシェリー(ジュリアン・ハフ)は、次第に心を寄せ合うように。一方、彼らがあこがれている人気バンド「アーセナル」のフロントマンであるステイシー(トム・クルーズ)は、成功に酔いしれ、酒と女におぼれていた。そんなある日、ひょんなことからステイシーとシェリーが関係を持ったとドリューが思い込んでしまい、二人はケンカ別れをしてしまう・・・


トムが(いい意味で)やっちゃってるよ・・・

(主役の2人を完全に食っちゃってます


80年代のロック好きにはたまらない

映画の内容なんてクソ食らえ 流れてくる音楽だけでサイコーな映画です

(そう思えるほど、中身が無い映画でした

そう、めっちゃロックな映画


この映画を観たら、片っ端から80年代のロックを聴きたくなるよー

星野一彦の最後の願いは何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気「上品」──これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた伊坂版「グッド・バイ」。

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著者/訳者名 伊坂幸太郎/著
出版社名 双葉社(ISBN:978-4-575-51565-7)
発行年月 2013年3月
サイズ 361P 15cm
価格 680円(税込)


伊坂の作品を久々に読みました

とーっても伊坂さんらしい作品だった

五股で借金しまくってるのに「いい人」の一彦と
体も態度も大きく、人を傷つけることに何よりの幸せを感じる繭美

この2人のキャラだけでも面白いのに・・・

2人が別れを告げにいく5人の女性も魅力的

(特に1人キャッツアイはワロタ

ストーリーも安定してめっちゃ面白いし・・・

1つのモヤモヤ意外は文句無しです


『「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために』っていう本が出てるので、
この本を読んだらモヤモヤも無くなると思いまーす


しかし、この作品を映像化するなら、
繭美役は絶対にマツコデラックスやな

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

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著者/訳者名 歌野晶午/著
出版社名 文藝春秋(ISBN:978-4-16-773301-8)
発行年月 2007年5月
サイズ 477P 16cm
価格 700円(税込)


いわゆる叙述トリック小説()ってやつです

ラストの種明かしは、辻褄があってる()し、巧いなぁと感心しました

が、"叙述トリックで騙された後の特有の爽快感" が全然ありません

種明かしは辻褄あわせの為の説明のように感じたし、

明かされた事実が気持ち悪すぎ

そんでもって、明かす必要が無い事実だし・・・

(犯人探しとは全然関係ありませーん


読者をミスリードへ誘うやり方もちょっと解せん

(驚かされたというより、引っ掛けられた感があるし、"偶然"が多すぎ


ここまでダラダラ文句ばかり書いてしまいましたが・・・

このトリックを許せるなら、かなり楽しめる作品だと思います

(私は許せなかったけど・・・

話のネタに読むのもいいと思います

(読んだ事ある者同士だったら、いい酒の肴になるでしょう


そして、
ラストまで読むと小洒落た作品名の理由が分かりますよ

アクション・スターのジャッキー・チェンがトレジャーハンターを演じるアドベンチャー。12体から成る清王朝時代の秘宝を捜し求めるトレジャーハンター軍団が、世界各国を巡るうちに陰謀に巻き込まれていく。

ライジングドラゴン

製作 :2012年 香港
上映時間 :124分
監督 :ジャッキー・チェン
製作総指揮:-
原作 :-
脚本 :ジャッキー・チェン 、スタンリー・トン 、エドワード・タン 、フランキー・チェン
音楽 :ネイサン・ワン 、ゲイリー・チェイス
出演 :ジャッキー・チェン 、クォン・サンウ 、ジャン・ランシン 、ヤオ・シントン 、リャオ・ファン 、ローラ・ワイスベッカー 、アラー・サフィ 、オリヴァー・プラット

ストーリーは、
19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されてしまった清王朝時代の秘宝。それは12のパーツから構成されていたが、残る数体の所在が不明となっていた。世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャーハンターJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成してパリ、南太平洋、中国などを飛び回る。しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙。さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る・・・


序盤は正直、まったく面白くなかった

(陳腐なドタバタ劇を見てるみたい

でも、中盤からはジャッキーアクション炸裂

良くも悪くもジャッキーらしい映画でした

(私はめっちゃ楽しめましたよ

ジャッキーだから出来る、いやジャッキーしか出来ない
体を張った "アクション" が見られます

そして、そこに感動が生まれるんです




ほんとは、45歳でアクション映画引退って言ってたジャッキー・・・

小学生の頃からジャッキーが大好きでファンクラブにも入っていた私なので、
アクションのキレが無くなっていくジャッキーを観てるのは辛かった・・・

でも、最後までサービス精神旺盛のジャッキーが観られて良かったです

クリント・イーストウッドが、およそ4年ぶりに主演を務めた感動作。17年間イーストウッドからじかに映画制作を学んだロバート・ロレンツが監督を務め、疎遠だった父娘が仕事を通して絆を取り戻していく様子を描き出す。

人生の特等席

製作 :2012年 アメリカ
上映時間 :101分
監督 :ロバート・ロレンツ
製作総指揮:ティム・ムーア
原作 :-
脚本 :ランディ・ブラウン
音楽 :マルコ・ベルトラミ
出演 :クリント・イーストウッド 、エイミー・アダムス 、ジャスティン・ティンバーレイク 、ジョン・グッドマン 、ロバート・パトリック 、マシュー・リラード 、ジョー・マッシンギル

ストーリーは、
ガス(クリント・イーストウッド)は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった・・・


超が付くほどベタなストーリー

でも、嫌いじゃないです

単純明快でラストは爽やかな気持ちに・・・

たまにこういう映画を観るとホッとしますよね

(ちょっと、リアリティに欠けてはいたけど

作家エドガー・アラン・ポーの最期の日々を大胆な発想で描いたサスペンス・スリラー。ポーの著作を模倣した連続殺人事件が起きたことで、事件解明のために彼自身が捜査に加わり殺人鬼を追い詰めていく。

推理作家ポー最期の5日間

製作 :2012年 アメリカ
上映時間 :110分
監督 :ジェームズ・マクティーグ
製作総指揮:グレン・バスナー 、ヘスス・マルティネス・アセンシオ 、ジェームズ・D・スターン
原作 :-
脚本 :ハンナ・シェイクスピア 、ベン・リヴィングストン
音楽 :ルーカス・ビダル
出演 :ジョン・キューザック 、ルーク・エヴァンス 、アリス・イヴ 、ブレンダン・グリーソン 、ケヴィン・マクナリー 、オリヴァー・ジャクソン=コーエン 、ジミー・ユール 、パム・フェリス 、ブレンダン・コイル 、エイドリアン・ローリンズ 、マイケル・シャノン 、アナ・ソフレノヴィック

ストーリーは、
1849年のボルチモア。ある殺人事件を担当することになった若手刑事エメット・フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、事件が推理作家エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品によく似ていることを察知。貧乏で酒におぼれる生活を送るポーは容疑者とみなされるが、捜査が進められる中、彼の著作をまねるように連続殺人が発生。その後、自らのアリバイが証明されたポーは、事件解明のため捜査に加わるが・・・


無駄にグロい

犯人探しを楽しむ映画かなと思ってたのですが・・・

こりゃ分からん


でも、地味に面白かったよ

(エドガー・アラン・ポーの最期の5日間を描くという発想は大胆だったのにね

話のテンポも良く、充分楽しめましたー




邦題の『推理作家ポー 最期の5日間』をみて
『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』を思い出したのは私だけ

早稲田大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を映画化した青春群像劇。学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、少しずつ校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていくさまを描く。

桐島部活やめるってよ

製作 :2011年 日本
上映時間 :103分
監督 :吉田大八
製作総指揮:-
原作 :朝井リョウ
脚本 :喜安浩平 、吉田大八
音楽 :近藤達郎
出演 :神木隆之介 、橋本愛 、大後寿々花 、東出昌大 、清水くるみ 、山本美月 、松岡茉優 、落合モトキ 、浅香航大 、前野朋哉 、鈴木伸之 、奥村知史 、太賀

ストーリーは、
とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく・・・


最近の青春映画って感じ・・・

いろいろな賞を獲ったのは分かる気がします

邦画の良さが出てる、邦画ならではの映画だと思います

この感じ、「人のセックスを笑うな」以来かなぁ~

こういう撮り方が出来るのが邦画なんよね~

(映画館で、それも場末の映画館(もしくは単館)で観たかった・・・)


青春時代に誰でも経験した事がある切ない経験・・・

それを思い出しちゃう映画なんです


万人の期待に応える感じの映画では無い(と思います)ですが・・・

その時に自分の置かれている立場やシチューエーションが合えば、
最高に共感出来る映画だと思いますよ

今日は会社の同僚と『超・大河原邦男展―レジェンド・オブ・メカデザイン―』に行ってきました[emoji:v-363]

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めっちゃ期待して行ったので、期待外れにならんかったらいいのにと
思ったりもしましたが・・・


そんな不安を吹き飛ばすほど充実した内容でした[emoji:v-363]

(80年代のロボットアニメが好きな人は必見ですよー [emoji:v-354])

ガンダムはもちろんの事、ダグラム、ボトムズ、タイムボカーンシリーズ・・・
いろいろなロボットの原画が見られて、とても充実な時間を過ごせました [emoji:v-343]

(1/1スケールのスコープドッグはまさしく必見です[emoji:v-363])


『超・大河原邦男展 図録』も買っちゃった [emoji:v-411]

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Sさん、
自動車で送迎までしていただき、ありがとうございました [emoji:v-354]

(やっぱり、一緒に話をしながら見れる人と行くと楽しかった[emoji:v-363])


公式ホームページ:http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1303/index.html

ソロ25周年を迎える氷室京介の通算29枚のシングル。
氷室京介×映画界の巨匠三池崇史×世界的プロデューサーRob Cavallo(ロブ・カヴァロ)、奇跡的、ビッグ3がタッグを組んだ、最高ロックチューン!!

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映画「藁の盾 わらのたて」の主題歌です

発売日は5月1日なのですが・・・

実は、iTuneで先行配信されてるって知らんかった

早速ゲットして聴いてみると・・・

めちゃめちゃええやーん

とってもメロディアスな曲に仕上がってます

さすがヒムロック
映画のエンディングに合ってると思います

(原作を読んだけど、特にこの映画に合ってると思うなぁ