HGUC ジムⅢ #1 | ken16wのまるでとばっちり2

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どうあがいてもこんなもんだと思うけど・・・・

 

 

HGUC RGM-86R GMⅢ 改修記事

 

モデルグラフィックス2017年12月号
「祝MG 1/100 ZZガンダムver.Ka発売記念特集」にて掲載されたHGUC GMⅢです。
誌面にて掲載し切れなかった改修記事を補完させていただきます。


使用キットはHGUC RGM-86R ジムⅢ

 



キットはHGUC GMⅡをベースに設計されており
GM系のキットとしては優秀な部類に入ると思われます
が、設定画と比べると少し野暮ったく感じるので延長などの改修工作にて
よりスタイリッシュなプロポーションを目指しました。
イメージは「UCガンダムep4」にてカトキ・ハジメ氏の描いたGMⅢの設定画です。


■頭部
□キットの頭部はアニメ寄りの為、カトキハジメ氏の描いたユニコーンep4の設定画に近づける為
形状の似ているHGUCジム寒冷地仕様の頭部を使用
□後頭部は設定に近づける為ポリパテで形状変更
□耳当てをジムⅢから移植、頭部側面、耳当てを削り込み、フィッティングを兼ねシャープなラインに調整
□アンテナは真鍮線に変更
□バルカンはメタルパーツを使用(グレーに塗装済)

 

 


 

 

 

■胸部
□一体化されているコクピットブロックを切り離し、取り付け位置、取り付け角度を変更
□胸のダクト基部はプラ板で厚みを増しメリハリの利いたラインに調整
□胸のダクトは削り込んで縮小、囲いをプラ板で新造しシャープに
□よだれ掛けは一度センターで切断分割、幅を狭めて再構築
□胸部側面は肉厚内で削り込み幅を狭くフラットなラインに調整
□ウエストは下部をプラ板で2mm延長

 




側面を削りこみ肉厚内でのバランス調整

赤丸で側面の肉厚の違いを確認できると思います。

 

 


■腰
□フロント、リアアーマーはプラ板で大型化、裏側はプラ板でディテールを追加
□サイドアーマーはプラ板で大型化し、2連大型ミサイルランチャーのマウントにはネオジム磁石を使用しウエポンラッチディテールを追加
□股間軸は左右で2mm幅増し、取り付け位置を2mm下、1.5mm前に移動

 

 

 


■腕
□上腕から下はHGリバイブMk-Ⅱの物を使用
□上腕はプラ板で0.5mm延長
□前腕のシールドマウントはネオジム磁石を埋め込みウエポンラッチディテールを追加
□手首は関節軸が目立つので、ディテールアップパーツを使用し軸隠しを兼ねて延長
□肩のミサイルポッド固定用のダボ穴は埋め上面にネオジム磁石を埋め込み、ウエポンラッチディテールを追加
□肩サイドのスラスターはデイテールアップパーツとプラ板を使いベーン状のディテールを新造
□肩内部のチラ見えする部分にはプラ板で内部ディテールを追加
□肩の取り付け軸は可動を優先した為に長すぎて胸部とのスキマが気になるので、一度軸を切り離し1mm短縮し再構築
□拳はHDM(ハイディティールマニュピレーター)のジム寒冷地仕様用を使用

 






肩関節軸の短縮、胸部とのクリアランス調整

 




■脚
□モモはプラ板で3mm延長
□ヒザ間接は干渉部を削り込み、若干鳥足気味になるように可動範囲を拡大
□フクラハギ側面に付くスラスターユニットの裏側は、チラ見えするのでプラ板でディテールを追加
□脚を広げたとき、アンクルアーマーがより自然な角度になるように足首間接の固定角度を調整

 

 




アンクルアーマーがより自然な角度になるように

足首の関節ブロックの取り付け角度を調整

 






□ スリッパはキットのジョイント基部を使用しプラ板でスクラッチ、カトキ風スリッパを再現、複製し左右を揃えて使用

 

 

 

 

各アーマー裏はプラ板で蓋を閉めディテールアップ

 

 


■武装
□シールドは白い帯部の形状を変更しカトキ風に
□ミサイルランチャーx4、シールドなど追加武装は全てネオジム磁石での固定に変更

 

□各部武装取り付け部にはラッチディテールを新造

 




■その他
□マルイチモールドはスピンブレードを使用しディテールを追加し塗り分け
□各部にスジボリの追加、チップディティールを追加

■その他
□マルイチモールドはスピンブレードを使用しディテールを追加し塗り分け
□各部にスジボリの追加、チップディティールを追加


 

■キット素組との比較

 

 

 

 


となります。


次回は完成画像をお見せ出来ると思います
 

でわ!