群馬県の横川にある碓氷峠鉄道文化むらに行ってきましたのでご紹介します

 

横川と聞いてまず思い出すのは「峠の釜めし」ですね

鉄分多めの方であれば「特急あさま」「急勾配」「アプト式」

なんて言葉も思い浮かべるのかもしれません

 

まずは都内から湘南新宿ラインで高崎へ

 

 

高崎からは信越線に乗り換えます

 

もともと信越線は高崎から長野方面まで繋がっていたのですが

長野新幹線の開業に伴い碓氷峠区間は廃止となり

高崎〜横川間 篠ノ井〜長野間 及び直江津〜新潟間を結ぶ路線として

残っております

 

これは211系ですかね

一昔前に首都圏を走っていた中距離電車です

 

 

その前に高崎駅で腹ごしらえ

 

高崎駅にはJR線構内外に3つの駅そばがありますが

個人的にはどれもお勧めです

 

今回はJR線構内の2番線ホームにあるお蕎麦屋さんにしました

 

 

肉そば(460円)

愛想の良いおばちゃんが丁寧に作ってくれます

素朴な味でまいうーでした

 

 

さて30分ほど電車に揺られて横川に到着しました

 

 

かつては長野方面に伸びていた線路も一旦ここでおしまい

 

 

駅舎はいたってシンプル

1時間に1本の電車の発着所になっております

関東の駅百選にも認定されているそうな

 

 

横川といえば おぎのやの峠の釜めしですね

このお店は駅の外からも中からも注文することができ

釜めしの他にお蕎麦も提供しております

 

 

駅から歩いて1分ほどで碓氷峠鉄道文化むらに到着

 

まず出迎えてくれたのが

長野新幹線開業に伴い引退した特急あさま号です

 

 

あさま号は子供の頃によく乗った思い出の特急です

このヘッドマークが好きでよく写真を撮ったものです

 

錆びてしまいましたがこちらも大好きな方向幕

この「L特急」ってのが特別感あっていいんですよね

 

 

かつて上野から横川駅に到着したあさま号は

軽井沢まで碓氷峠の急勾配を通らなければならないため

EF63形電気機関車との協調運転を行っておりました

 

こちらが当時活躍したEF63

碓氷峠専用の補助機関車として開発されたことから

「峠のシェルパ」と呼ばれていたそうな

 

 

性能の良い機関車が開発される前は

「アプト式」と呼ばれる歯車を噛ませて急勾配を上る方式を使っており

実際のレールも展示されていました

 

 

お役立ちの車両記号の一覧表

「クモハ」ってなに

「サロ」となにが違うの

といった質問にも答えられるようにしておきましょう(笑)

 

 

屋外には子供向けのスペースもあります

最近こういうシンプルで夢のある遊具ってあまり見かけませんね

 

 

敷地内には資料館がありそこには壮大なスケールのジオラマが

 

 

さて横川から高崎方面に向かう電車はこの時間帯は1時間に1本であり

滞在時間を1時間にするか2時間にするか60分単位での選択を迫られます

 

この日は早めに戻る必要があったため滞在時間1時間コースで

駆け足で一通り見学しました

 

道路にもいたるところにレールの跡が残っています

 

 

横川駅に戻ってきました

都心よりも気温が低いせいか桜が満開でした

 

 

折り返しの電車が到着

これに乗って高崎まで出ます

 

 

今回は滞在時間短め

峠の釜めしを紹介した割には食べずに帰ってきた弾丸でしたが

ちょっとした小旅行として楽しめました

 

横川駅からは軽井沢行きのJRバスが接続していますので

午前中は横川で鉄道文化むらに寄りお昼は釜めし食べて

午後は軽井沢なんてコースも楽しめますね

 

よかったら行ってみてください