”働くこと”を考える | ken-zrxのブログ

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■どんな社会人になりたいか?

今、働いている人に聞いてみたいことがある。

それは、下記だ。
「今 就職する前に戻ったとしたら、どんなところに就職しますか?」

就職したころとは、業界の盛衰も異なるだろうし、景気の良しあしも異なる。
ただ、仕事や社会を知ったことにより、こんなことをしたかったということを考えられるのではないか。

就職する前は、
「働くということ、仕事・社会の構造が見えず、
どんな社会人になりたいかというイメージは具体的には持っていなかった。」
というのは共有しているのではないか。

■どんな仕事をしたいかを考える時間が減少

それでも就職をして一生懸命働いていると就職した会社がなんとか一人前に育ててくれる。

しかし、今はそうではない。

仕事の専門性がどんどんあがり、どんどん未経験の人は脱落してしまう。

そして、大手であっても業界の盛衰からは逃れられず、つぶれたり、リストラもある。

仕事選び、会社選びは、自分の特性共に将来性を見て行う
「人生最大の投資」
でもある。

しかし、下記の記事を見ると、驚いた。
就活ルール再見直し、6月選考解禁へ 経団連方針
日経新聞 2015年10月26日

会社説明を受ける時期が短くなっている。

大学の授業に影響しないようにとの配慮だ。

これでは、学生が色々な会社と出会う時間が少なすぎるのではないか。
授業も大切だが、社会を知らないまま、十分に考えないまま就職してしまうのではないかと
心配になる。

■就活生、企業どちらが大切?

前回のスケジュールだと、企業は8月から10月までと実質2か月で選考を終えなくてはいけなかった。
これは大手であればあるほど苦しい。
現場の人を動かし、会場を押さえと、大変だったことが予測される。

ただ、今回のスケジュールでは、学生が企業と出会うチャンスが少ない。
実質1ヶ月少ない中で、自分の行きたい会社を見つけることになる。

ある程度行きたいところを絞って置く必要があり、
「少し興味があるから説明会に行ってみよう。」ということが少なくなる。

■どんな対策が必要?

就職する場合、就職活動の準備はやはり早く始めることが重要だと考える。

それは、社会を知ることでも始められる。

海外の場合、ボランティア経験を通じ、様々な年代の人と触れることで、
社会を知っていくことができる。


正直、日本では様々な年代が関わり合うコミュニティが少ない。

多様な考え方や多様な人生を見聞きすることで、
外の世界に興味を持ち、社会に接していく。


就職を考える時に初めて社会について考えるのではなく、
若い時から社会に接することができるコミュニティ作りが求めらるのではないかと感じる。

社会に出ている我々が、そのような場を作って行くことが一つの対策なのではないかと感じた記事でした。