「集客やリピート率の向上に課題があります。また客単価も上げたいんですけど、良い方法が見つからなくて・・・。SNSでの発信方法にも悩んでいます」という相談を<プレミアムプラン>に申し込んでくれた40代前半の美容サロン経営者の方から受けました。

 

富裕層の戦い方

色々と聞いてみて分かったのですが、実家が富裕層で、豊かな生活を送っているご様子。趣味も芸術鑑賞やクラシックとのこと。そんな人が、わざわざSNSに手を出す必要はありません。「庶民と同じ土俵」で勝負することは避けるべきです。

 

「何を書けば良いのか分からない」という状態だったので、一旦SNSは放置することにしました。Googleマップのお店情報だけにして、そこに必要最低限のサロン情報(営業時間や料金プラン、申込みフォーム等)を書いてもらいました。

 

趣味の雑談で申し込み増加!

次にやったのが、自身の趣味について、既存のお客様と雑談することです。どのお客様とも、楽しく会話するのが定番とのことだったので、その中に最近行った展覧会やクラシックコンサートのことを織り交ぜてもらいました。

 

今までは「聞くことをメイン」にしていたのですが、ほんの少しだけ、自分のことも話すように変えてもらいました。すると、想像以上に食い付きが良く、「もっと教えて!」という声を多数頂いたそうです。

 

いつの間にか「美しくて、上質なライフスタイルを送っている人がやっている美容サロン」という評判が広まり、そのタイミングで新規客に対しては客単価を上げ、それでも申し込みが次々と入るようになりました

 

リピート率が上がり客単価が1,5倍に!

この方は「自分の魅力や売り」がどこにあるのかが分かっていませんでした。また、個人的には苦手なのに、みんながやっているからという理由で、SNSを頑張ろうとしていました。私が立てた戦略は、以下のとおりです。

  • 苦手なことは一切やらない
  • 「富裕層のライフスタイル」を庶民に淡々と伝えてあげる
  • 噂が広まった段階で客単価を上げる

これが見事にハマりました。リピート率も上がり、客単価も以前の1,5倍になりました。約半年間かけて、じっくりと何度も話し合いながら、進捗状況を見極めつつ、ブランディングに成功したのです。

 

「あの時、笹野さんに相談していなかったら、きっと今でも迷走していたと思います。やるべきこと、やらなくていいことがハッキリして、迷いがなくなりました。課題も全て解決し、サロン経営も順調です」という感想を頂きました。コンサルタントとして、仕事をしたなというのは、こういう瞬間です。

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