「笹野さんのブログって本音が満載ですよね。読んでいて本当に気持ちいいです」と50代の女性経営者の方に言われました。それはもう「狙って」やっています。日本人の99%は本音を「言ってはいけない」と思い込んでいるからです。
本音を言える人がうらやましい
小さい頃から「思ったことを口に出すのは良くない」とか「みんなと違うと思っても黙っておくように」と教えられている人が多いです。本音では違うことを思っているのに、それを口に出すことが、まるで「犯罪」かのように錯覚している場合もあります。
そんな人がほとんどの中で、誰に気を使うこともなく、自由に意見を言っている人がいれば、自然と注目を浴びます。
人は、自分が心の底ではやりたいことを好き勝手にやっている人のことを、うらやましくて仕方ないと思う生き物だからです。
本音を言い続けてきた43年間
私は子供の頃から本音を言い続けてきました。元々の発想や考え方が「マイノリティ」である場合が多く、みんながそうだと言っていることでも「本当にそうなのか?」とすぐに疑問を持つタイプです。
実際に調べてみたり、より深く考えてみると、大衆の意見と事実が異なっていることもよくあったので、やはり自分の頭で考えることが大事だなと、子供心に思いました。
また、意見を述べることも悪いとは全く思いません。学生時代でも、バイト先でも、社会人になっても「これは違うのでは?」と思うことは、先生や店長や上司にも、忖度なしに意見してきました。それで困ったことは一度もありません。「よく言ってきてくれた」と褒められたことは何度もあります。
そういう体験があるのと、世の中全体を広く見渡した時に「なぜ、みんな同じような綺麗ごとばかり言うのだろう?」という疑問があるので、自分が思ったことを素直に書いているだけです。
本音を言うとポジションが取れる
自分の本音を包み隠して、なかなか言えない人が大半です。ズバッと言うだけで、一気にポジションが取れます。それを分かったうえで、わざとそう振る舞っているのです。これを「戦略」と言います。