実際にあった、西武線沿線の自宅サロンの事例です。
玄関を開けた瞬間に「モワッ」としました。施術をしているという部屋に入ったら更に息苦しさを感じ、換気してないことがすぐに分かりました。
そんな状態で「熱々のブラックコーヒー」を出されました。正直、これはダメだなと思いました。
暑さへの配慮が足りない
そこに住んでいる本人にとっては心地良い環境かもしれませんが、初めてそこを訪れてる人にとっては違うかもしれません。むしろ、その可能性の方が高いでしょう。
定期的に換気したり、「暑くないですか?」とか「エアコンつけるので言ってくださいね」くらいの配慮はするべきです。
飲み物の好みは聞くべき
私はブラックコーヒーが苦手です。苦味に対する耐性がないのか、気持ち悪くなってしまうのです。
自分はいつもその味で飲んでいるからとか、男ならブラックだろうという固定観念があるのかもしれませんが「ミルクと砂糖いれますか?」や「アイスにもできますよ」くらいは聞いてもバチは当たりません。
なぜかマウンティングしてくる
そんな状態で始まったコンサルですが、やたらと勝ち気というか、こちらに対してマウントを取ってこようとします。
聞きかじりの薄っぺらい知識を、これでもかとぶつけてきます。何度も「WEBマーケティングがぁ」と言っていましたが、自分で何を言っているのか、よく分かっていない様子でした。
遂に正直に伝えることに
こちらが何を言っても「でも・・・」と必ず反論します。そのことに本人が気付いていません。「そういうとこやぞ」と思いつつ、家に入った瞬間からのことを含めて、全て正直にお伝えすることにしました。
たいそうビックリしていました。まさか、そんなことを言われるとは思っていなかったのと、マウントを取ろうとする人ほど「打たれ弱い」ということが、よく分かりました。
ついでなので、違和感がある部分を全て箇条書きにして、それを全て改善するようにお伝えして、その日は帰りました。数カ月後、繁盛店になりました。
「いかに、他人に客観的に見てもらうことが大事かということに気付かされました」と涙ながらに言われました。本当は心の優しい、良い人だったのです。