人は、働くために生まれてきたのではありません。楽しむために生まれてきたのです。せっかく授かった命なのに、楽しもうとしないから、苦しいことや嫌なことといった「罰」を受けるのです。
日本人の固定観念
日本人には「人生の大半が仕事を占める」という固定観念を持っている人が多いです。「働かざるもの食うべからず」という古い価値観が根強く、それに縛られています。
古代文明では、労働というのは「罪を犯した人への罰則」でした。「悪いことをした人間には、仕事でもさせておけ」という考え方です。
その他の人はずっと遊んでいました。そこで生まれたのが文学であり、音楽であり、スポーツです。文化というのは全て、遊びから生まれたのです。
仕事中心で楽しめるのは、ごく一部の人だけ
仕事中心の生活で楽しめるのは、仕事が抜群にできる人だけです。仕事ができない人が仕事を中心にした人生を送ると、苦しくなるに決まっています。それならいっそのこと、遊びを中心にすれば良いのです。
全ては、遊ぶため
私はこのことに幼少期に気付きました。父は会社経営者でしたが、よく遊んでいました。年がら年中ゴルフや旅行三昧で、年に一度は家族で海外に行っていました。
それから数十年経ち、自分も同じようなことをやっています。一年365日の大半を遊んで暮らしています。日本全国の美術館に足を運び、落語鑑賞やスポーツ観戦を楽しんだり、居酒屋や地元のスーパーの視察を繰り返しています。
空いた時間は本ばっかり読んで、ブログを書くだけで仕事の依頼がどんどんやってくるという「好循環」ができあがっています。
全ては、遊ぶためです。人生の最大の目的は「楽しむこと」なので、そこに忠実な人生を送っているのです。
言っておきますが、私にとって仕事というのは、順位がかなり下の方です。「23位タイ」くらいでしょうか。それでも人生はなんとかなります。