「なるべく競争の激しくない分野で勝負したいのですが、それはどうやって見つけていけば良いのでしょうか?」と港区在住のアラフォー美人から質問されました。「需要に対応しつつ、細かく変化し続けることですね」と回答しました。

 

実を言うと、私は起業してからの17年間で臨機応変に肩書を変えています。

 

私の肩書の変遷(初期)

<初期:ネット通販コンサルタント>

前職は、表札のネット通販会社にいました。グッドデザイン賞を3回も受賞し、たった6名で年商1億円を超えるようなところだったので、受発注からSEO対策からホームページ制作から納品から発送まで全て学べました。

 

ネット通販をやりたがる人が増え始めた時代だったので、経験を活かせば、楽に仕事になるだろうと思いました。結果、当たりました。通販サイトのコンサルティングだけでなく、ホームページのリニューアルも請け負い、かなりの金額になりました

 

が、これは3年ほどで見切りをつけました。現場の担当者がやる気満々で問い合わせをしてきても、ネットのことをまるで理解していない上司(おじさんorおじいさん)がハンコを押さないので、結局、受注に至らず、ということが何件もありました。嫌気が差し、売上全体の「9割」あった法人向けの仕事を全てやめることにしたのです

 

私の肩書の変遷(第二期)

<第二期:ブログ集客コンサルタント>

アメブロブームが一般人にも普及してきた頃で、猫も杓子もブログをやっていた時代です。私は2008年からやっていたのですが、最初は使い方がよく分からず、調べても情報が出てこず、教えている人もほぼいませんでした。

 

「これ、同じように困っている人が大量にいるぞ」と直感し、自らが解決した手法を教えることにしました。結果、当たりました。全国各地でセミナーを開催し、次々と個別のコンサルティングを希望する人が現れました。

 

私の肩書の変遷(第三期)

<第三期:ビジネスコンサルタント>

ブログコンサルタントを名乗る人が増え、同じように見られるのも嫌なので、距離を置くことにしました。よく考えると、セミナーや個別コンサルの際も、ブログの話はほとんどしておらず、ビジネスの話ばかりしていました。

 

コロナ禍もあり、以前のように自由に移動はできませんでしたが、オンラインに対応したり、客単価を上げたりしたので、この時に「過去最高の月間売上」を更新しました

 

私の肩書の変遷(現在)

<現在:ブランディング戦略コンサルタント>

  • セルフブランディングの具体的な方法とは?
  • 認知度やブランド力を上げるにはどうすればいいのか?
  • 見た目以外のブランディング手法は無いのか?

こういった点に悩んでいる人は多いですが、その需要に答えれる人は少ないと思ったので、そこを重点的に発信しました。結果、当たりました。客単価は更に上がりました。申し込みのペースも以前より上がっています。

 

柔軟に変化することの大切さ

というように、その時々の社会動向や景気変動、需要の移り変わりや自分の性格に合わせて、柔軟に変化してきました。需要は多いのに、供給している人が少ない分野を見つけ出し、躊躇なくそちらに移行する。これが17年も生き残ってきた秘訣です。

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