「笹野さんのブログを読んで以来、すっかりファンになり、こうしてお会いするうちに"熱狂的なファン"になりつつあるのですが、私もそんな存在になれますか?」と人気コンサルタント養成講座を受講中の方から質問されました。

 

相手の思いを「言語化」すると「感動」される

人を惹きつけようと思ったら、相手が心の奥底で無意識に思っていたことを「言語化」してあげることです。そうすると「感動」されます。これをひたすら繰り返せば、勝手に好きになってくれます。

 

この方が私のブログのどこに「反応」したのかを事細かに聞いてみました。それを箇条書きにすると、一つの「法則」が見つかります。

 

その人が反応しやすいフレーズや観点というのがあるのです。心の琴線に触れる部分を、何度も刺激されたから、熱狂的なファンになったのです。

 

心の中のぼんやりした部分を明確にしてあげる

自分が言語化できる部分を刺激されても、そうはなりません。こんなことに悩んでいるとか、ここを直したいと思っている部分が解決しても、そこに驚きはありません。それは単なる「確認」です。

 

自分では気付いていない部分、心の中でぼんやりしていた部分だからこそ、「なんで分かったんですか!」というギャップが生まれるのです。そこを突くのが、プロの仕事です。

 

そのためには、普段から感性を磨いておくことです。ボキャブラリを増やしておくことです。相手をよく観察しておくことです。

 

ファンは作ろうとしてはいけない

但し、一点だけ注意があります。決して、熱狂的なファンを作ろうとは思ってはいけません。それは「逆効果」です。

 

ファンというのは、作ろうと思って作れるものではありません。「結果的にファンになってくれた」という「後づけ」のものです。この順番が大事です。

 

個人のブランディングやファン作りというのは、プロスポーツチームや一般企業・お店とは異なります。本屋さんには参考書がたくさんありますが、それを個人に当てはめても同じような結果にはなりません。やり方が根本的に違うからです。

 

あなたには、あなたに適したブランディング戦略があります。それを見つけ、やり続ければ、プロ野球や人気店の真似をしなくても、十分にブランド価値の向上は可能です。

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