「起業したものの上手くいかないんです」という相談をよく受けますが、そういう人は「とにかく大勢に売りたい」という思いが強すぎます。そう考えるのではなく「まずは10人に売ろう」くらいのスタンスの方が上手くいきます。
10人→20人→40人と増やしていく
いきなり100人や1,000人に買ってもらうのは難しいですが、10人ならなんとかなりそうな気がします。お客様の姿もリアルに想像できるので、そういう人に向けて「だけ」売れば、それで良いのです。
もし10人に売れたら、その10人分の「お客様の声」をブログやホームページに書きます。すると、それを見た別の10人が買いに来ます。この時点で顧客は「2倍」になりました。
増えた10人分の「お客様の声」を追加すると、それを見た別の20人が興味を持ち、そのうちの何割かが実際に買いに来ます。これを延々と繰り返していくのです。
10人に売れる具体的な方法を考えよう
ものすごく地味な作業ですが、個人がやるスモールビジネスというのは、これに尽きます。いかに堅実に、少しずつ顧客の数を増やしていくか。そこを考え抜くと、このやり方しかありません。
ネット上には「起業後1ヶ月で月商100万円超え!」とか派手な文言をよく見かけますが、ああいうコピーの「99%は嘘」です。そう言っておけば引っかかる人がいるので、そう言っているだけです。
大きな目標を立てて挫折するのではなく「まず10人に売るためには?」を徹底的に考えましょう。すると具体的な対策や方法が思い浮かびます。
それをコツコツと実行していけば、本当に売れるようになります。うちのお客様には、このやり方で「お金持ち」になった人がゴロゴロいます。