「マーケティングや集客の本には"ターゲットを絞り込め"と必ず書いてありますが、あれってなかなか難しいですよね?」と的を得た質問を、対人関係のカウンセラーをやっているという方からされました。

 

無理に絞り込もうとするから、難しく感じるのです。3つくらいまで絞り込んで、それを箇条書きにしておけば、そこに「当てはまる人」が反応します。

 

人は、自分に関することにしか興味を示さないので、それだけでも充分に「当事者意識」を持ってくれます。

  • 会社の上司と気が合わない人
  • 夫婦間の争いが絶えない人
  • 親とうまくいってない人

こんな風に書いておけば、誰しも、どこかに当てはまりますが、そこに該当する部分しか見ない人がほとんどなので、「自分のことを言われている」とか「この人は自分のことを分かってくれている」と勝手に勘違いしてくれます。この「特性」を利用しましょう。

 

ビジネスを始めたばかりの人がターゲットを絞り込み過ぎると、ただでさえ少ない顧客が、最終的には「ゼロ」になってしまいます。なので最初は「間口」は広げておき、徐々に絞り込んでいくという考え方をした方が、上手くいきやすいです。

→個別コンサルの料金と詳細